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2010年9月

2010年9月30日 (木)

駿河湾

 静岡市はほとんど知らないといっていいくらいこれまで縁がない。たぶん今回が3回目じゃないだろうか。せっかく来て3日間も滞在するのだから、学会の合間に観光でもしたいところだが右も左もわからない。おまけに今日は朝から雨。昼頃にはいったん上がったみたいだけど、午後からまた本降りに。とても観光という状況ではない。
 海も山も美しい土地柄なのにあいにくの天気だが、かろうじて海だけはちらりと眺めてきた。傘さして眺める駿河湾も乙なものだ、と強がっておこう。山の方は肝心かなめの富士山の姿をまだ拝んでいない。見たら件の青年のように登りたくなってしまうかもしれないので見ない方がいいのかな(笑)。
 静岡鉄道にも久々に乗った。このくらいの地方都市圏で日中6分ヘッドのフリークエントサービスは立派。浜松の遠州鉄道もそうだし、静岡県の私鉄は元気いいな。静鉄はICカード化されていてなんとPiTaPaが使える。なのでICOCAも使える。持ってくればよかった。なのにより近いTOICAが使えないのが不思議。だからSUICAも使えない。

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2010年9月29日 (水)

東静岡

 仙台から次なる学会会場の静岡へ。
 これが今日からはじまる学会会場の静岡グランシップ、ではなくて最寄り駅のJR東静岡駅。なんと立派な。ホーム1面2線の新設中間駅なのだけれど、橋上駅舎に上がるとコンコースの広いこと。南北の出口への通路も広い。写真は南口で、コンベンション施設であるグランシップへの連絡口だから広く作ってあるのだろうと思うところだが、どっこい逆の駅北側に出る通路は動く歩道つきでさらに立派。
 そっち側には何があるのかというと、広大なイベント会場?があって、今はちょうど静岡ホビーフェアというのをやっていた。7/24-3/27というから8ヶ月にもわたる大イベントで、駅前には会場整理の警備員が出て誘導をしていた、なんて駅反対側のことを何で知ってるの?(笑)

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2010年9月28日 (火)

合同支部会

 雨の東北大農学部。今日はこれしか絵がないというか、絵になる景色をさがす気にもならない天気。だけど全然人影がない。これで本当に学会やってるのだろうか(笑)。
 これは日本農芸化学会という大きな学会の東北支部と北海道支部の合同講演会で、4年に1度くらいの頻度で東北、北海道交互に開催される。だから今回は8年ぶりの仙台開催。前回は農学部ではなく、街中の戦災記念館かなんかそんな名前の会場じゃなかったっけ。あのときはたしか、終わった後帰りの新幹線までの時間に駅ビルで一緒に行ったビール好きの学生と松島ビールを飲んだ。今回は地ビール飲んでないけど、松島ビールまだあるのかな。あれから8年か...。

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2010年9月27日 (月)

仙台空港鉄道

 今日は仙台出張。学生時代からしょっちゅう来ている印象があるけれど、考えてみると前回はまだ仙台空港鉄道の開業前だったから4年ぶりだ。
 これまでここへ来るときはほとんどがJR(あるいは国鉄)なのだが、今回は飛行機で来た。仙台空港に着くのは2回目だ。12月の東北新幹線延伸開業前に八戸行き「白鳥」のお名残り乗車というアイデアもあったのだけれど、やはりずっと懸案だった未乗区間消化の魅力には勝てなかった。
 というわけで、3年前に開業した仙台空港アクセス鉄道に乗車。空港の出発ロビーに連絡橋で直結の仙台空港駅から東北本線名取まで途中2駅だから乗ればすぐ。あっけない初乗りだった。でも、2002年5月の国内鉄道全線完乗達成後に開業して3年以上も未乗で気になっていた路線がひとつ片づいたのでとてもめでたい。

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2010年9月26日 (日)

20000アクセス

 このブログを書き始めて約9ヶ月。トータルアクセス数がちょうど20000を超えた。10000アクセスのときは気がつかなかったのでアクセス推移をグラフ化してみたら、5月末くらいだったらしい。それから約4ヶ月。最近は1日のアクセス数が100くらいで落ち着いている。
 こんなしょうもないブログを読みにきてくれる人が毎日こんなにいるとは本当に意外だ。ここは見てお分かりのように、何かの分野に特化したブログではなく、毎日あっちへ飛びこっちへ飛びしながらさまざまな話題を書き綴っているまさに個人的な日記なので、趣味対象あるいは情報収集といった目的で定期的に読みに来る人がいるとは思えない。
 前にも書いたように鉄道ネタや、まれにタレントの名前などが出てきたりすると、そのページのアクセス数がはっきり増加するけれど、それはgoogleなどの検索エンジンで引っかかって訪れる人がいるからで、そうやってたまたま訪れたとしても、内容のなさに呆れてその時限りのアクセスで終わってしまうだろうし。
 まあ、ぼくとしてはその時々で読んでほしい人に読んでもらえればそれでいいので、トータルアクセス数は大して意味はないのだけれど、そうはいっても現実に20000という重みは励みになるのは事実ではある。本当にありがとうございます。

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 今日のランニング。13.6 km/93 min。今月の累計距離 132.4 km。

2010年9月25日 (土)

ありがとう

 朝、居間に下りて行くとちょうど「ゲゲゲの女房」最終回が終わるところだった。
 ずっと視聴率低落傾向にあったNHK朝の連ドラの中ではブレイクといっていいほど健闘したらしい。ぼくはふだんからほとんどテレビを見ない人なのでひとつも見ていないけれど、実際、あちこちで話題になっているのを見聞きすることが多い。放映時間が15分繰り上がったせいか、キャストの松下奈緒と向井理の魅力か、はたまた妖怪アニメ人気か、理由はそれぞれあるだろうけれど、その1つに主題歌の力もあると思う。
 聞くところによると、この主題歌でいきものがかりを知った人がいるという。そりゃ逆だろうと思うけど。でも確かにこの曲はすばらしい。ドラマと関係なく聴いても泣ける。
 いきものがかりいいよね。ぼくの常々思う女性の3つの魅力をすべて兼ね備える吉岡聖恵は無敵だし、その両側でギター弾いている2人とてただ者ではない。この曲はその1人水野良樹の作詞作曲。まさに才能を感じさせる。
 肩を並べて歩み去ってゆく2人にかぶさるように流れるラストシーンのメロディ。

 いつまでも ただ いつまでも
 あなたと笑ってたいから
 信じたこの道を 確かめていくように
 今 ゆっくりと 歩いていこう


 今日のランニング。10.2 km/70 min。今月の累計距離 118.8 km。寒い。今日はもう上下長袖長裾(ていうのかな)。

2010年9月24日 (金)

新青森の位置

 JR東日本北海道から12月ダイヤ改正の概要が発表になった。
 東北新幹線新青森延伸開業関連の接続特急のダイヤが明らかになったので、9/10に予測した札幌~東京間の最小到達時分を修正してみた。
 上りが「スーパー北斗2号」~「スーパー白鳥26号」~「はやて26号」で、札幌700発東京1608着の9時間8分。下りが「はやて11号」~「スーパー白鳥11号」~「スーパー北斗9号」で、東京628発札幌1544着の9時間16分となった。
 前回の予測より上りが37分、下りが16分遅くなっているが、これは前回は新青森=青森と仮定しての時間だったので、実際には奥羽本線上にある新青森駅から函館方面に向かうには一旦青森駅にはいって方向転換しなければならないので、その分余分に時間がかかることによっている。やはり新青森の位置はこと北海道連絡にだけ関してみればかえって中途半端なことがわかる。
 それはともかく、奥羽本線弘前方面の連絡も様変わり。特急は秋田行きの「津軽」4往復だけになってしまう。これまでは八戸~弘前間に5.5往復走っていたのが減便されたのは、新青森~弘前間は特急利用する距離ではないとの判断だろう。実際、この区間の普通列車は増発されている。それにともなって、青森~秋田間の「かもしか」3往復は廃止となった。発表記事には書かれていないが、おそらく1往復だけあった青森~新潟間の「いなほ」もなくなるっぽいから、結局形式的には現行の八戸発「津軽」を全廃して「かもしか」・「いなほ」を「津軽」に改称というのが正しいのだろう。
 いずれにしても新青森は中途半端な位置だ。まあいつの日にか新函館まで伸びたとしてもまた中途半端なのには変わりはないのだけれど。

2010年9月23日 (木)

「小暮写眞館」

★★★★★。
 これ、ラブストーリーだったんだ。それも飛びきりの。枝葉が多くて全体がふくらんでいるから見通しがよくないけれど、枝葉を刈りこんでしまえばシンプルな話だ。読み終えてふと帯を見たら、ちゃんと書いてあった。「もう会えないなんて言うなよ」って。
 大船駅のラストシーンが美しすぎる。今どきインスタントカメラかよ。現像しなくていいよ、だと? ふざけんじゃないよまったく。全然似合わないよ。甘ったるくて見ちゃいられないよ。ほら、目から汗が...。
 700頁を越える長編。全体が4話に分かれてはいるものの、主人公の高校生花菱英一の家族と交友関係が中心のひとつながりの長いストーリーになっている。いろいろな事件、出来事が次々に起こるが、錯綜していないので混乱することもなくスラスラ読めてしまう。もともと読みやすい文章を書くことにおいては天下一品の著者だし、豊かな表現力のせいで主要登場人物のキャラが立っていてわかりやすいのだ。
 宮部みゆきの文章については、何度も繰り返し書いたので今さら付け足すこともないが、ほんとうに感心してしまう。この人の頭の引き出しはどうなっているのだろう。たとえば、「笑う」という引き出しにはゆうに100個くらいの表現が詰まっていて、そのつど最適なのを引っ張り出してきてはピタリとはめるから、読み手にはその笑い方ひとつで、作中人物がどんな人でどう感じているかが目の前に見るように浮かんでくる。つい親近感を覚える。そして作品世界に惹きこまれる。そうなったらすでにもうお釈迦様の掌の上だ。
 これはこれでハッピーエンドなんだろうな。諸々のことはほぼ片づいてしまったし。ラブストーリーとしてはどうなのかという気もちらっとはするけれど、常識的にいえば妥当な結末だろう。この作者は読み手を裏切ったり放り出したりするような邪悪な結末が書ける人ではない。人が困っていたり、不幸だったりするのを黙って見ていられない人なんだろう。だから安心して読める。人にも薦められる。でも、やっぱりちょっとかなしい。もう会えないなんて。

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 今日のランニング。17.3 km/117 min。今月の累計距離 108.6 km。

2010年9月22日 (水)

十五夜

 月見した?
 「月見れば千々にものこそかなしけれわが身ひとつの秋にはあらねど」。大江千里でなくても、秋の月夜は人に物を思わせる。今夜は1年に1度しかない中秋の名月。おまけに今日は近くにある木星が衝、さらにそのすぐ横の天王星も衝という三重天体ショーなのだ。これを見逃すわけにはいかない。
 夜、走りに出るときは、東天に満月間近の月と木星がきれいに見えたのに、帰宅してから写真撮ろうと思ったらくもって見えない。今日は学校にデジカメもっていってたから撮れたのに残念。幸運の女神には後ろ髪がないとはよく言ったものだ。
 と今までならあきらめてしまうところだが、今のぼくは「投げ出さない」モードなので、しばらく雲行きを眺めていたら、ちゃんと晴れ間があらわれて、きれいに中秋の名月と木星が見られた。ほらね、あきらめない者にこそ幸運の女神も微笑むのだ。
 さすがにコンデジでの手持ち同時撮影はつらいものがあるが、よく見ると月の左側に木星がちゃんと写っている。ならばぼくの大好きな天王星も同視野にあるはずだよな、と天体観測用の双眼鏡を持ち出したら、すでにすべて雲の陰だった。

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 今日のランニング。5.0 km/28 min。今月の累計距離 91.3 km。昨日より1'50"も速い。「それが大事」効果だな(笑)。

2010年9月21日 (火)

それが大事

 負けない事
 投げ出さない事
 逃げ出さない事
 信じ抜く事
 駄目になりそうな時
 それが一番大事

 そうか、投げ出さないと逃げ出さないは1字違いなのか、なんてことはどうでもいいので、しかしこのリフレインの強力なこと。初めて聴いた曲なのに、この部分だけは一発でおぼえてしまって、ずっと頭の中でわんわん鳴っている。
 ぼくの愛読ブログのひとつであるogamanさんの「Road to SAROMAN BLUE」で教わった曲。もう20年も昔の曲らしいけど初めて知った。マラソンより長いレースを走るときに一番大事なのは、絶対にあきらめないこと。もうダメだとちらっとでも思ったらとたんに走れなくなる。まだ大丈夫大丈夫といかに自分で自分をだますかがカギだ。なのでこういう単純な繰り返しフレーズが疲れた脳には有効だと思う。
 もう少し早くどこかで出会っていればなあ。でもまだ間に合う。来年はこれで走り抜こう。


 今日のランニング。5.0 km/30 min。今月の累計距離 86.3 km

2010年9月20日 (月)

「遊戯」

★★★★☆。
 前にも何度か書いたけど、藤原伊織はぼくにとって特別の作家だった。「テロリストのパラソル」の衝撃以来、「ひまわりの祝祭」、「てのひらの闇」と続く一匹狼たちの系譜に心揺さぶられ、人生を鼓舞された。人が生きるということはどういうことか、生きる価値とは何なのか、を強烈に問いかけてくる。命よりも大切なもの、守らねばならないものがあり、そのためにこそ人は生きる価値がある。人を魅入らせる恐ろしい思想かもしれない。
 その彼の早すぎる死からもう3年になる。もうこれで藤原伊織は読めなくなるのか、本当に泣きたい気がした。遺された作品はあまりにも少ないけれど、どれもが傑作といっていいものだった。東野圭吾や真保裕一ほどとは言わないけれど、もう少し書いてほしかった。
 この本はその遺作集。これと、遺作となった長編「名残り火 てのひらの闇II」が死後に刊行された。「名残り火」ももちろん手元にあるが、もったいなくて今だに読めないでいる。
 表題作の「遊戯」は絶筆となった連作短編集で、5編まで書かれて未完のまま中断している。本間とみのり、2人の主人公の造型がきわだっていて魅力ある。周りを固める脇役陣も相変わらずうまい。ストーリーは不審な自転車男が出没したりしてミステリー仕立てになっているが、いかんせん中絶しているので謎が残されたままだ。でも帯にあるような最大の謎というわけでもない。章立ての一つ一つができのいい短篇になっているので、もう少し続きを読みたいとは思うけれどこれはこれでいいのかもしれない。未完でも十分楽しめる。

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 今日のランニング。8.3 km/57 min。今月の累計距離 81.3 km。雨が降り出してずぶ濡れ。

2010年9月19日 (日)

諦める理由などない

 いや、もちろん諦めてなどいないけど、WE BELIEVE ! のかけ声が空しくなるような完敗だったな、今日は。
 オリックス先発の金子千尋の前にチャンスらしいチャンスもなく3塁さえ踏めずにゼロ行進。金子が交代した後も後続に結局完封されて4-0の敗戦。ファイターズ投手陣も2番手以降はオリックス打線を封じていたのだけれど、久々に先発したケッペルの出来が悪く、ハーラーダービートップをゆく金子相手に序盤の4点は大きすぎた。唯一大きな拍手が起こったのが、代打に出て三振した後レフトの守備にはいった中田がライン寄りの浅いフライを一回転して捕ったファインプレー。中田も守備で喝采されるようではしようがないよ。
 今シーズンは機を逃しているうちにずるずると終盤に来てしまって、札幌ドームに足を運ぶのは初めてだった。昨日のダルビッシュの完封試合で同率3位に浮上して、応援席も力がはいり満員御礼だったのに、それを無にするこの敗戦。これで、ぼくの札幌ドーム観戦試合は3連敗となった。え、おまえはもう行くなってか(笑)。

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2010年9月18日 (土)

テキストサーファーゲル

 久しぶりに東急ハンズへ行ってきた。札幌のハンズはちょっと微妙な位置にあってふだんなかなか行きにくいのが難点。
 取り合えずはいく自転車コーナーにちゃんとGlimmis反射板が各種あったり、knogのLEDライトがあったりして感激。これならわざわざ東京出張のついでに自転車屋めぐりする必要がない。
 今日の目的はそれではなく、ふだん使いのバッグを2種調達。こういうものはいろいろありすぎて迷っていたらきりがないので、えいっと買ってきた。ついでにスーツケースも新調したいところだったけれど、こちらは急がないのでとりあえずパス。90分の無料駐車券分の時間がまだあまったので5階へ。
 文房具コーナーはいつみてもどこでみてもおもしろく時間を忘れる。蛍光ペンの棚の片隅にステッドラーのテキストサーファーゲルを発見したのは収穫だった。これを知ったのはもう1年近い前のケータイwatch本日の一品のコーナー。それから一度使ってみたいものだと思っていたが、当時は入手難でなかなか手に入れられなかった。ほとんど忘れた頃に初めて発見。すかさずイエロー、ピンク、オレンジの3色を買ってきた。
 というわけで今さらという話題ではあるけれど、これなかなか斬新でおもしろい。塗るとふつうの蛍光ペンのようなマーキングになるのだけれど、触感はまさにクレヨンのような感じ。先が丸いので細かい部分には向かないが、材質のせいで滲みたり裏写りしたりせず、キャップし忘れても乾燥に強い。なるほどね。
 上記の記事には「今まで20人近くの知人にデモして、女友達には即プレゼントしたが、評判は常に超最高だった。」とか、そうかそういう利用法もあるのか(笑)。

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 今日のランニング。14.7 km/102 min。今月の累計距離 73.0 km。

2010年9月17日 (金)

マーラー交響曲第3番

 この曲ひょっとして初めて聴いたのだろうか。記憶にない。全6楽章100分という大曲。編成がまたすごい。フルート、オーボエ、ファゴット各4本、クラリネット5本、ホルン10本、ティンパニも2組あった。
 確かに、休憩なしで通しの100分は長い。キタラの客席でも尻が痛くなる。が、すごい曲だった。演奏がすごいのか曲がすごいのか、おそらくその両方だろう。まさに時の経つのを忘れて聴き入った。マーラー恐るべし。長大な第1楽章の迫力、これだけで一曲聴いた気になる。思わず拍手しそうに。第3楽章の遠くで鳴っているトランペットの美しいこと。こういう演出は他にもあるけれど、非常に効果的だ。そして声楽のはいる第4,5楽章をはさんでの終楽章。おだやかなコラールのような調べから終結部の圧倒的な盛り上がり。
 マーラーはひと頃よく聴いていた時期があって、あらためてCDの抽斗を見てみたら、やはり3番はなく、1,2,5,6,9番と大地があった。いずれも最近とんとごぶさたしている。ぼくの好みとしてはマーラーよりブルックナーかなという感じなんだけど、こういうすごい曲を聴いてしまうとまた考えを改めねば。今年は生誕150年、来年は没後100年とマーラーイヤーが続くのだそうで、このあと3月の定期で7番がかかる。楽しみだ。

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2010年9月16日 (木)

記念日

 今日は何の日~毎日が記念日~より。
○オゾン層保護のための国際デー(1987年モントリオール議定書が採択された日)。
○競馬の日(1954年日本中央競馬会が発足した日)。
○ハイビジョンの日(画面比率が9:16だから)。
○マッチの日(1948年に自由販売制になった日)。
 9:16でハイビジョンの日ねぇ、今ひとつマイナーな日ばかりだな。しかし中央競馬会発足の1954年て...。それにしてももうひとつ大事な日を忘れてやしないかい?
 そう、「トルコライスの日」。
 いやあ知らなかった(でしょ)。念願かなって本場のを一昨日食べてきたばかり。なんでも1890年9月16日の和歌山県沖でのトルコ(当時はオスマン帝国)軍艦の遭難「エルトゥールル号事件」にちなんで今年から制定されたんだそうだ。それがなんでトルコライスなんだというのはともかく、これからは誕生日をきかれたらトルコライスの日ですと言うことにしよう(笑)。
 ともあれ今年もいろいろな人に祝っていただきました。思いがけないサプライズも。ありがとうございました、ほんと(ペコ)。

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2010年9月15日 (水)

嵐ジェット

 長崎の帰りに福岡空港で見かけた東京行きJAL328便。たまたま同時刻出発だったので、ひとつおいて隣のゲートの機内からのショット。「お客さま、デジタルカメラは離着陸時にはご使用になれません」と客室乗務員に注意されてまで撮るほどのものかという気はするが。おまけに家人にいわせると肝心のところが翼にかくれているのだそうだ。そういわれてもぼくには誰が誰やら区別がつかないんだけど。
 飛行機は路線、機材、ダイヤなどを時刻表上で眺める分には結構面白いのだが、いかんせんぼくは何度乗っても恐いので、なかなか乗って楽しむ趣味対象にはなりにくい。だから鉄道は国内全線乗ったけれど航空路線は全然で、国内に100近くある空港のうち乗り降りしたのはたったの20港しかない。
 というわけで、ラッピングジェットもポケモンに昔乗ったことがあるくらいで、こうして偶然眺めるくらい。看板に偽りありで、検索エンジンで引っかかって読みに来た人がいたらごめんなさい(笑)。

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2010年9月14日 (火)

スマートカード

 長崎へ来たら、まあ普通は電車に乗るよね。というわけで今回もスマートカードを買ってタッチで乗ってきた。
 スマートカードは、長崎県内のバスで便利に使えるのに、前回平戸に行ったときに買い損なって残念な思いをしていたもの。今回やっと入手した。長崎電軌で使用できるようになったのは今年の3月からというのがちょっと意外だった。長崎駅前だと、道路をはさんだ向かいのバスターミナルの窓口で買える。無記名で3000円の一種類のみ。
 実は長崎スマートカードにはおさいふケータイで使えるモバイルアプリというのもあって、どうせならそっちを試してみたかったのだけれど、事前準備不足で今回はパス。アプリをダウンロードしてから携帯を窓口へもっていって最終設定するしくみらしいので、次回試してみたい。って何年後だろうか(笑)。
 写真は単線区間終点の石橋で折り返しの蛍茶屋行き。今回は鉄分のあまりない旅だけれど、石橋からはグラバースカイロード(斜行エレベータ)に初乗りしてきた。途中階で降りられるところがまさにエレベータそのものでおもしろい、という話はまたいつか。

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2010年9月13日 (月)

長崎再訪

 7年ぶり7度目?の長崎。「白いかもめ」も年取ったなあ。最初に乗ったときは感動したという話は以前の日記に書いた(03/5/17)。でも長崎の魅力は変わらない。ぼくの大好きな街のひとつ。前回は博多から日帰りで、長崎駅から延々とバスを乗り継いで外海の教会へ行ったのだった。あれから7年もたつのか。
 7年ぶりの印象その1。タクシーの運ちゃんが愛想悪い。九州男児は余計なことはしゃべらないものなのか。
 その2。江山楼の特上チャンポンは有名らしいが、炒飯も結構いける。
 その3。木星はどこでも見てもすばらしくきれい。

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2010年9月12日 (日)

世界柔道2010

 柔道世界選手権。なんとなく不完全燃焼のままもう明日で終わり。連日の日本人選手の活躍は立派で、その点はまったく問題ないんだけど、問題なのはテレビ中継だ。なんで日本でやっている大会なのにLIVE中継じゃないんだろう。ゴールデンタイムの時間枠に収めるためにか、今日の福見の準決勝だってVTRでしかも延長からしか見せてもらえない。しかもこっちはネットで結果を知って見ているんだから白けることおびただしい。バレーボールの疑似LIVEも腹立たしいけど、これだって同罪だ。選手のプロフィール流すくらいなら試合見せろよといいたい。
 だけど今日の女子48Kg級と52Kg級の決勝はいずれも日本人対決で壮絶だったな。特に、延長で旗判定になった中村と西田の一戦はすごかった。2-1で中村かなと思ったので3-0で西田の判定はちょっと意外。でも、どっちが勝ってもおかしくない試合ではあった。国際試合よりも国内で代表の座を勝ち取る方が大変といわれるけれど、前回王者の福見も中村も敗れるというこの層の厚さ。オリンピックの代表枠は1人だから大変なことだ。
 ここまで体重別の7階級が終わって日本の金メダルは男子3女子5。女子の活躍は予想通りだけど、男子も頑張ってると思う。けど、男子はぼくとしては篠原監督の扇子に一本をあげたいな。扇子ってああ使うものなんだと感心(笑)。
 今日のランニング。10.7 km/71 min。今月の累計距離 58.3 km。

2010年9月11日 (土)

「セカンド・ウィンド1」

★★★★☆。
 お待たせしました(誰も待ってないっ)。でも、「サクリファイス」を読んだからにはここへ来るのは必然。似ている。おかしくなるくらい似ている。自転車小説ってみんなこうなのだろうか。もちろんストーリーもシチュエーションもまるで違うのだけれど。主人公の溝口洋が白石誓の若い頃といわれても全然違和感がない。
 青春まっただ中。しかも中学生。これだけでおじさんとしてはちょっと引いてしまうのだが、読み始めたら一気呵成。爽やか、夏空の雲のよう。ニコニコわくわくして読んでしまった。小説として深みがなく起伏には乏しいし、また善人だらけでハラハラする場面も皆無。多恵とのからみも、もうちょっと何とかしろよとか思うけど、あれはあれでいいのだ。そして、女教師山田、ちゃんとした名前ないんかい。いやあ会ってみたい。ぼくのタイプに違いない(笑)。重たくて悲しいばかりが小説じゃない。たまにはこんなのを読んでスカッとしたいよな。無性に自転車に乗り、あるいは駆け出したくなる。
 人によっては何これ、どこが★4個なのってものかもしれない。だけど、なんでこれが★5個じゃないの?と思った人がいるとしたら、これはその人のための小説だと思う。ぼくが中学生なら文句なく満点をつける。すべての中学生、あるいは中学生の心をもった大人たちにおすすめの一冊。
 肝心のレース直前で終わってしまって次へ続くとなっているけれど、これはこれでいいのだろう。結果がどうこうという小説ではないのだから。続編は高校生編ということなのでそれはそれで別の物なのだろう。そっちの評価はまた読んでから。

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 今日のランニング。10.5 km/71 min。今月の累計距離 47.6 km。

2010年9月10日 (金)

「はやて」延伸ダイヤ

 東北新幹線の八戸~新青森間の特別試乗会が11月20、21日にあって5000人の参加者を9月9日から10月8日まで募集するとのニュース。どのくらいの倍率になるのだろう。今年はあと有給休暇は何日あったかな、なあんて12月になればいくらでも乗れるのだから2週間早く乗るためにわざわざ行く気はしないけど。でもこういうニュースをみると、いよいよ開業間近なんだなと少しそわそわしてしまう。
 おりしも、12月4日から開業の「はやて」のダイヤがJR東日本から発表になった(PDF)。当面は、現行の「はやて」を単純に八戸~新青森間延長するだけで、八戸以南のダイヤはいじってないようだ。来春の「はやぶさ」運転開始のときに全体の改正をするのだろう。
 東北新幹線が延伸するたびに札幌~東京間の所要時間は短縮する。こんどはどのくらい縮まったかなと計算してみた。現在の最速乗継ぎパターンは、上りが「スーパー北斗10号」~「スーパー白鳥26号」~「はやて26号」で、札幌1037発東京2008着の9時間31分。下りが「はやて3号」~「白鳥3号」~「スーパー北斗13号」で、東京736発札幌1729着の9時間53分。どちらも10時間は切っている。これが12月4日にどうなるか。まだ新青森~函館間の接続列車のダイヤが発表になっていないので、現行ダイヤで新青森と青森を同一とみなすと、上りが「スーパー北斗10号」~「スーパー白鳥26号」~「はやて32号」で、札幌1037発東京1908着の8時間31分。下りが「はやて29号」~「スーパー白鳥19号」~「スーパー北斗21号」で、東京1356発札幌2256着の9時間となった。
 単純に計算しても、新幹線延伸効果は上下とも約1時間となるのがわかる。どちらも上りより下りが遅いのは、JR北海道のダイヤ構成が札幌中心であり、函館での接続の最適化がほとんど考慮されていないことによる。1時間くらい短縮されたからといって、札幌方面から函館乗り継ぎで青森以南へ出かける客が劇的に増えるとも思えないので、来春以降も函館での接続良化はまあそれほど望めないだろう。しかし片道8時間半となると、往復17時間だから形式的には日帰りが視野に入ってくる。ひょっとしたら「はやぶさ」が走り出すときには実現するかも。そしたらきっと実行する酔興人が出てくるに違いない(笑)。
 今日のランニング。5.0 km/31 min。今月の累計距離 37.1 km。

2010年9月 9日 (木)

有言実行

 思い立ったが吉日。というわけで夕方日が落ちてからパパっと着替えて走りに出た。メンストを北上。いやあ何年ぶりだろうか。懐かしい。走っている人がずいぶん多い。仲間だ。なんだかうれしくなる。
 こんな時間に走ることは久しくないのでペースがわからずむやみに速くなる。入りがキロ5分40秒。今のぼくには速すぎるよ。たちまち息が切れる。6分くらいに落とすとペースが落ち着いた。18条に出て遊歩道にはいると路面が足にやさしいウッドチップに変わる。創成研究機構を周って新川通りを左折、下手稲通り交差点を赤信号に変わる寸前にかわして石山通りへ。草がかぶって狭い歩道、舗装の荒れた路面、昔とちっとも変らない。しかも自転車が向かってくるので気を抜けない。でもめっちゃ楽しい。あっという間に一周5キロが終わってしまった。
 ここ数日ぐっと涼しくなったので30分くらいなら汗かかないつもりだったけど、さすがに走ると暑く、汗だくになった。と同時にアドレナリンがどっと出て、テンションが上がる。よーしこれから実験だ、とやる気になるが、さすがにそうもいかないのがもったいないような。そう、朝走ればいいんだよね、というのはわかっている。
 5キロくらい走ったってどうなのかという気もしたけれど、走ってみるとふだんよりペースが速いせいもあって、結構な運動強度になった。千里の道も一歩から。これを地道に続ければ効果あるかもな。これで来年の北海道マラソンリベンジはいただきだ、なんて能天気な気になったり。
 というわけで、夕暮れ頃に洞爺湖マラソンTシャツを着てポコポコ走っているオヤジは私です。気がついても見て見ないふりしてください。声援は気持ちだけでお願いします(笑)。

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 今日のランニング。5.0 km/29 min。今月の累計距離 32.1 km。

2010年9月 8日 (水)

両面非球面レンズ

 運転免許証書き替えが近いのを機会に、6年振りに作り変えたメガネができあがったので受け取りに行く。遠近両用をかけ始めて10年たつ。今回が2度目の更新。前回よりも老眼が2段階進んでいるとのこと。近視も若干進んでいるそうで、確かに近くも遠くも多少見えにくい気はしていた。だけど近眼と老眼が同時に進むというのも不思議な気が。
 今回のレンズは両面非球面タイプで、レンズが薄いのに左右のゆがみが大幅に軽減されているのだとか。普通に考えても正面を見るときと左右を見るときのレンズ面の光が透過する厚みは変わるはずだから、ゆがみがでる理屈だ。このレンズはたぶん外周部が薄くなっているのだろう。たしか6年前にはこんなのはなかったと思う。天体望遠鏡やカメラのレンズでは普通だけど、メガネもそういう時代なんだ。
 レンズも見え方も一新したけれど、これを機会にフレームも新調するほどの洒落っ気もファッションセンスもないので、見かけはそのままだ。だけど、老眼が2段階進んだということは、ボケも2段階進行したのだろうな。メガネで視力はごまかせても、頭にかけるメガネはない。困ったものだ。

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2010年9月 7日 (火)

初心

 いつもより少し遅い時間に職場から退出。外に出るなり、さ、寒っ、というのは大げさにしても、昨日までとはうって変わって半袖には涼しすぎるくらいの風が吹き抜けている。20時の気温は18.5℃。昨日より7度も低い。現金なもので、いつまで夏なんだと毒づいていたのはすっかり忘れ、もう秋だなあとしみじみ思う。
 気温はともかく、日の短さは例年と変わらないので、もう外はとっぷり日が暮れている。農場の横の石山通りを自転車を漕いでいくと、ランニングしている学生?と頻繁にすれ違う。もう少し早い時間帯だと列をなして運動部の連中が走っているが、この時間は、1人、2人と走ってくるから個人個人で走ってるんだろう。
 ぼくも20年くらい前はよく日が暮れてからここを走ったものだ。クラ館前をスタートしてメンストを北上し、18条を左折して、その頃はエルムトンネルはなかったので、道工試、札工高をまわって石山通りを南下し、テニスコート横からもどるとたしか約4.7キロほどだったと思う。中央ローン周りを加えると5キロと少し。今思えば信じられないけど、当時は25分そこそこで走っていた。懐かしい。また、走りたいなと思った。
 今シーズンのレースは洞爺湖こそ完走したものの、千歳はDNS、北海道はDNFに終わって1勝2敗と負け越してしまった。4月の雪解けのシーズン入りからの体重(左、kg)と体脂肪率(右、%)をグラフ化してみたら(横軸は3/31からの日数)、5月末の60日目くらいから減りはじめたのに、7月末の120日目からリバウンドして160日目の今日にはほとんど元に戻ってしまっている。まさに、「走った距離は裏切らない」ならぬ、「走らなかった距離は裏切らない」だ。こんなでマラソン走ろうなんて、まったくヘソが茶を沸かすよな。
 初心に帰って、あの周回コースまた走ろうかな。着替えても30分ちょっとあれば1周走れるんだし。と言ってみる(笑)。

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2010年9月 6日 (月)

秋刀魚

 食卓にサンマが載った。今年の初物だ。ちょっと小ぶりで脂の乗りも今ひとつだが、ありがたくいただく。これを食べないと夏が終わらない。
 好きな食べ物は、というような他愛ない質問をされることがある。パスワードを忘れたときの質問、みたいなやつとか。思いつくままに「ビール」と答える。ビールは食べ物かい、などとコンピュータは突っ込まないから大丈夫。
 好きなものはいろいろあるけれど、いろいろあるからかその中の一つをパッとすぐには思いつかないものだ。でも今なら即答できる。サンマ、それも旬のサンマの塩焼き。刺身でも蒲焼でもなく脂の乗った丸まんまの塩焼き。ぼくのサンマ好きは家族には知れ渡っているけれど、それ以外にはあまり話題にしたことがないので、「へえ~」度はかなり高いかも。
 例年、8月にはいるとそわそわしだす。サンマのとれる道東の港町に住む義父母がその年のはしりのサンマを産地直送してくれるからだ。その初物のサンマの塩焼きたるやまさに絶品。これが長年わが家の夏の終わりの風物詩だ。
 そのサンマが今年は記録的な不漁だというではないか。猛暑の高水温のせいとか疑われているそうだ。暑いのはがまんする。がまんするけど、おいしいサンマが食べられないのは困る。とても困るなあ。
 さんまといえば、「秋刀魚の歌」。ひとりさんまを食ひて思ひにふけったのは佐藤春夫。2週間ほど前に新宿駅で酔っ払いにぶつかられて線路に転落して電車に挟まれて亡くなった男性が、星槎大学学長の佐藤方哉さんで、春夫と谷崎潤一郎から譲られた妻千代の間の長男というから驚いたものだった。合掌。

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2010年9月 5日 (日)

「雷桜」

★★★☆☆。
 岡田将生って誰だ。蒼井優はさすがに知ってるけど、ってほど知らないか、まあ。でもこの写真みるととても斉道と遊には見えんなあ。殿様というよりは商家の番頭にしか見えないんだけど大丈夫なのか。
 どんな映画になろうとも、もとより原作の価値には関係がない。これがまた悲しい物語なんだよな。なんでこんなものばかり読まされるのだろうか。もちろん好きで読んでいるのだけれど、考えてしまう。
 遊の物語と斉道の物語。まったく別個の話が助次郎を仲立ちとしてつながり、そうすればあとは一瀉千里でこういう結末になるのは目に見えている。また出てくるのがほとんど善人ばかりだし、唯一の斬り合いの場面もまったく緊迫感には乏しい。起伏に富んだストーリーのわりには全編ぬるま湯の中のよう、と悪口をいうこともできよう。
 「忘れることなどできぬ、忘れることなど……」。馬鹿かほんとに。そりゃ時代や身分もあるだろうさ。でも、どうせなら心温まる結末が読みたいよ、所詮おとぎ話なのだから。

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 今日のランニング。11.7 km/77 min。今月の累計距離 27.1 km。

2010年9月 4日 (土)

祈り

 見果てぬ夢が遠ざかってゆく。でも人生はこんなにも美しくやすらぎに満ちているんだよ。また歩き出せばいいさ。そうやさしく語りかけるかのように流れるピアノの調べ。ここにあるのはまぎれもなく祈りの音楽だ。「皇帝」の名を冠されたこのコンチェルトの、豪壮華麗な両端楽章にはさまれた一輪の花のような第二楽章。大声での叱咤激励よりも物静かな微笑みにこそ心が癒され、元気づけられることもあるんだし。
 ゆうべの喧騒が嘘のように静かな休日の朝、目が覚めて、ああ今日は休みなんだと気づくときの至福感。じゃもうちょっと寝ようといつもは思うけど、飲み会の翌朝は目がさえてしまうことがある。音楽でも聴くか。ごそごそと枕もとのBBBに手を伸ばす。今朝選んだのがなぜかこのベートーベンの第5ピアノコンチェルト。弦や管に比べるとピアノ曲は実はあまり好きではない。コンチェルトもしかり。まあモーツァルトは別格だけど、その他はだからあまり聴かないまま。
 気に入っているのはその中ではシューマンか、という話は以前の日記(06.3.24)に書いた。でも、そのときの「ベートーベンにもモーツァルトにも書けなかった祈りと憧れの音楽」なんて言葉は訂正しなくちゃならないな。天上の調べともいうべき第九の第三楽章は言うに及ばず、雄渾壮大なベートーベンの書く緩徐楽章のやさしさ、哀しいまでの美しさ。苛酷な運命と戦いつつ生きた彼だからこそ書けた静かな祈りの音楽なのだ。

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 今日のランニング。15.4 km/97 min。今月の累計距離 15.4 km。また再出発。

2010年9月 3日 (金)

ビールパーティ

 恒例の農学部ビールパーティ。今週はずっと天気がよかったのに、今日だけはあいにくの雨天で2年連続の屋内開催となってしまった。
 まあ、外だろうが中だろうがビール飲んで酔っ払ってしまえば一緒だ、というわけで会場の大講堂は大にぎわい。昨年もそうだったけど、狭い室内は熱気で暑いのなんの。どうせならこの時期のビールはやっぱり外の芝生で風に吹かれて飲みたいよねー。というわけで今日は6杯だけ飲んで打ち止め。
 にぎわう会場とはうらはらに、うちの研究室はなぜか例年より参加者が少なくて盛り上がりに欠けたのは残念だった。え、おまえは十分盛り上がってたろうって?。でも、こんなではまだまだだ。来年は必修単位にせねばだめだな(笑)。

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2010年9月 2日 (木)

第4世代iPod shuffle

 新型iPod発表。またかい。こんどは第何世代になるのかな。
 ぼくはあまり出先で音楽を聴く習慣がないので、ふだんは携帯プレーヤーはもち歩かない。通勤列車内は本読んでるし、自転車では危険だから聴かない。旅行先にもっていくときはBBBで、iTunesとほぼ同じプレイリストを入れてあるので不自由しない。もちろんBTを使えばワイヤレスだし。なのでiPodといわれてもただ1ヶ所以外は入り込むスキはない。
 ぼくがもっているiPodは第2世代のshuffleだけ。これをネックバンド型イヤホンとつなぎ、帽子にクリップで留めてランニング中に聴く。ワイヤレスではないけれど、耳周りで完結しているのでコードがブラブラすることもなく快適。シリコンカバーをつければ汗でぬれても平気だし、ダイヤル操作は慣れれば手探りで問題なくできる。ディスプレイも大容量メモリもいらない。必要なのは小さくて軽いことだけだ。
 前回の第3世代shuffleはより細長く小型化されてちょっと心を動かされたけれど、ダイヤルがなくなってイヤホン上のリモコン操作になったのが難点だった。それが今回の第4世代では元のダイヤル型の平たい形状にもどった。やはりこれが使いやすいのだろう。サイズは29.0×31.6×8.7mm、12.5gと多少第2世代(27.3×41.2×10.5mm、15g)より小型化されているけれど、買い替えるほどの違いでもない。ただ、第3世代からは複数のプレイリストが入れられるようになってるからその点はプラス。たまにちょっと気分変えたいことあるしな。でもまあ買わないだろう。

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2010年9月 1日 (水)

「宛先不明」

★★★☆☆。
 鮎川哲也とは懐かしい。ここへきて鬼貫警部ものがまた読めるとは。1965年初刊、1985年文庫版刊行の復刻版だそう。
 内容はさすがに古い。45年前だからなあ。特に彼の作品はアリバイトリックが主体で列車ダイヤがでてくるのでよけいそう感じる。事件の起きた日時である64年10月は東海道新幹線開業の年だから、想像に余りある。秋田行き寝台急行「第一おが」、「津軽」、「第二おが」だもんな。
 その秋田市千秋公園で朝、殺人事件が起きる。東京にいる容疑者は前夜の「第一おが」に乗らないと現場に着けないが、なんとも微妙なアリバイがある、という設定。羽田~秋田の飛行機は1日1便しかないので論外。もちろん秋田新幹線「こまち」なんて影も形もない。というところで鬼貫警部がアリバイ崩しに挑むというわけだ。
 結局列車トリックは使われていない(というか使いようがない)のだが、代わりになるほどよく考えたなというトリックが使われている。描写も古くさいし、設定もかなり強引でつくりものっぽいところはあるが、さすがに鮎川哲也、メイントリックは手を抜いていない。鉄道が出てくれば鉄道ミステリーなんていう安っぽい昨今の多作作家とはえらい違いだ。
 鬼貫警部シリーズ復刻第ニ弾ということは第一弾はなんなんだろう。鮎川作品はほとんど読んでいるはずだから未読作品が読めるならうれしい。

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