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2010年12月

2010年12月31日 (金)

「ゴールデンスランバー」

★★★★★。
 ゴールデンスランバーといったらアビイロードだよな、と思って読んだら、まさにその曲からとったタイトルだったんだ。ばらばらになってしまったメンバーに昔に戻ろうよ、と呼びかけるかのように、「四畳半で一人、肩をすぼめ、多重録音の機材を前にヘッドフォンをし、必死に八曲を繋いでいる、ポール・マッカートニーの姿...」。それが真実かどうかはともかく、この物語の根底に流れているのは、青柳、樋口、森田、カズをかつて学生時代に繋いでいた絆が、お互いにバラバラに生きている現在でも、どんなに細くなろうとも切れずに確かにつながっている、あたかもアビイロードの8曲のように、という事実だろう。まさに、これは青春小説なのだと思う。
 そう、この救いようのない悲劇の最大のキーワードは「信頼」。世紀の大事件の犯人にでっち上げられて、絶望的な逃避行に追い立てられてゆく青柳のとる行動規範すらこの「信頼」だ。なんという能天気な。だが、3人の友人たちはもちろんのこと、脇役であっても、岩崎、轟、保土ヶ谷、将門、凛香、そしてキルオですら信頼に値する人間として描かれているように、この非常識で非人間的な暗黒劇の中の最後の砦がこの「信頼」なのだ。あたかもパンドラの箱の底に輝いていた希望のように。
 そしてもう一つ、この小説が素晴らしいのは、一級のサスペンスでもあるところだろう。読んでいて懐かしさがこみあげてくる。このじりじりと時間に追われる緊迫した焦燥感、ああ、まさにウィリアム・アイリッシュそのものじゃないか。ぼくは、いてもたってもいられない追いつめられたサスペンス小説を書かせたら右に出るものがないウィリアム・アイリッシュ(=コーネル・ウールリッチ)が大好きで、ローレンス・ブロックが補綴した遺作「夜の闇の中へ」を含め日本で訳出されている小説すべてを読んでいる。仙台というローカルな街中でのあまりに日本的な逃避行ではあるけれど、このスピードとスリルあふれるサスペンス性はアイリッシュに劣らない。もう読めないと思っていたアイリッシュにこんなところで出会えるなんて。
 そして結末。この絶体絶命の物語をどうやって読み手が納得するような収束へもって行くのだろうとドキドキ心配していたら、ああこうきたか。どうやってもハッピーエンドにはなりそうもない展開で、なんとか首の皮一枚つなげたか。後日譚の「キャバクラ嬢」、「痴漢は死ね」、そしてきわめつけの「たいへんよくできました」。できすぎで甘ったるくて読んでいる方が恥ずかしくなるけど、ぼくは好きだこういうの。花まるだね花まるをあげよう(笑)。

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2010年12月30日 (木)

G-SHOCK

 この年末に久しぶりにリストウォッチを買った。写真左側のG-SHOCK GS-1400B-1AJF。右の汚れているやつはこの6年間毎日腕にはめていたGW-1310J-2AJF。まだ普通に動いているが、ソーラーバッテリが弱っていて、意識的に明かりにさらしてやらないと時々運針が停止して12時00分表示になってしまうことがある。夕方の講義直前に止まってあわてたことも。バッテリ交換すればいいのだろうが、この際気分を変えてみようと新しいのを買ったわけだ。
 腕時計といっても、ぼくは身につける服や装飾品に気をつかうタイプではないので、RolexだのBVLGARIだのに興味はまったくない。もちろんお金もない(笑)。それよりもいろいろなメカニックなギミックが好きなので、必然的にG-SHOCKみたいなのが第一候補になる。
 これまでのアナログデジタルコンビネーションモデルは両者の長所をあわせもって機能的で、それなりに気に入っていたのだが、ひとつ不満なのが秒針がないこと。秒針がカチカチ動くのがアナログ時計の最大の魅力なのに。もちろんデジタル表示にはメリットがあって、アラームが複数設定できたり、ワールドタイムやストップウォッチ、タイマー等の操作が視覚的に簡単にできる。
 オールアナログモデルではいくら複数針をもっていても、基本的にすべての情報を針で指して示さなければならないので、煩雑だしわかりにくい。ところが残念ながらぼくの調べた限りでは、デジタル表示と秒針を両方装備したモデルは存在しない。
 というわけで、前回のコンビモデルから今回は操作性を犠牲にしてアナログオンリーモデルに変えることにした。そうでなくでは気分が変わらないし。しかし、予想したこととはいえ操作ボタンを押すたびにあちこちの針が目まぐるしく動くのは面白くはあるけれど不安。なんかすぐに壊れそう。大丈夫かな。
 ところで、今回品定めに大いに役に立ったのが田中時計店のwebページ。CASIO本体のweb情報よりもずっと詳しく、本家のページにはなぜか載っていないサイズや重量もちゃんと載っているし、特筆すべきは拡大写真が豊富なこと。時計を買いたいけど実物をたくさん見比べていられないという人におすすめ。ちなみに、上記2機種のページはこちら(GS-1400B-1AJFGW-1310J-2AJF、ちゃんと販売終了品のもある)。ただし、ぼくが買ったのはwatch-tanaka.comではなくヨドバシドットコムだったけど。

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2010年12月29日 (水)

「重力ピエロ」

★★★★☆。
 秀逸なタイトルが前から気になっていた作品。背中を押してくれる人がいて読んでみた。ミステリーだと思っていたらちょっと違うんだな、なんていうんだろうサスペンスでもないし、しいていえば家族小説か。連続放火事件と現場に残された暗号の謎解きというミステリー的要素はあるけれど、それは味つけであって、主題は生みの親と育ての親という古典的命題に過去のレイプ事件の清算をからめたものだ。登場人物も少ないし、話の流れはいたってわかりやすい。相互に関連性がなさそうな挿話が最後に全部つながってゆくのだが、これだけ単純な設定だとそうならざるを得ないのであって、放火事件の謎を含めお互いの関係とかも読んでいくうちに、ああそういうことかとわかってしまう。
 泉水と春の兄弟、そして父。物語を回してゆくこの3人の会話、関係がとても心地よい。こんな親子兄弟関係っていいなあと心からうらやましくなる。ぼくは兄弟は姉ひとり、子供は娘3人、という女系家族で、しかも父親と離れて育ったので、男の兄弟、父親と息子、という関係はまったく経験がない。のでこういう家族は本当にあこがれなのだ。「小暮写眞館」の花ちゃんピカちゃんとお父さんなんかもそうだったよな。それとこの3人それぞれがもっている特徴がとても共感できる。病気そっちのけで謎解きに夢中になるお父さん、途中参加が嫌いな泉水、横断歩道の白黒を数える春。わかるわかるぼくもそういうところがあるからおかしくなるくらい。こんな家族ならさぞ居心地いいだろう。
 とまあ、こういうふうにふわふわ無重力状態で終わってしまえば、軽い読み物としてよかったのだろうけれど、重力のない世界はない。最後の最後に殺人事件が起こる。ピエロが重力に引き戻されるかのように。それはそれで十分納得できるんだけれど、結末がきっちりついていない。最後はまた無重力状態でエンディングだ。これでいいのかなあ、おめでた過ぎるんじゃないのという気がする。悪は滅びて当然、だけど滅ぼす側も何らかの責任を負うべきだとぼくは思う。なので星ひとつ減点。

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2010年12月28日 (火)

いきものばかり

 今年の仕事を納めて帰ると、Amazonから今年最後の注文品が届いていた。クリスマスイブに発送メールが来ていたからふだんは2日で届くものが4日もかかっている。荷物が込んでいる時期なのだろう。
 中身は数冊の本とこれ。《期間限定出荷》ウィンタージャケット仕様。ひょっとしてと考えるまでもなく、今年初めて買ったCDだ。昔はずいぶんLPレコードやCDを買ったものだけど、最近はもっぱらレンタルショップで借りてばかり。マイブームのいきものがかりもこれまでは娘が買い集めているCDを借りてはiTunesに取り込んで聴いていた。これではいけないよな。こんなに楽しませてもらったり元気をもらったりしているのだから正当な対価を払わねば、だいたい親が娘に借りるようでは話が逆だ、と改心して遅ればせながら発注した。
 全31曲が3500円。買うと借りるとでは一ケタ値段が違うけれど、考えてみると1曲あたりにすると113円にしかならない。その昔のLPレコードは表裏に12曲くらいはいって2000円くらいの値段だった。物価や時代を考えるといまのCDってなんて安いんだろう。
 これで「風と未来」もPVをmp3化した怪しげな音源ではなく、正々堂々と正規の音で聴けるというものだ(笑)。

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2010年12月27日 (月)

忘年会

 今年最後の忘年会。今年は5回招ばれていたけど結局出席したのは2つだけだ。職場がらみのやつは本来は出ないと義理を欠くのだけれど、今年はたまたまハワイの学会出張がその頃あったので、そのうち3つは出たくても出られない。残りの出席した1つも帰国翌日というハードな日だった。
 それに比べれば、今日のはまったくのプライベートで昔からの友人と行きつけの居酒屋へといういつものパターン。毎年のことだけど、ぼくは大勢でわいわい騒ぐのが苦手なので、気のおけない仲間と気のおけない店で静かに飲むというのが一番心休まる。
 ひとつ気がかりなのは、その店のマスターが内臓の検査入院とかで不在だったこと。代わりに美人の奥さんが店を切りまわしていて、それはそれで素敵ではあったけれど、マスターの細い目がなくなってしまうような笑顔が見られないのが残念だった。来年はぜひ元気に復帰してほしいものだ。

2010年12月26日 (日)

「西巷説百物語」

★★★☆☆。
 年末年始はまとまって本が読めるまたとない機会だ。ましてや今年はケガをして運動は自重させられているのでなおさら。
 巷説百物語シリーズ第5弾。後と前が出てもう終わりなのかと思ったら、意外にも西ときた。まあ、でもここまでくると同工異曲。話も仕掛けも小じんまりとして、最初の頃の勢いはとうてい感じられない。マンネリなのかな。こういうものだと思って読めばそれなりなんだろうけど、一冊一冊読んできた過去の記憶は消せないし。
 桂男、遺言幽霊 水乞幽霊、と最初のうちはまだしも、どんどん水準が下がっていって、豆狸にいたってはなあ。最後の野狐にきて盛り返してようやく面目を保ったというところ。これはよかったよ。又市や百介までが登場する大サービスなど落涙ものだ。まあそれも前作までを読んでいてこそではあるけれど。
 北林藩がなつかしいね~、ああいう大仕掛けをこそ期待してしまうんだけど。聞くところによると、百物語はこれで打ち止めらしい。まあこの水準であればそのほうがいいと思う。やはり京極夏彦の真骨頂は落としてもそのまま立つといわれたノベルス判の部厚さだろう。あの厚さで、又市たちの活躍する大作ならぜひ読みたいけれど、それはないものねだりというものか。

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2010年12月25日 (土)

「びっくり館の殺人」

★★☆☆☆。
 中村青司の館シリーズ第8弾。といってもこれは続いていたシリーズとは違って、子供も大人も楽しめるミステリーランド叢書企画の1冊となっている。内容も軽いし、随所に挿画があったりして、ずいぶん趣きが違う。なので通常のミステリーとして評価すべきものではないのだろう。
 でも、綾辻の館シリーズといえば、期待してしまうのはしょうがない。前作の暗黒館が重厚長大だっただけになおさらだ。してみると、なんとも歯切れの悪いトリック(というかそれ以前)にはちょっと興醒め。もう少し叙述に工夫する余地はなかったものか。後日譚である終わりの部分も、理由不明で割りきれていないし。きょうびの子供はこんなんで納得するのだろうか(笑)。

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2010年12月24日 (金)

Happy Christmas

 クリスマス・イブ。
 といっても娘たちがみな家を離れてしまった今は特に何もしない。子供たちが小さかった頃はみんなでわいわい飾りつけたクリスマスツリーもしまわれたまま。残された初老の夫婦2人、昔話をしながらワインで乾杯するだけだ。
 でも、毎年必ずこの日だけは聴く曲、ジョン・レノンの「Happy  Christmas」。これだけは欠かせない。

A merry merry Christmas
and a happy new year.
Let's hope it's a good one
without any fear.

 こうやって無事にクリスマスを迎えられる幸せ。
 どうか世界中の人が、ほんの少しでも幸せな新しい年を迎えられますように。
 メリークリスマス。

2010年12月23日 (木)

年賀状つくり

 今年もあと残すところ1週間あまり。というわけで例年この休日は年賀状つくりの日となっている。ここのところ毎年変わり映えのしないデジカメ写真と小文の組み合わせで、今年もその伝なんだけど、なかなかきれいに仕上がったと自分では思う。もちろんぼくのセンスとか文章力がいいのではなく、大自然が偉大だというだけの話なんだけど。
 ここ数年、差出先は努めて減らすようにしているので、確実に受け取りたいという人は予約してください(笑)。

2010年12月22日 (水)

「摩天楼の怪人」

★★★★★。
 う~ん、なんていえばいいんだろう。なんでこんなかなしい純愛ストーリーを読まされなきゃならないのか。もちろん島田荘司らしい壮大な仕掛けのミステリなんだけど、悲しすぎやしないか。
 正直いうと、ミステリとしてのトリックは大したことないし、高層ビルという舞台は大がかりだけど、純粋な知的ゲームとしての謎解きという点では物足りない。ヒエログラフの解読とその真相は想像を絶してはいるとはいえ、それは舞台装置の一部でしかない。ミステリとして評価したら星三つがせいぜいだろう。
 だけど、そんな表面的な評価で計れない感動こそがこの作品の真価だろう。この文庫判700ページに及ぼうかという大作を貫く柱になっているのは、なんと31ページの「私は七十四歳の今日まで独り身を通したけれど、少しも寂しくなんてなかった。だって、私の心の中には彼がいたから」と、それに答える661ページの「おお、なんという喜びだ! 私には祈る神がない。だが今、この瞬間だけになら、神を信じてもよい。私は報われたのだ!」。たったこれだけの言葉なのだ。それ以外のもろもろの謎や不可思議な出来事なんて、この壮大な純愛物語にとっては瑣末事でしかない。なんて悲しい、いや悲しくなんてないのか、ひょっとしてこれは類い稀な幸せなラブストーリーなのか。しかしそんな人生なんてありかよ。
 あの「異邦の騎士」を書いた島田荘司だもんな。泣かせてくれるよ、まったく。

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2010年12月21日 (火)

肉離れ

 アップしないで急にダッシュすれば。そりゃ肉離れもするさね。もちろん短距離走るなら当然アップくらいはするものだろうけど、ぼくくらいのレベルでマラソンだと、もうアップなんて不要。最初の5キロくらいをゆっくり走りながら体を温めれば十分なのだ。逆にレース前はアップどころかいかに体力を温存するかの方が重要なので極力動かない(笑)。なので、そもそもアップするという発想がふだんから欠落している。
 なんのかんのと講釈はしても、もちろんレース走ったわけではなく、単に成田空港の手荷物受取り所で思わず走ったというだけなのだけど。しかし左脹脛にピッと電気が走った瞬間は、あ、やった、と思ったねさすがに。
 というわけで、今朝整形外科を受診したところ全治3週間の診断。この年末になってまったくトホホだ。

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2010年12月20日 (月)

風と未来

 飛行機に乗ると機内オーディオのメニューでいろいろな曲に出会うのが楽しみの一つ。国際線はチャンネルが多いのでなかなか楽しめる。今回はまず、スタンダードポップスの「明日に架ける橋」。懐かしい。いつ聴いてもやさしさにあふれ、生きる勇気を与えてくれる。それだけでも素晴らしいが、この曲の真価はそれだけではなく、最終章など自分が支える側になって人を元気づけたい、という気にさせるところだろう。
 そして、ニルソンの「ウイザウト・ユー」。これもめちゃくちゃ懐かしい。この曲はぼくは若き日の(こういう形容詞をつけないと今の人には通じないだろう)アグネス・チャンのさよならライブアルバム「また逢う日まで」で知った。簡明直截な歌詞とアグネスの絶叫がとても印象的だ。こうしてニルソン版を聴くと、ほとんど同じなのにびっくり。ぼくは直球勝負型なので、こういうど真ん中のラブソングが大好き。
 最新Jポップではなんといっても、いきものがかり「風と未来」(ぜひこの秀逸なPVを見てください!)。最近でたベストアルバムに収載されているというか、元々は車のCMソングなのだそう。このノリ、特にサビのところ。元気出るよね~。こういう曲を歌わせたら天下一品だな。国際線は時間が長いので何度も繰り返し聴いておぼえてしまった。飛行機を降りても自然に口ずさんでしまう。そうか「明日に架ける橋」は名曲だけど、古いし今の世には真正直で重すぎるのかも。そこへいくと「風と未来」はあくまでも軽い。それでいてちゃんと元気づけられて駆け出したくなる。

~今始まる未来はきっと素敵な光を身に纏って~
~鮮やかな彩りは確かに僕らの明日を照らし出すよ~ (山下穂尊・詞)

 

2010年12月19日 (日)

6リットル

 あっという間に3日間が過ぎ、ホノルル最後の夜となった。
 滞在中は、明るくフレンドリーでホスピタリティーにあふれた現地の人々のおかげで、大変に楽しい旅をさせてもらった。短い間にたくさん思い出はあるけれど、ひとつあげるとしたらやはりこれ。ハワイ島コナブルワリー製の地ビール。相撲用語で馬力といえば酒。junkchem用語では馬力といえばビール。これがなくては元気が出ない。今回も毎日昼から夜まで約6Lのビールに本当にお世話になった。これがもう飲めなくなるのが心残り(笑)。

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2010年12月18日 (土)

この木なんの木

 ホノルルも2日目となると慣れてきて、ワイキキからダウンタウンあたりの地理関係やバスの経路、乗り方なども習得した。日本人には有名でありながら、一般的な観光スポットではないので行きにくい某電機メーカーの宣伝の木のある公園にも、ちゃんと路線バスを乗り継いで行ってきた。帰りのバスを乗り間違えてとんでもない郊外へ運ばれてしまったりしたのは内緒(笑)。
 あとは...、あ、いや学会にちゃんと出席して勉強したなあ、今日も。

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2010年12月17日 (金)

トロリー

 朝、ホノルルに着いて、夜の学会ポスター発表まで、長い1日だった。日本とは-1日+5時間時差があるので、ただでさえばたばたして慌しい夜行便では1時間ちょっとしか眠れずに真夏のハワイの朝にほうりだされ、日中の眠いこと。おまけにどういうスケジューリングなのか、ポスター発表は夜の7-9時というセッティング。12月16日という日がシームレスに2日間あったようなもので、終了後疲労困憊してホテルに帰りついた。
 でも、ホノルルは観光都市という感じで、明るい陽光に満ちあふれ、街をあるいているだけでもうきうきしてくる。日本人が多すぎて外国らしくないことに目をつぶれば、ぼくはとても気に入った。
 ひとつ難をあげれば、鉄道系に縁がないことか。街中をトロリーが走っていて、一瞬おおと思ったらバスだったのにはガックリ(笑)。

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2010年12月16日 (木)

成田空港

 これからホノルルのPacifichemという学会に出発。成田での乗り継ぎ待ち時間ですでにくたびれた(笑)。千歳から飛べれば便利なのにね。
 でもサテライトに行くシャトルに乗れた。携帯カメラでは苦しいか。

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2010年12月15日 (水)

「捨てる神より拾う鬼」

★★★★☆。
 久々の佐藤雅美。今回は縮尻鏡三郎シリーズ最新刊。佐藤雅美のいくつかあるシリーズはいずれもが面白いのだが、語り口や登場人物の挙動がよく似ていてついごっちゃになる。縮尻鏡三郎はなんだったかなというと、そうだそうだ大番屋の元締で、女房がおりんに娘が知穂と、読んでいくうちにすぐ思い出す。三日に一回の公認された飲み会の日には梶川三郎兵衛に羽鳥誠十郎と脇役もそろっている。
 毎回いろいろな事件が巻き起こり、解決する、という繰り返しなのは他のシリーズと同じなのだが、やはりこのシリーズの魅力はなんといっても知穂だろう。気の強いというか、手習塾の女座の師匠をして自活して、今回はとうとう婿の三九郎を離縁してしまった。でもこの個性。はらはら見守る鏡三郎とのやりとりなど、現代的な父親と娘のようで時代背景には合わない気もするが、それがまた作品の魅力になっている。で、こういう勝気な女の子、ぼくは好きなんだな。読んでいて痛快。がんばれと応援したくなる。まあ、実際にこういうのが娘や身内だったら大変なのだろうか(笑)。
 今回の中から一作あげると「届いておくれ涙の爪弾き」。悲しい物語すぎる。男も女もなんて悲しいのだろう。

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2010年12月14日 (火)

グランクラス

 「はやぶさ」用E5系車両の車内がJR東の新幹線総合車両センターで公開されたというニュース
 気になるのは、国内初のファーストクラス「グランクラス」。1編成に1両、ゆったりした座席が3×6列の18席しかない。1両にたった18席というとものすごい贅沢に聞こえるけれど、実際は先頭車両で車体の半分は長いノーズ部分だから、そうでもないのだが。アイマスク、スリッパ、毛布のほか弁当のサービスもついて、料金は東京ー新青森でプラス1万円だそうな。
 たった3時間ちょいで弁当やアイマスクまでいるのだろうか。いつも思うのだけれど、こんな豪華車両なら3時間といわずもっと長時間乗っていたい気がする。同じグリーン車に乗るなら「のぞみ」でなくて「こだま」というふうに。こういうのは貧乏症丸出しなのだろうな。でも、あの宮脇俊三さんですらグリーン車に乗るともったいなくて席を立つ気がしないとどこかに書いていたのだから、ぼくがそう思うのは無理からぬところだろう。まあぼくなどがそわそわ乗るような車両ではないことだけは確かだ(笑)。

2010年12月13日 (月)

未乗線区

 先週乗った富山の未乗線区のデータをやっとファイルに書き込んだ。これで未乗区間は4区間に減ったけれど、先日の東北新幹線新青森開業という大物があるので、総計距離は106.8キロもある。2002年5月12日の全線区完乗以降に開業した線区でまだ乗ってないのは、古い方から沖縄都市モノレール、門司港レトロ観光列車、成田新高速鉄道、東北新幹線という順だ。沖縄なんて開業して7年もたつのにまだ乗ってない。でも、門司港は毎日運転してないので近くに行ったときも乗れなかったからちょっと特殊だし、あとの2つは今年にはいっての開業だから、現状はぼくとしては結構がんばっていると言っていいだろう。ちなみに2002/5/12以降の新規開業区間は36区間563.7キロあるので区間カバー率は89%、距離カバー率は80%となる。
 しかし、年が明けると九州新幹線というさらに大物の開業が控えていて、距離は129.9キロもある。線区数はともかく未乗距離が200キロを超すなんてのは、かりにも一時とはいえ全線乗車記録達成者としては名誉なことではないので、早いうちに乗ってしまいたいところだけど、来年は行く機会あるかなあ。

2010年12月12日 (日)

ポスターつくり

 師走といわれても、もうこのトシで年末を迎えたら疲れて走れない。先週来の寝不足がたたって、この週末は2日間で21時間寝ていた。
 もっと寝ていたかったが、学会出張をひかえて発表ポスターをつくらねばならないので、しぶしぶ起きてパソコンに向かう。ポスターセッションで発表するのは久々だ。ポスター発表といえば昔はA3判くらいに印刷した図表を並べて押しピンでボードに貼ったものだが、今はA0全紙印刷できるプリンタがあるので、全体を1枚に印刷して貼るのが主流だ。
 なので、パソコンの画面で自由に図表をレイアウトできるので楽なはずなのだが、これがそうはいかない。大きな画用紙を渡されて自由に絵を描いてねと言われたって、どこからどう描いていいのか途方に暮れる。もともと小さい頃から絵を描くのは苦手だったのだ。まさにセンスが問われるそのセンスを持ち合わせないのだから困ったものだ。
 結局、昔やったような小さいサイズのパーツを何枚も書いてそれを端から順に並べることになった。中身の重要度に応じて大きさを変えたりすれば見やすくなるとは思うものの、とてもぼくの能力では無理。というわけで芸のないポスターができあがった。まあ、無い袖は振れないので身の丈に合ったというべきか(笑)。

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2010年12月11日 (土)

ぶりかまめし

 近所のスーパーでときどきやる全国駅弁・空弁まつり。こんな在所のスーパーでもやるのだから、全国各地でどれだけやっているのだろうかと思う。それだけ駅弁や最近では空弁は人気があるのだろう。だけど、駅弁はやはり列車に乗って食べるものだよな。全国に有名駅弁は数あるけれど、そのうちどれだけが実際に列車内で食べられているのだろうかと思う。などといいつつ今日はそのスーパーで買ってきた富山の「ますのすし」を食べた。この超有名駅弁はもう何度となく食べているけれど、富山駅で買って食べたことってあったっけ(笑)。
 富山の駅弁といえば、忘れられないのがつい先日食べた冬季限定「ぶりかまめし」。駅のホームで買ってちゃんとサンダーバードの車内で食べた。これが絶品だった。「ぶり・かまめし」ではなくて「ぶりかま・めし」で、ご飯の上にどんと載ったでかいぶりかまの旨いことはいうに及ばず、わさび風味の酢飯がまたぴったり。あれを食べにまた富山へ行きたいと本当に思う。それくらいおすすめ。

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 今日のランニング。11.0 km/67 min。今月の累計距離 11.0 km。

2010年12月10日 (金)

「エンジェル家の殺人」

★★★☆☆。
 江戸川乱歩の「三角館の恐怖」の原作版。三角館は以前読んでいるはずだけど筋書きはほとんど忘れていて、ほとんど新しく読んだのと変わらなかった。
 乱歩が感嘆して翻案物を書いたというのがうなずける。というより、屋敷の特異な構造とか双子の老人の遺言状をめぐる確執とか、あまりにも乱歩的でどっちが原作なのかという感じ。
 エレベータのトリックはぼくにはあまり評価できなかったけれど、数少ない内部容疑者の中でいかに意外性をもたせるかという点と、巨額の遺産相続がからんだ殺人事件の悲しい動機にはちょっと感心。なるほどね。
 いくら薄暗くたって、家人が変装して訪問したのを執事が見分けられないかとか、細かい点ではいろいろと気になるところが多々あるにせよ、シチュエーションからして所詮はつくりものなのだから、現代的な基準で瑕疵を数え上げるのは野暮というものだろう。大時代的なミステリとしては完成度は高いとは思う。

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2010年12月 9日 (木)

東京出張

 今年最後の東京出張。この時期にしてはおだやかな天候で、行きも帰りも飛行機はほとんど揺れずに10分ほどの遅れで到着。おまけに今日は新千歳空港への往復とも所用で千歳方面に出かける用事があった家人が車で送り迎えしてくれたので、えらく楽ちんだった。
 東京でした仕事はといえばたかだか1時間半あまりの会議だけなのだが、学会の重要な用務なので海外出張準備の忙しい時期に1日つぶしても行かねばならない。もちろん出張だろうが飛行機トンボ返りだろうが、ぼくにとっては立派な旅なのでそういいつつも喜んで出かけてはいるのだけど。
 そういえば、今朝は新千歳空港にあの斎藤祐樹君が到着して大騒ぎだったのだそうだ。ちょうどぼくが出発する時間くらいで、フロアが違ったので全然知らなかったけど、そうと知っていればちょっと到着ロビーに降りてみるんだったか。
 帰りに飛行機を降りて携帯の電源を入れたら、思わぬメールがはいっていた。奈良出身の卒業生。先日の奈良仏像記をみて懐かしく思い出してくれたとのこと。卒業してもこうしてちゃんとブログを読んでくれているんだなとちょっと、いやかなり感激した。
 アクセス数は増えても実際にどこで誰が読んでいるのか読者の顔が見えないので、こうして毎日毎日書き続けるモチベーションを保つのは結構大変だ。なんとか1年はとここまで来たけれど、同じことを来年も続けられるか正直自信がない。なのでこういう思いがけないレスポンスはとてもうれしいし、頑張ろうという駆動力になる。たまには感想を送ってくださいね、そこのあなた(笑)。

2010年12月 8日 (水)

イマジン

 Imagine all the people living life in peace.
 ジョン・レノン没後30年。今日書くことは、これをおいてない。
 1980年12月8日の衝撃を、ぼくは今でもありありと思い出す。あれから30年経つのか...。
 おりしも、一昨日訪れた金峯山寺蔵王堂で特別開帳参拝記念にいただいた護摩木に、「世界中の人が幸せになりますように」と願いを書いてきたばかりだ。
 今夜は、イマジンを聴こう。

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2010年12月 7日 (火)

珊底羅大将

 3日連続の仏像ネタ。二度あることは三度あると居直ってしまおう(笑)。
 奈良最終日はどこへ行こうかと考えて、まだ行ったことのない新薬師寺に有名な十二神将像を見に行くことにした。近鉄奈良駅から歩いて30分ほど。こういうときにGoogleMapは威力を発揮する。事前に地図を用意しなくても、GPSでちゃんとガイドしてくれる。
 南門をはいると正面に本堂があり、横手に入口がある。中には中央に薬師如来像、それをぐるりと取り囲むように12体の十二神将像が配置されている。みうらじゅん言うところの仏像のメリーゴーラウンド状態。まさに。十二神将像はさすがにどれも力強くすばらしい。後補の1体を除く11体が国宝というのもうなずける。それぞれに干支が決まっていて、そうなるとやはり午年の神将をさがしてしまう。どういう順番に並んでいるのかわからないが、薬師如来右手から反時計回りに9体めの珊底羅大将がそれだった。
 ん、強そうではあるがなんか悲しげ。ちょっと下向きかげんで深い物思いにふけっているようにもみえる。自分の干支だからというわけではないが断然気に入った。悲しげな思い詰めたような表情に、ああ一緒に悩んでくださってるんだ、ととても共感する。思わず30円を奮発してロウソクを上げ、記念に100円の絵ハガキを買ってしまった。
 東寺の日光菩薩を2度も拝観し、金峯山寺の秘仏蔵王権現に圧倒され、そしてこの珊底羅大将に出会うことができた。今回は収穫あったな。来年春の学会で京都へ来るので、なんとか時間を捻出してまた来たいものだ。

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2010年12月 6日 (月)

金剛蔵王権現

 そうか、今日こういうエントリ書くんだったら昨日の話はよけいだったか。2日も続けて抹香臭い話ですみません。興味ない人はどうぞスルーしてください。
 吉野にある金峯山寺が平城遷都1300年記念行事で秘仏開帳しているというので、はるばるやってきた。まさにはるばる。奈良市内のホテルから近鉄電車を3本乗り継いだうえにロープウェーに乗って、2時間半もかかった。ついでにいうと、吉野山のロープウェー(吉野ケーブル)は日本最古のロープウェーとして知られていて、ぼくは乗るのは2度目だけれど、やはり今どきこんなレトロなのがちゃんと動いているなんてと感動した。
 さて、参道?を歩いて山上に突如現れる蔵王堂の雄姿。この圧倒的な建物を見るだけでもはるばる来る価値はあるというものだが、今日は本尊の秘仏蔵王権現が特別開扉されている。9月1日から始まった百日特別ご開帳もあと4日、木曜日で終わりというから今日来られたのはラッキーとしかいえない。
 蔵王堂内陣にはいるともう正面の扉が開かれていて、三体のご本尊を望む畳敷きには人がひしめいている。真中に釈迦如来、左に弥勒菩薩、右に千手観世音菩薩、とパンフには書いてあるのでそうなのだろうけれど、そんな普通の名前の仏像ではなくこれはもう蔵王権現としか言いようがない。三体ともものすごい気迫で正面を睨み据えている。本気ですごい。扉の奥にはいりきらないような大きさと圧倒的な迫力。それが三体並んでいるのだから、もう何というかすご過ぎる(すごいの連発ですみません、なんせボキャ貧なもので)。秘仏なためか青を基調とする彩色がきれいに残っていて、とてもきれい。しかしこんなでかい(像高7.3m)本尊に鬼のような形相で睨みつけられたら、どんな悪者もさすがに退散してしまうだろう。ぼくも、どうか心の中の邪悪なるものをお祓いくださいと一心に願ってきた。
 前回の開帳が2004-2005の世界遺産登録記念で、今回2010は平城遷都1300年記念。これは異例のことで、ふだんは60年に一度?とからしいので、近在の方は何をおいても12月9日までに駆けつけることをお薦めします。

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2010年12月 5日 (日)

東寺金堂日光菩薩

 東寺にある国宝の金堂。その中におわします日光菩薩像。ぼくは実は仏像フリークで、各地の仏像を見て歩いているのだけれど、そのなかでもう好きで好きでたまらなくて、通い続けているのがこれ。通い続けているといっても今日で4度目だけど。京都に行ったときは必ず立ち寄る。東寺は駅から近くて比較的行きやすいので助かる。今日もサンダーバードで京都に着いてから近鉄に乗り換えて奈良へ向かうところで、途中下車して寄るつもりで予定を組んであった。もちろん明後日、奈良からの帰途新幹線に乗る前にももう一度寄るつもり。
 地味でほとんど話題にならない仏像なので、こっそり偏愛しているだけで表向きしゃべりたくなかったんだけど。東寺は他にも国宝クラスの有名な仏像が目白押しなので、この地味な金堂の三体の仏像が取り上げられることはまずない。でも、ここの両脇侍、日光月光菩薩がぼくは大好きなんだよね。月光菩薩もいい。4年前に初めてここに来たとき、最初はふっくらしたこっちが好みかなと思ったけれど、日光菩薩をじっと見ていたら、ああなんて素敵なんだろうととりこになってしまった。
 何がいいのかね~。ことばでは説明できない。好きな人がいて、どこが気に入ったの?ときかれたって答えようがないのと同じだ。恋してるのかぼくは(笑)。像全体はずんぐりむっくりして均斉とれたフォルムとはいいがたいけれど、あのお顔。なんなんだろう。もう見とれて動けない。
 像の正面に向かう壁際から少し左手に寄ったあたり、ちょうどお顔を遠目に正面から仰ぎ見るポジションがぼくの定位置。後ろの壁の段差に腰掛けられるようになっているんだけど、その位置に立ったほうが角度的にはいいと思う。この位置に立ちつくして、ボーっと見つめている。後ろの壁際なので前を人が通るんだけど、上向き視線の邪魔にはならないので全然気にならない。
 そしてもう一つのアングル。月光菩薩の正面の位置から斜めに日光菩薩方向を見ると、なんという悲しげな表情。何をそう悲しんでいるの、と駆け寄って慰めてあげたくなる。もちろん話は逆なのであって、菩薩のほうが衆生をどうやって救おうかと思い悩んでおられるのだろうけれど。
 残念なのがこの日光菩薩様、写真うつり悪いんだよね。絵ハガキがあるのだけど今一つ本物の魅力とは程遠い。もちろん堂内撮影禁止だから自前で写すわけにはいかないし。実物を目に焼き付けるしか持って帰りようがない。京都に住んでたらなあ、東寺年間パスポート買うな絶対。

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2010年12月 4日 (土)

富山に来た

 今回は地ビールを飲みに来たわけではないが、やはりつい見ると買ってしまう。富山駅の売店に立ち寄ったら並べてあったので、惹き寄せられてしまった。宇奈月ビールは、以前黒部峡谷鉄道に乗りに行ったときに、宇奈月で賞味済みではあったのだけれど、富山は久々だったしということで。
 というわけでしばらくぶりに富山に来た。朝、雨風強い札幌を出て、千歳から飛行機で羽田へ着くと、別世界のような快晴の暖かさ。日本は広いなあと思いながら、東京駅へ移動すると、福島県内の強風で今日から新青森延伸開業した東北新幹線に抑止がかかっている。ただでさえ狭い東京駅の東北上越新幹線乗り場はごった返していた。
 幸い、ぼくの乗る上越新幹線はほぼダイヤ通り動いていたので、「とき」と「はくたか」を乗り継いでここまで無事たどりついたというわけだ。しかし「とき」は50%くらい、「はくたか」にいたっては20%も乗ってなかったんじゃなかろうか。12月初旬の閑散期ではあるにしても、土曜日だというのにこんなにガラガラで大丈夫なんだろうか。
 今晩このビールを片づけてしまったら、明日は、富山港線あらため富山ライトレールと地鉄富山市内線環状延伸区間を乗りつぶす予定。ICカード2種、ライトレールのpasscaと地鉄のえこまいか、共通使用できるのでどっちを買うか、いっそ両方買うか迷い中(笑)。

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2010年12月 3日 (金)

女の子の名前

 へえ~、というニュース。明治安田生命保険発表の今年生まれた赤ちゃんの名前ランキングで、「子」のつく女の子の名前が27年ぶりにベスト3にランクイン。
 27年ぶりってすごい。なんか最近の女の子の名前って、今風なのか変てこなのばかりだからなー。そのランクインした「莉子」もドラマのヒロインの名前というから、多少なんかな~という気もするけどね。
 その27年前に流行ってた名前はなんだったんだろうと調べてみたら、ちゃんとwebに各年のベストテンがあって、1983年の第2位が「裕子」だって。え~、時代を感じすぎる。ぼくの生まれた1954年はとみてみると、なんとベストテンすべて「子」がついている。そうだよそれが普通の名前だったよな。
 実は、ぼくは「子」のつく名前が好きだ。とても女の子らしいと思う。今の学生には希少価値なので、出席簿に「子」のつく名前を発見するとなんとなくうれしくなる。どんな子だろうと思ってしまう。
 ただし、そういいながら、うちの娘は全員「子」はつかないんだよな。全部ぼくが名づけたのに。あ、連れ合いは「子」がつくか、時代だな(笑)。

2010年12月 2日 (木)

眠れない

 どうやったら眠れるか。これはきっと古来ある難問なのだろうな。
 今週にはいって3晩、眠れない夜が続いている。ふだんは寝つきはいい方なのに、月曜の夜からなぜかパタッと眠れなくなった。1晩目はともかく、2晩目は寝不足で眠くて、さあ寝るぞと早めにベッドにはいったのに、眠れない。その当座はとても眠いのに、眠りに落ちそこねて時間が経つと、眠気が去って目が冴えてしまう。気がつくとまた3時だ。寝床で3時間も何やってるんだか。昨夜も同じ。なんなんだろう。睡眠中枢に異常でも起こったのか。
 しかたないので、明かりをつけて本を読む。いま寝る前に読み続けているのは宮城谷昌光の「三国志」。やっと第四巻にはいったところ。これがなかなか難物で、そのうち快調に走り出すだろうと辛抱して読み続けても読み続けても、いまだに枝葉が錯綜して読みにくいことおびただしい。曹操が出てきて活躍しだしたけれど、これは先が思いやられる。特にここ数夜はなかば朦朧としているのでよけい頭にはいらない、さりとて眠くなることもない。う~ん、困ったぞ。

2010年12月 1日 (水)

青春18きっぷ2010冬

 一部で存続が危ぶまれていた青春18きっぷが、なんとかこの冬シーズンも発売されたようで喜ばしいかぎり。ただ、通用期間がこれまでより10日間短縮されて、1月10日までとなった。道外の冬休み期間はこれでいいのだろうが、道内の学校の冬休みは長いのでがっかりした人もいたかも。
 さて、お定まりのパンフの品定め。正直、パッと見ぼくにはどこだかわからなかった。で、チラッとカンニングしたら、高山本線とな。飛騨金山というと中山七里か。よく見るとキハ48の2連でJR東海色というわけだ。そこまでの眼力はなかった。う~ん、冬に高山本線をもってくるなら雪景色にしてほしかった気がする。冬枯れという感じですらないのがなあ。
 私事ながら、今週末にひそかにライトレール見学がてら富山に行く予定にしている(切符開陳したのでモロバレだけど(笑))。その後、台風被害で3年近くも不通だった復旧個所を見てみたいということもあり、久しく乗っていない高山本線経由で岐阜へ出ようかという案も実はあったのだが、時間があわずに断念した。高山本線、大糸線、飯田線、中部地方の急峻な川沿いを縫う線区は大好きだけど、いずれもしばらくご無沙汰している。一度にあれもこれもとはいかないからなあ。いつか行きたいものだ。

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