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2011年4月

2011年4月30日 (土)

「いのちと放射能」

★★★★☆。
 こういう状況下ということもあり、さるブログで紹介されていたので読んでみた。中身はごくごく一般向けのわかりやすい解説書。細胞の構造とかDNAの仕組みからていねいに説明されている。一般書だからこういう初歩的なところから書かざるを得ないのだろうな。いやまてよ。こんなことはすべて高校の生物で習うんじゃなかろうか。高校進学率は90%を越えているのだから大多数の人にはわかりきった過剰な説明では、ということにはならないのだろうなたぶん。学校で習ったって卒業すればすぐに忘れてしまう。日本人の科学リテラシーの低さは折り紙つきなのだから。そしてそれがこういう大事故を引き起こす遠因になっているに違いないと思う。
 ぼくは今まで必ずしも原発反対論者ではなかったけれど、身近にこういう事故が起こり、そしてあらためていろいろな周辺情報を見聞きするようになるにつけ、これは100年早い技術だなと思うに至った。他の毒物とは異なり放射能は原子固有の性質なので、中和したり分解したりで無毒化することができない。ただひたすら崩壊して減少して行くのを待つしか手立てがないのだ。いくらコスト的に有利だからといって、使用済み燃料の処理すら満足にできず、高レベル放射性廃棄物の一時保管という問題先送りをして、原発を作り続けるという神経はとうてい理解できない。まさに本書の「国や電力会社は何を考えているのだろうか。自分たちが、今、よければ私たちの子孫がどんなに苦しんでもよいというのだろうか?」に同感だ。
 本書は20年以上前に書かれた本なので、出てくる大事故はチェルノブイリの話だ。福島原発事故がそのチェルノブイリ級の大事故とランクづけされたいま、著者の柳澤さんはどんなことを思っておられるだろう。

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 今日のランニング。17.4 km/122 min。今月の累計距離 191.8 km。

2011年4月29日 (金)

49日目の復活

 東北新幹線が震災後49日にして全線開通、東京~新青森間の直通列車が走りはじめた。細かいことだけど、NHKニュースは49日となっているのに、時事通信では50日とされている。昨日大震災の四十九日法要がされたので、当日を1日とすれば今日は50日目になるのだが、普通の数え方では翌日が1日目だろうから49日目がふさわしいような。ともあれ、1200ヶ所に及ぶ被害個所の復旧を終えて大動脈が動き出したのは喜ばしい。これを契機に少しでも被災地域の復興がスピードアップするように祈るばかりだ。
 九州新幹線博多~新八代間の開業が運悪くというか地震の翌日だったので、新青森~鹿児島中央が新幹線でつながったのも今日が初めてのこととなる。もちろん東京駅では線路は物理的につながっていないし、途中最低2回は列車を乗り継がなければならないのだけれど。さてそうなると、今日はきっと日本縦断の乗り継ぎを果たした鉄ちゃんがいたに違いない。東北新幹線はまだ徐行区間があるので最速乗り継ぎとはいかないにしても、うらやましい話だ。
 ところでここでひとつ疑問が。前に話題にしたJTB時刻表3月号の新幹線最短時間クイズ。この問題では、「2011年3月19日に東北新幹線・新青森駅を出発し、九州新幹線鹿児島中央駅に到着するまでの...」となっている。「時刻表上で」という注意書きがついていないので、実際の列車を想定しているのだから、つまり正解は「なし」となるはず。応募〆切が3月19日なので当然そういう解答がでてきそうだけど、さてどういう判定になるのだろうか。
 今日のランニング。3.0 km/22 min。今月の累計距離 174.4 km。

2011年4月28日 (木)

ダウン

 体調不良がいっこうによくならず、特に夜の咳でよく眠れないうえに今朝は38℃の熱まで出たので近所の病院へ。風邪とのありがたい診断をもらってきた。連休前日なので病院も混雑していてさんざん待たされ、それだけでいっそう症状が悪化した。もう帰って布団にもぐりこみたかったけれど、今日は学生の就職関連で大事なお客さんがくる約束があったので休めない。とりあえずその足で出かけて所用をこなし、速攻で帰ってきた。
 というわけでおやすみなさいです。

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2011年4月27日 (水)

「謎解きはディナーのあとで」

★★★★☆。
 今年の本屋大賞受賞作ということで、大々的に宣伝されていたので読んだわけではない。「この程度の真相がお判りにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか」というキャッチコピーじゃないな本文引用にいたく惹かれたからだ。予想にたがわずおもしろかった。まずは及第点といっていい。
 身分を隠して刑事になった大財閥の令嬢宝生麗子が、手に余る事件の内容を若い運転手兼執事の影山に話して聞かせたのを、その歯に衣着せぬ執事が直言(失言?)をまじえて名推理を披露して解決するという連作物。そこに令嬢刑事の直属上司であるこちらも大金持ち御曹司の風祭警部がからんで、抱腹絶倒のやりとりを繰りひろげるという、いってみればドタバタミステリ。
 受賞作でありながら、ネット上の書評では総じて酷評されている。ミステリだと思ってまじめに読めばたしかにアホらしいし、個々のトリックも目を引くものはない。これまでの大賞受賞作と比べると、なんでこんなものがと思ってしまうのも無理からぬところかも。なんせ昨年の受賞作はあの「天地明察」、一昨年がぼく的には疑問だけど「告白」、その前があの「サクリファイス」を押さえての「ゴールデンスランバー」なのだから。
 ぼくとしてもさすがに本屋大賞は荷が重いというかほめ過ぎだとは思うけれど、だからといって駄作だとは思わない。宝生麗子と影山執事、風祭警部とのかけあいだけ読んでも結構笑えるし、そういうユーモアミステリだと思えば腹も立たない。肝心のトリックも他はともかく「花嫁は密室の中でございます」なんかはちょっと気が効いている。続編があるならぜひ読みたいと思う。

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 今日のランニング。5.8 km/35 min。今月の累計距離 171.4 km。

2011年4月26日 (火)

ナイトラン

 10月19日以来半年ぶりの平日のナイトラン。昨秋は大学内を走っていたけれど、この時期それではまだ明るすぎるので、今日は帰宅してからのラン。もっと早く始めたかったのだけれど4月にはいって気温の低い日が続いていたので、平日夜は室内でのバイク漕ぎでお茶を濁していた。今日は上こそ長袖Tシャツだけど下は長めの短パンを今年初めて穿いて走る。さすがに素肌で風を切る感覚は久しぶりなのでめちゃ快適で楽しい。早く上も半袖で走りたい。
 暗くなってからの走りはたいてい日中よりペースが速くなる。ぼくは無意識に走るとだいたいキロ6分40秒くらいなのだが、今日はほとんどキロ5分台のラップだった。今月はあと4日。最後に連休があるのでなんとか目標の200キロは達成できそうだ。ただ、週間予報によると頼みのゴールデンウィークの少なくとも前半は30日以外は雨模様なのが気がかりだ。連休中に150キロくらいは走っておきたいところだけど、どうなるか。

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 今日のランニング。5.6 km/33 min。今月の累計距離 165.6 km。

2011年4月25日 (月)

咳をしても一人

 なんて書くとまた放哉フリークが迷い込んでくるんだろうな、ごめんなさい。ここから先は読まなくてもいいです(笑)。
 一昨夜から喉がいがいがして咳が出るようになった。時期が時期だからアレルギー症状かなとも思うが、ちょっと早いような気もするし、だいたいが花粉症は2年くらい前に突如自然治癒?したはずなのだ。アレルギーにもリバウンドってあるのだろうかいやだなあ。走り込み期間は風邪を引きやすいというし、薄着で雨の中を走ったりしているから単なる風邪の症状という可能性もある。
 今朝の会議中はぼーっとして気分は最悪だった。え、いつもぼーっとしてる?たしかにぼくはうつ病の気があるので朝方テンションあがらないのはいつものことではあるけれどね。
 というわけで明日は早いのでもう寝ます。

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2011年4月24日 (日)

「豆富小僧」

★★☆☆☆。
 「まぬけな妖怪・豆富小僧が大冒険の旅に出る!?」、いやあこの半端なキャラがここまでメジャーになるのは予想外。ここへきて豆腐小僧関係の新刊ラッシュのうえに、なんと3Dオリジナルアニメとなってこの連休に公開だそうな。なんで?
 ちっともおもしろくない。天気を自在に変えられる大発明を完成させた女性博士とその利権の強奪をもくろむ企業家、というまあそんな話に各種妖怪がからむという筋書きなんだけど、妖怪の世界と人間の世界は独立しているので話が全然つながっていない。それぞれの内容も深みがなく単純すぎるし。最後に豆富小僧が人間世界にもあらわれて幕を引く、というのもあまりにご都合主義すぎて脱力。小学中級からという角川つばさ文庫なので、まともに文句つけてもはじまらないのかもしれないけれど、きょうびの子供にしてもこれで通じるのだろうか。もともとの豆腐小僧がなんでこれだけ豆富小僧になるのかもよくわからないし。
 小学中級向けにしては、全部ルビがふってあるにしても漢字多すぎないか。それに最初の方はやたら説明口調が多くてくどすぎる。挿絵の多い劇画調ではあるからこれでも子供向けにはいいのかなあ。してその、みことあけみの挿絵。豆富小僧が可愛らし過ぎるのは主人公だしいいにしても、なにこの亜月博士。小学生の子供がいるにしてはあまりに若過ぎない?これじゃうちの大学院生より可愛いぞ(笑)。なんだかなあ。

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 今日のランニング。20.3 km/134 min。今月の累計距離 160.0 km。

2011年4月23日 (土)

ANT Agent 2.2.17

 週末はまた雨。まったくなんてこった。日中の降水確率は午前50%午後80%だったけど、朝のうちからすでにパラパラ降っていてげんなり。ただ、大した降りではなく気温はそこそこあって風もそれほどではないのが救い。昼前に買い物に車を走らせていると、こんな天気でも走っている人を複数みかける。いかんいかん、これしきの悪天で弱気になっていては。こういうところで差がつくのだよなと思いなおす。考えてみれば、先日の日曜日の泣きたくなるほどの寒さに比べれば多少の雨など何ほどのことがあろうか。
 というわけで、午後から走り出す。案ずるより産むが易し。霧雨がずっと降っていたものの、それ以外はおだやかな天候でむしろ走りやすい。今日は気分を変えて、あいの里公園周回を周ったあと、今年初めて石狩川を渡って太美の平原をひとまわりしてきた。あいの里公園の周回路には一部まだ雪が消えのこっていたのにはびっくり。今年はほんとに異常だ。例年ならそろそろ見頃のミズバショウもまだまだ水面の下。
 ところで、GarminのfitnessGPS用の無線データ通信ソフトであるANT Agentがバージョンアップして2.2.17になった。前のバージョンの2.2.13には致命的バグがあって痛い目にあわされた。説明書きにはちゃんと直しましたよと書かれていたが、なんせGarminのことなので用心しながらインストールしてみたら、どうやら正常に動いて一安心。

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 今日のランニング。20.1 km/135 min。今月の累計距離 139.7 km。

2011年4月22日 (金)

聖金曜日

 新しいシーズンが始まって最初の札響定期演奏会。ラドミル・エリシュカの指揮でドボルジャークの「スターバト・マーテル」。今日はイースター前の聖金曜日。チェコではこの日にオーケストラがこの曲を演奏する慣わしなのだそうだ。1年前から予定は決まっていたという話だが、今となってはなんというタイムリーな。まさに大震災の犠牲者に捧げる演奏会となった。
 有名な曲だけどぼくは初体験。ステージ後方には山台がおかれてぎっしり椅子とクッションが並んでいる。合唱団は後方座席ではなくてステージに上がるのだ。ぞろぞろとその合唱団が登場。人数の多いことにびっくり。3段の山台に4列に150人はいただろう。身動きできなくらいぎっしり。手前に二管編成で小さいとはいえオケが載って、さらに独唱者が4人。こんなにぎゅうぎゅうのステージは見たことがない。テノールなんて指揮者の指揮棒で叩かれそう。地震でも来たらみんな将棋倒しだななどとよけいなことまで心配になる。
 今週はぼくも心身ともに疲れたので、こういう長い宗教曲をボーっと聴くというのも悪くない。なんていいながら100分もかかる大曲なので実際のところ前半は居眠りしていた。ところで気になったのはテューバ奏者。いつみてもじっと座っている。最終曲の全奏部分でも1人だけカヤの外でそのままで終曲してしまった。まさか出番がないわけではなかろうから、ぼくが寝ているうちにどこかで吹いていたのだろうな。聞きのがしてすみませんでした(笑)。

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2011年4月21日 (木)

「千両花嫁」

★★★★☆。
 この著者は「利休にたずねよ」に感心して読み始めてこれが3冊目。カバーの解説に「はんなり系痛快時代小説」とあるので興味を引かれた。たしかに、これまでのしっかりした骨格の人間の生き方を端正に描いた作品とは全然違っていてびっくり。こんな芸風もあるのだ。
 幕末の京都、ふざけた名前の道具屋「とびきり屋」の駆け落ち同然に結ばれた若夫婦真之介とゆずが主人公。時代が時代、場所が場所だけに、坂本竜馬や高杉晋作や近藤勇などの大立て者が次々に店先にあらわれて、若夫婦を巻き込んでドタバタ騒ぎを繰り広げる。馬鹿馬鹿しいといえばいえるけれど、彼らのいかにもそれらしいところが笑える。
 収載された7つの小話のひとつひとつの出来事を、まじめな真之介と機転のきくゆずが度胸と目利きで抜きつ抜かれつして解決してゆくところはなかなか痛快だ。まあ、うまく行きすぎるところも多々あるけれど、エンターテインメントなのだからそれでいいのだ。なかでは「金蒔絵の蝶」。「論はないぞえ惚れたが負けよ浮くも沈むもぬししだい」、高杉晋作の直情のかなしさに思わず共感。最終の「目利き一万両」でちょっと泣かせて幕をひくあたりもうまい。こうなると続編が読みたくなるな。それがちゃんと用意されているところも心にくい。早く文庫にならないかな。

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2011年4月20日 (水)

「沈黙の教室」

★★★☆☆。
 著者が折原一というだけで身構えてしまう。そういう先入観がプラスの場合もマイナスの場合もあるだろうけれど、この作品に限ってはずいぶん損をしていると思う。なあんだという感じ。
 いわくありげな中学3年のクラス。そこに巻き起こる「粛清」という名のいじめ。それが20年後のクラス会に報復となってあらわれる。というような筋書きだ。物語は中学校時代の過去と現在が交互に語られてゆく。現在の部の主人公は事故で記憶喪失した男で、彼の自分さがしの過程で、報復殺人計画を練っていたらしいことからその中学校関係者ではないかという推測で、過去の物語とつながってゆく。
 ミステリではなくサスペンスなのだろうな、これは。だいたい雰囲気はおどろおどろしいけれど実際には事件らしい事件はほとんど起こっていない。中学校時代の粛清主謀者は誰かとか、それに対する現在の報復者は誰かとか、謎は謎としてあるのだけれど、いずれもそれほど物語の主題ではない。中学校でのわけのわからない恐怖感とか、記憶喪失者の自己探索とかのサスペンス性が主題なのだと思う。でも、叙述トリックの第一人者が著者なので、だまされないようにだまされないようにとつい細部の表現まで注意深く深読みしてしまう。それがどんでん返しもなくすんなり終わってしまうのだからまさに肩すかし。
 それに、主要人物と思わせぶりな番長が結局なんの関係もなかったりとか、読み終わっても折り合いのついていないことがいくつかあって気になる。続編があるという話だけど、これだけ読んだら中途半端な印象は否めなく減点要因になっている。やはりこの著者には目くるめく叙述トリックを期待したいよな。

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2011年4月19日 (火)

内内定

 今夜はいつもの気のおけない飲み会。まだ火曜日だし、少し控え目にジョッキは何杯くらいと思っていたら、早々に持ち込みのイタリアワインが出てきて計算が狂った。ぼくはワインといえばボルドー派なのでそれ以外の知識は皆無。こだわりのある友人にいわせれば、このBAROLOはお薦めの銘柄だそうな。輪をかけてこだわりのある飲み屋のマスターが、うんうんと話に乗ってきて、何千円くらいのBAROLOは栓を抜いてしばらくおくとパーっと香りが抜けてどうのこうのと蘊蓄を傾けてくれる。ぼくは根が単純なので、そういわれるとなるほどこれはおいしいわいとついついピッチが上がるというもの。
 それでまた、うれしいことに帰り際に就活中の学生から希望企業から内内定もらったよメールが。いやあ、まったく今日はいい日でいい気分(笑)。

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2011年4月18日 (月)

因縁

 昨日は早稲田同期の三羽烏のもうひとり広島の福井も初登板初勝利。おめでとう。佑ちゃんのほうが40分ほど早かったのだそうだけど、まあ一緒だろう。福井といえば、忘れられるものではない。駒大苫小牧高が2004年に夏の甲子園で初優勝したときの決勝の相手済美高の主戦投手だった。あのとき福井は2年生だったはず。駒苫のマー君こと田中が優勝したのは翌年の2年生のときで、早実の斎藤佑樹と決勝再試合を投げ合って負けたのがさらに翌年の3年生のとき。とすると福井は斎藤より一期上のはずだが、と思って新聞記事を見ていたら、高卒時に巨人に4位指名されたものの納得いかなかったので一浪して早稲田進学と書いてあった。なるほど、それで斎藤と同期になったのか。
 そしてその因縁の巨人相手にプロ入り初勝利を上げたと。いやあ頼もしい。これからもどんどん巨人に勝ってほしいものだ(笑)。ところで、因縁といえば、そのときの済美の4番で9回最後の打者になったのが、いまファイターズにいる鵜久森選手だ。高校時代は駒苫のライバルだった斎藤も鵜久森もいまや北海道ファイターズの欠かせない一員。で、その代わりに北海道のスーパーヒーロー田中マー君は楽天の準エースと。人生はおもしろいね~。みんなどんどん活躍してほしい。交流戦も含めてそれぞれの対決が楽しみだな。

2011年4月17日 (日)

持っている

 「持っている」人というのはこういうものなんだよねー。あやかりたいよまったく。
 日本ハムのルーキー斎藤佑樹投手が初先発で初勝利。いや、おめでとう。5回までテレビで見ていたけれどなかなかどうして立派なものだった。井口のホームランとタイムリーで4点は取られたものの、いずれも内野陣のエラーからの失点だったので、自責点は1。欲をいえばもう1, 2回投げてほしかったけれど、デビュー戦としてはまずまず上出来だろう。
 しかし強運。初回に2点を取られた後に、すぐホフパワーの満塁ホームランが飛びだして逆転。その後も味方が着実に加点してくれた。5回2点差での降板だったから、ここのところの中継ぎ抑えの出来次第ではきわどいところだったが、なんとその後は相手打線を無安打に封じての勝利。まあ二番手以降の投手も必死だったろうけれど(笑)。

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 今日は冷たい強風で寒かった。体感では今年一番かも。途中から雪混じりの雨。なにくそと思わなければとてもやってられない。マラソンはハングリースポーツだよなとつくづく思う。
 今日のランニング。18.9 km/126 min。今月の累計距離 119.6 km。

2011年4月16日 (土)

マタイ伝11.28

 聖書をときどき手に取って見る。開くところはだいたい決まっていて、しおりがはさまっているマタイ伝とかコリント前書とか。といって、クリスチャンというわけではない。九州の教会巡りは好きで、長崎、平戸、島原、天草はもちろん、五島まで足を延ばしてはいるけれど、それと同じくらい寺社仏像巡りも好きで、京都奈良の隅々まで結構歩いている。宗教的節操がないというか、誰かれ構わず神にすがりたいと思っているのか(笑)。
 聖書は本だからamazonで扱っているのだろうかと調べてみたら、ちゃんと売っていた。しかも読者の★評価までついていてびっくり。なんて罰当たりなと思ったけど、さすがに内容の評価ではなく訳の評価だった。たしかに異国語の本は翻訳のできによって印象がまるで違うから訳は重要だ。聖書も然り。
 有名なマタイ福音書11.28はこうだ。
「凡て労する者・重荷を負う者、われに来れ、われ汝を休ません。」(文語訳)
「すべて重荷を負うて苦労をしている者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」(口語訳)
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。 」(新共同訳)
 ぼくはだいたいは文語訳が好きだけど、このへんは簡明直截な口語訳も悪くないと思う。この心休められる聖書の句を大きく掲げた看板が道道112号札幌当別線沿いにある。あいの里から札幌市内に行く裏道にあたるこの主要道はよく車で通るし、最近は南あいの里から中沼方面へのジョギングルートに使っているのでよく目にする。そのたびにちょっとだけ癒される気がする。
 でかでかとこの句を正面に掲げる 「石川建材」とはなにものなのだろう。主に仕えんというからには社長がクリスチャンなのだろうなきっと。

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 今日のランニング。17.9 km/121 min。今月の累計距離 100.7 km。

2011年4月15日 (金)

Bordeaux

 とりあえずファイターズが今季初勝利を上げたし、今週はいっぱい実験したし、ついでにエバポも壊したし(泣)、金曜の夜でもあるし、ということで祝杯。ぼくはビールしか飲まないように一部では思われているらしいけれど、そんなことはなくワインの消費量も結構なものだ。
 ふだん飲んでいるのはいつもボルドーの赤。な~んていっても、今日のこれは1本690円(笑)。MyWineClub通販のボルドーお得・リヴィエール12本セットというやつ。
 さてさて、いい夢でもみて寝ようっと。

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2011年4月14日 (木)

「密室殺人ゲーム王手飛車取り」

★★☆☆☆。
 わからんなあ。殺人ゲームはともかく、どこが密室でどこが王手飛車取りなんだか。して内容たるや5人の覆面キャラがネット上でチャットしながら各人が実際に起こした殺人事件の謎解きをするという設定。ありえないというのは小説だから許すとしても、あまりに低俗。特に、最初の連続殺人。馬鹿馬鹿しいにもほどがある。
 仕掛けられたトリックも、大したものはなく、どこがおもしろいのだか理解に苦しむ。しいていえば、Q7の真相というか意外性かなあ。その先にある最後のそれぞれの正体明かしはまあどうでもいいけれど。
 解説文を読むと、清涼院流水などという名前が出てきてゲンナリ。あれと同次元に語られる作品なのか。さればこそとうていぼくの許容範囲を超えているわけだ。白旗降参。

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2011年4月13日 (水)

直行便

 4月も半ばにさしかかって、そろそろ連休の予定はなんて考えだす時期になってきた。連休が終わったらすぐに洞爺湖マラソンがあって、その2週間後にはしまなみ海道100キロだ。え~、もうあっという間じゃん。宿だけは押さえてあるけど、行き帰りの予定はまだ何も考えてない。
 スタートが福山でゴールが今治なので、札幌からはなかなか行きにくい。手元の時刻表3月号を見ると、中国四国方面への千歳からの直行便は広島行きしかない。あのド不便な広島空港かいと二の足を踏んでしまう。行きは福山ならどっちかというと岡山空港の方が便利そうだし、帰りは松山空港とすると、どちらも羽田乗り継ぎになるんだよな、やっかいなことだ。でも考えてみると国東半島100キロに通っていたころは、毎年のように千歳~羽田~大分と乗り継いでいたのだから同じことか。
 などとぶつくさいいながら、JALとANAのwebページを開く。そこで大発見。なんと6月にはANAの千歳~岡山便と千歳~松山便が飛んでいるではないか。しかも、1日1便だけなのにどちらもぼくのために飛んでくれるような理想的な時間帯。まだ旅割の空席もある。神さまはやはりいるんだねえ、というわけで速攻で予約を入れた。
 なんだ案ずるより産むが易しだったな。これで旅程はすべて決まった。あとはちゃんと走るだけだ。そこは予約のしようがないのが辛いところ(笑)。

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2011年4月12日 (火)

開幕戦

 東日本大震災の影響で遅れていたプロ野球がいよいよ開幕。帰るとテレビでナイター中継やっていて、おお、こんな日常もあったのだと新鮮に感動してしまった。まあ12対3というさんざんの結果はともかく(笑)。
 ダルビッシュってほんと開幕戦に弱いよなあ。これで3年連続負けだし。しかし今日は最悪。7回7失点とはね。理由はいろいろあるんだろうけど、ぼく的には鶴岡の負傷欠場が痛い。大野も悪くないけど、やっぱりダルビッシュは鶴岡と組ませたかった。自打球当てて顔面陥没骨折とは野球も恐ろしい。ぼくの中学時代の友人M君も野球部で自打球を目に当てて、幸い失明はしなかったけど視力低下したんじゃなかったかな。
 負傷で開幕に間に合わないのではといってた小谷野と賢介が間にあったのは明るい材料だけど、鶴岡の復帰はまだまだ時間がかかりそうだし、ファイターズもほんとにここんとこケガに泣かされてるね。まあダルビッシュでの負けは痛いけど、今日のところは144分の1だと思うことにしよう。あれ、昨年もそう言ってた?

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2011年4月11日 (月)

「チルドレン」

★★★★☆。
 快調だねぇ。これは短篇集と思いきや、さにあらず。ゆるくつながった一つながりの長篇というべきものだろう。ただし、時間順に並んでないので、意外なところにつながっているところが「ラッシュライフ」的。もっともこの作者の作品は全体がゆる~くつながっていると言えなくもない。
 なんといっても存在感あるのは陣内。笑えるよね、まさに陽気なギャングの響野だよ。たぶん同一人物だろう。好きだなこういうやつ。友人にひとり欲しい。陣内も響野も周りの人ははた迷惑を被りつつも楽しんでいるではないか。
 収録されている5作それぞれに仕掛けがしてあって、特に最初の3作は銀行強盗と父親と時間停止とで意外性を楽しめる。後半の2作はちょっとその点弱いかな。
 しかし、伊坂幸太郎の小説は細部にわたって小道具が気が効いている。読んでいると絶対「Hey Jude」を聴きたくなるし、「侏儒の言葉」を読み返したくなる。そして極めつけは、「あらゆるものごとのなかで一番悲しいのは...」というトルーマン・カポーティの引用。ぼくは矢も盾もたまらず原作を買いに行った(笑)。

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2011年4月10日 (日)

統一地方選

 統一地方選挙。しかしこの盛り上がりのなさ。東日本大震災の陰に隠れて、あれ選挙やってるのという感じ。ここ札幌はいつもどおりに知事、道議、市長、市議の4重選挙だったのだけど、知事と市長はほぼ無風だし、つまらないことおびただしい。
 予想通りに、20時の投票終了からほどなくどちらも当確が出た。これでは投票に行こうという意欲もそがれるよな。だいたい争点というのがほとんどない選挙だったし。別に今のままでいいじゃんと思えば、そりゃ現職が強いに決まっている。東京都知事もしかり。また4年間あのじいさんの放言を聞かされるのかと思うと憂鬱極まりないが、といってぼくに選択権があるわけじゃなし。もうあまりに馬鹿馬鹿しくつまらないので寝よう。
 今日のランニング。21.5 km/147 min。今月の累計距離 82.8 km。

2011年4月 9日 (土)

仏英変換

 今年は雪解けが遅いこともあるけれど、まだ自転車に乗っていない。こんなに遅いことは記憶にない。新学期が始まっているし、例年ならキャンパス内の移動に自転車が重宝しているところなのに、何かというといまだに10分以上かけて高等教育推進機構まで歩いている。昨年までキャンパス内移動に乗っていた娘のお下がりのママチャリが不調になったので、今年は家にある10年選手のBD-1をもっていってふだん乗りにしようと思い、先週雪に埋もれた物置から掘り出したものの、空気入れていたらパナレーサーの空気入れの接続部分がパリンと割れてアウト。うーむむ、これダイキャストかな、こんなとこ割れるか普通。
 というわけでフレンチバルブ用の空気入れを買わなきゃと思っていたところ、仏式→英式のバルブ変換コネクタがあるのに気づいて、今日はそれ経由でママチャリ用の空気入れを使ったところ、ちゃんとはいった。なんだよ先週気がつけばよかった。ゲージがないので空気圧管理はできないけど、指で押してみたところではそこそこははいっているからふだん乗りには問題なかろう。よし、明日はこれを大学までもっていくとしよう。

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 今日のランニング。21.3 km/134 min。今月の累計距離 61.3 km。

2011年4月 8日 (金)

「火天の城」

★★★★☆。
 信長は人気あるなあ。日本の歴史上の人物の中では異色の存在だ。あまりにかっこよく書かれ過ぎているきらいはあるけれど、その凛とした苛烈さ、容赦ない鋭さで人生を駆けのぼり、あっという間に散った潔さ。たしかに憧れてしまう。大河ドラマだと高橋幸治、といっても誰も知らないか。延命嘆願が殺到して本能寺の変が延期になったくらいの人気だった。もちろん自分はああは絶対なれないし、たぶん自分が家来だったらとってもやってられないだろうとは思うけど。ぼくは姓名判断によれば明智光秀型なのでなおさらだ(笑)。
 その信長の安土城の築城物語。山本兼一の作なので期待して読んだけどさすがに期待にたがわぬ力作。棟梁の岡部又右衛門と以俊父子を中心とした男達の渾身の物語だ。なんといっても圧巻は八間もの木曾檜の川流しと三万貫の蛇石の運び上げだろう。その途方のなさには感嘆するしかない。そんなにまでして造り上げた時代を超えた独特の意匠を凝らした異国風の天主が、またあっけなくも焼け落ちる。人生とは、歴史とはそういうものなのだろう。そのはかなさがまた信長らしい。
 今は小山に石垣跡しか遺構が残っていないという安土城址。まさにつわものどもが夢のあと。行ってみたいと痛切に思う。

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2011年4月 7日 (木)

入学式前日

 いや~、今日は疲れたぞ。午後にあった新入生向けの「学部移行ガイダンス」。うちの大学では今年度から入試システムが大きく変わって、従来の学部別入試に加えて総合入試制度が導入された。理系・文系という大くくりで入学して、1年後に志望と成績に応じて学部・学科移行をするというシステムだ。ぼくが学生だった大昔には理類・文類というくくりで入試をやっていたので、昔にもどったというわけだけど、実際の学部・学科移行を決める手順はずいぶん複雑になっていて理解するのが大変。
 総合入試枠で入ってきた1200名もの学生を6グループに分け、関係する先生3人で分担してその説明をするのがこのガイダンス。1時間ずつ同じ説明を2回担当するというだけの話なんだけど、40枚のパワポスライドで込み入った内容を1時間で説明するのはなかなか難しい。もちろん聞く新入生だって大変だろう。明日の入学式を前に、今日は朝からオリエンテーションだのガイダンスだのと一日中いろいろな説明を聞かされ続けて、その最後がこれなんだから。
 説明内容を直前までああでもないこうでもないと詰めていて、こんな説明で学生が理解できますかね~と言ったら、担当の先生曰く、東大の手順はこんなもんじゃなくてもっと複雑なんだ、と。なるほど、それが理解できるくらいじゃなければ東大生は務まらないわけだ。いずれにしても、移行点の計算法と系ごとの算出基準単位数は大事なのでちゃんと理解してくださいね、お願いだから。なんてここに書いても仕方ないんだけど、根が心配性なもので(笑)。

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2011年4月 6日 (水)

「氷温食品入門」

★★★★☆。
 ほらね、予告通りだったでしょ(笑)。18時半くらいの薄暮の空高く浮かんだ鋭弧の四日月はそれは美しい眺めだった。すっかり陽が落ちてからの赤っぽい月もきれいだけど、ぼくは淡青色の薄明に浮かぶ細い月が好き。キャンパスからの眺めはまさに絶好だった。デジカメを忘れたので写真が撮れなかったのが残念。
 それはともかく、なんで突然こんな本が。氷温食品の第一人者である著者の山根昭彦氏はぼくの研究室の後輩で、この本は贈ってもらったものだ。冷蔵でも冷凍でもないその中間の氷温貯蔵のメリットについて、豊富な実例でわかりやすく解説してある。ぼくは本のみならず海産物から日本酒までいろいろな氷温食品を賞味させていただいているので、その有効性やおいしさは体験済みだ。この本を読むと、それが科学的な裏付けで証明されていることがわかる。氷温域が生物にとってはもっともストレスのかかる状態で、凍結を防ぐために糖類や遊離アミノ酸濃度が上昇し、それがおいしさにつながるなんて話はまさになるほど目から鱗だ。
 半分身内の本なので、評価も氷温風味になっているかもしれないけれど、食品保蔵に関心をお持ちの向きには一読をお薦めしておこう。お求めはこちら

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2011年4月 5日 (火)

四日月イブ

 今日から新学期のスタート。初日は昨年同様朝一の講義で始まる。今年もこの講義室一杯に一つの空席もなく95人の学生で埋まった。これで気合が入らなかったらどうかしている。

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 夕方は研究室の新年度最初のミーティング。こちらも就活に出向いている学生以外は全員顔をそろえたはずだったけど、ぼくは午後の新入生ガイダンス打合せが長引いて残念ながら欠席。年度の最初くらいはと思って気の利いた挨拶を準備していたのだけれど、披露しそこなった。学生たちには申し訳ないことをした。
 そんな夕暮れに月齢1.8の細い月。あまりにはかなげで美し過ぎる。三日月は月齢2の月をいうのだそうだが、これくらい細いと注意して見ないと普通の人は気づかない。携帯で写真撮ったけど当然ほとんど見えない。よくみると中央のビル(市立札幌病院)の上空に写ってはいるんだけど。

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 明日の夕暮れはもう四日月だけど、たぶんそのくらいの方が見ばえしてとてもきれいに見えるだろう。明日は幸い日本全国晴れの予報。ぜひ夕方の西空を見上げてくださいな。絶対後悔しないと思うよ。

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2011年4月 4日 (月)

「毒入りチョコレート事件」

★★★★☆。
 なるほどねぇ、こういう仕掛けなのか。毒入りチョコレート試供品を送られた男が、たまたまクラブに居合わせた別の男にそれと知らずに渡し、持ち帰った男の妻がそれを食べて死亡するという実際に起きた事故の真相を、犯罪研究会という好事家6名がそれぞれ独自に解明するという筋立てだ。
 警察から公表あるいは提供された事実と、個々に行った聴きこみを元にして推理を組み立ててゆくのだが、6人から6通りの異なる解釈が提出される。見方によってはああも考えられるこうも見ることができるという可能性の広さ。論理パズルとしてなかなかよくできている。
 ちょっと表現というか個々の推理開陳部分が冗長な感もあるが、それぞれはよく考えられていてさもありなんと思わされる。特に、ぼくは4番目のシェリンガムの推理にはうならされた。が、それは正解ではなく、最後の最後に意外な事実となるのだが、犯人らしからぬ人物が犯人というよりは探偵らしからぬ人物が名探偵というオチで幕となる。おもしろい。

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2011年4月 3日 (日)

ライバル

 エイプリルフールはもう終わったよね、と言いたくなるような天気。一日中雪。時折強く、叩きつけるように降る。昨日も風が強くて寒かったけど、天気予報から明日は今日よりは好転するはずと期待して、今年初めての20キロ越えを楽しみにとっておいたのに。なんの、こんな日に2時間も走るのかよというトホホなことに。
 晩年に一番の自信作はと問われたチャップリン。次回作だよと答えたそうな。いつまでたっても過去を越えるのが目標という姿勢がすばらしい。なので、ぼくもそれにならっていつも思っている、ライバルは昨日の自分。他人に負けるのは仕方がない。だけど自分には負けたくない。昨日よりも100メートルでも1分でも長く走りたい。
 というわけで、吹雪の中をスタート。しかしそうはいっても寒い。2月にも週末は毎日同様のコースを走っていたけど、同じ服装でも今日の方がずっと寒く感じる。なんでだろう。もう4月、一時でも暖かい日を経験してしまって身体がリセットされてしまったのだろうか。なんとか目標の石川建材まではたどり着いて、その先少しいったところで折り返す。こんな天気でなかったら石川建材の看板の写真を撮ってアップするつもりだったのに、日延べだな。
 13キロ走ったところで地区センターに駆け込み、トイレと温かいドリンクの休憩。昨日より短くてもいいからもうやめようと思ってたが、エイドステーションで少し暖まって元気が出たので、残りの7キロを走りきることに。しかしなあ~。先週はずっと暖かくて、学生が軽装でキャンパスを走っているのをうらやましく眺めていた。よし、と迎えた週末がこれだもんなあ。よほどふだんの行いが悪いのだろうか(泣)。

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 今日のランニング。20.1 km/136 min。今月の累計距離 40.0 km。

2011年4月 2日 (土)

千両役者

 大震災の影響で開幕を遅らせたプロ野球。本来ならばシーズンが始まっているこの週末だが、チャリティー試合と銘打って6試合が開催された。ここ札幌ドームでは日本ハム―楽天という好カード。
 試合に先立って、選手たちによる募金活動が行われた。何といっても目玉は楽天田中と日ハム斎藤がひとつの募金箱を持っての登場で、会場は長蛇の列だったらしい。しかしお宝写真だよなあ。この女の子超ラッキーじゃんか。これならぼくだって並んで大枚をはたきたくもなろうというものだ(笑)。
 気になる試合には両雄は登場しなかったのが残念だけど、このカード明日もあるのでぜひ期待したいところ。全席2000円の入場料が5000円でも大入り満員になるだろうに。

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 今日のランニング。19.9 km/129 min。今月の累計距離 19.9 km。

2011年4月 1日 (金)

「陽気なギャングの日常と襲撃」

★★★★☆。
 前作ではあんなに笑ったのに...、2作目は難しい。あれ、どこかで最近聞いたような。伊坂幸太郎にしても然りか。まあ、そうそう銀行ギャングばかりで話をつなぐわけにはいかないしね。演説強盗といったって2回目では新鮮味に乏しい。
 前半は成瀬、響野、久遠、雪子の4人のそれぞれの物語りを綴って変化を出している。が、それが成功しているかどうかは微妙。底が浅いというか、はっきり言ってあまりおもしろくない。何といってもこの連作の魅力は、メンバー同士の当意即妙の掛け合いだろう。当然ながら個人プレーではそれが現われない。響野と久遠の会話、もっともっと聞きたかったのに。
 この著者のことなので、一見つながりのないそれぞれの挿話がちゃんと意味を持って最後には一つにまとまるのはいつもながら感心する。だけど、久遠の超絶技巧はまあ主役の1人だから許すとしても、いみじくも作中で成瀬が言っているように、必要な小道具をなんでもかんでも田中に頼るのはいかがなものか。まるでドラえもんポケットのようでちょっと安易だよな。そのあたりもこの作品の限界といえるかも。
 というわけで、陽気なギャングが姿を現すことはもうないのだろうけれど、そう思うとそれぞれのあまりに個性的なキャラクタに会えないというのも残念だ。準主役級でいいから、4人がそれぞれ活躍するような作品を読みたい気がする。それはそうと、今回お気に入りのエピグラムは何といっても、「愚か者は、天使が恐れるところに突進する」。ぼくは響野乗りだからね(笑)。

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