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2011年6月10日 (金)

過剰サービス

 なぜか5月はなかった札響定期。なので2ヶ月ぶり。この時期、開演に駆けつけてもまだ明るい。今日は小曽根真の登場とあって若い人が結構入っていた。人気あるねこの人。まあわかるけど。出し物はショスタコーヴィチのコンチェルトというぼく的にはわけのわからない曲だったけど、抜群のテクニックでさらりと弾きこなしていたのはさすが。アンコールにはしっかりスタンダードジャズ曲を弾いて喝采を浴びていた。音楽のジャンル分けなどという概念は必要ないのだろうな。自由自在。
 しかし、後半のメインプロがいただけなかった。レスピーギのローマ三部作は有名なわりにはぼくは初めて聴いた気がするけれど、あまりに通俗的すぎて映画音楽を延々と聴かされている感がある。あんなのを3つも続けてやらないでほしい。ひとつで十分。みんな同じに聞こえるし。
 それと、最近恒例になっている開演10分前のプレトーク。あれは心底やめてほしい。なんでプログラムに載っている内容を舞台にわざわざ出てきてしゃべらなければならないのか理解できない。月に一度の演奏会。つかの間日常の喧騒を離れて楽しみたい。会場にはいってイスに身をもたせた時から非日常の豊饒な時間が始まっているはずなのに、なんで押しつけがましいトークを聴かされねばならないのだろうか。演奏が始まるまでの期待に満ちた時間を静かにさせておいてほしい。

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