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2011年12月

2011年12月31日 (土)

大晦日

 ぼくの2011年。
 今年書いたブログ、365エントリ。
 今年のつぶやき、1467ツイート(+α)。
 今年ブログで紹介した本、111冊。独断と偏見のベスト3、第1位「名残り火」、第2位「砂漠」、第3位「ルー=ガルー2」。
 今年聴いた一曲、「君がいる」。
 今年走った距離、実走1974.0 キロ、換算2277.3 キロ。走ったレース、しまなみ海道100キロ北海道マラソン洞爺湖マラソン(途中中止)。
 今年飲んだビール、ワイン、量り知れず(笑)。いただいた五一わいんはもったいなくて飲めなかったので、年明けにいただきます。
 みなさまよいお年を。

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 今日のランニング。12.2 km/91 min。今月の累計距離 141.5 km。今年の累計距離 1974.0 km。

2011年12月30日 (金)

「アルキメデスは手を汚さない」

★★☆☆☆。
 結構有名な作品でありながら未読だったもの。結論から言うとわざわざ読むほどの作品ではなかった。1973年の江戸川乱歩賞というから38年前。ぼくが大学にはいった年の作なのだから古めかしいのはどうしようもない。しかしねえ。古くても時代を越えて読み継がれる名作というものはあるのだから、古いのは理由にはならない。登場人物の会話や態度などがあまりにも大時代的というか不自然な小説調で現実離れしているのが大きなマイナス。いくらぼくの学生時代だってこれはないだろうよ。こういう文章を書く人ってときどきいるけれど、書いていてそれが自然だと思っているのだろうか。それともぼくの周りの人々が異端なのだろうか。
 文体はともかく、内容がまた内容だ。「若者の友情と反抗を描く伝説の青春ミステリ」といううたい文句の白々しさ。どこが青春ミステリなんだか。ストーリー展開も犯罪もあまりにお粗末。タイトルが伏線になっているっていってもねえ。繰り返すけど38年前当時いやもっと昔だってもっと素晴らしい作品はいっぱいあるから、時代のせいではない。乱歩賞選考委員の目は節穴だったとしか思えない。あ、一年の締めくくりにこんな駄作を選んだぼくの目こそが節穴か(笑)。

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 今日のランニング。14.3 km/103 min。今月の累計距離 129.3 km。

2011年12月29日 (木)

「女王国の城」

★★★☆☆。
 江神二郎ものの4作目。なんでいつもと思うような孤立シチュエーション。火山、孤島、芸術家村ときて、今回は木曾の山奥の宗教施設。そこで起こる連続殺人事件に巻き込まれる英都大推理小説研のメンバー。
 まあここまでくるとマンネリ感は否めないね。山奥に忽然と建設された近代的な宗教施設と宇宙人探索などと舞台は凝っているけれど、肝心の事件自体はかなりお粗末。もみ消しに走る宗教側と脱走を図る推理研メンバー、いくら山奥の村とはいえ情報的な孤立設定は不自然だし、それが延々と繰り返されるのが長すぎる。ひけらかされる過去のミステリ作品の蘊蓄もすべて不要とはいわないけれど、そういう本筋とは関係ない部分が多い。あっと驚くトリックもないし、犯人も地味すぎて拍子抜け。所在が明らかでなかった教祖様が最後に颯爽とあらわれるところはなかなかの見せ場だけれど、まあそれだけだな。これなら「双頭の悪魔」の方がずっとよかった。
 このあたりがこの著者の限界なのかなあ。新本格って頭数は多いけれどどんぐりのせい比べ。一頭地を抜く人材がいないような。

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 今日のランニング。14.2 km/99 min。今月の累計距離 115.0 km。

2011年12月28日 (水)

機種変更

 恒例?の年末自分あてプレゼントというわけで、スマホの機種変更にヨドバシに行ってきた。今日はまだ平日なせいか昼頃でもずいぶん空いていて拍子抜け。販促のお嬢さんをつかまえて購入の意思を伝え、カウンターに案内される。あとはお定まりの機種変更手続き。当然BBBを持っていったけれど、SIMカード自体が新しくなるので何もされなかった。電番はホスト側で移し替えるので、旧機のSIMカードは刺さったままで自動的に使用不可になる。なるほどね。
 書類一式が整った後、1時間待ちで受け取り。無事にandroidユーザーになった。BBB9000は気に入ってたので、次の機種は後継の9900のつもりだったんだけど、通信速度の遅さと画面の小ささがどうしてもネックだったのと、違うのも使ってみたい誘惑に負けて浮気。ごめん。打ちやすいキーボードは捨てがたいけどな。まあなんとかフリック入力を練習しよう。
 帰って初期設定。さすがにメニューの構造等勝手が違って右も左もわからない。文字通り右にも左にも画面があるなんてのもしばらく気づかないし。最初になぜかWiFi接続設定をしてしまったらドコモSPモード設定でエラー。こちらはWiFi経由では設定できないことがわかって一旦WiFiを切ったりとか、まあそういうつまずきも新機種の楽しみのうち。さすがにgoogleOSなのでアカウント設定したらすぐにGmailがどかどか届く。ぼくは職場を含めすべてのメールをGmail転送してあるのでとりあえず必要な情報ははいってくるようになった。そうそうtwitterアプリも忘れずインスト。
 あとは、しかし機能盛りだくさんの機種なのでこの休暇中においおいマスターすることにしよう。写真撮ってブログ更新くらいはなんとか早くできるようになりたいものだ。あ、ちなみにSH-01Dの青です。

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2011年12月27日 (火)

御用納め

 え、一日早い?気のせいでしょ(笑)。
 今年は珍しく1月4日の御用始めからまじめに実験したので終わりを1日くらいはしょったっていいよね、ってそういう問題じゃないか。ここへきていろいろと積み残しはあるもののキリがない。実験はしたくてもできないし、さりとてオフィスでPCに向かっていたからといって生産性が上がるわけでもないので、無理やり御用を納めてきた。
 これから年末〆切の原稿の最後の仕上げをしなきゃならないので、研究室から重たいボルハルト・ショアー第6版上下をかついで持ち帰ってきた。しかしマジ重い。いったい何キロあるんだろうと奥付をみる(書いてないって)。これを教科書として持ち歩かなきゃならない学生に今日はほんとに同情した。その奥付にコピー、スキャン、デジタル化は禁じられていますとしっかりクギを刺してあるので、自炊も不可だ。文庫やコミックなんて持ち歩いても知れてるし、教科書こそ率先して電子化すべきではと思う。あとは年明け初めにあるゼミ発表のパワポもこれからつくらなきゃならないけど、こちらは図書館のリモートアクセスサービスで自宅でもオンラインジャーナルやDBにアクセスできるので助かる。といっても誰かがやってくれるわけではないので、自分でやることには変わらないのだけれど。
 明日からせっかくの9連休なのにこう書くとめでたさも中くらいだな。でも、この休みにひとつだけ楽しみが。それを励みにがんばるとしよう。

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2011年12月26日 (月)

24年後

 政府は26日、北海道新幹線札幌延伸など整備新幹線の未着工3区間の建設に着手する方針を決めた、というニュース。といってもこのブログにも最近書いたようにすでに既定方針となっていたわけなので、目新しくはないけれど。このあとは政府内で試算が済んでいる投資効果等を有識者の検証会議で確認した後に年度内に正式認可、着工という流れになる。
 事業費は総額3兆3千億円、そのうち北海道分は1兆6700億円で、35年度内開業が想定されている。ということは24年後ね、微妙な(笑)。札幌~東京間5時間1分なんて書いてあるサイトも。以前は275 km/h運転で4時間40分といっていたのにまたずいぶん後退したものだな。100キロも長い今の東京~博多ですら最速のぞみで5時間切っているのにそれはないでしょうに。
 よそさまのことだけど、同時着工になる九州新幹線長崎ルートの諫早~長崎がフル規格整備に格上げされたらしい。ずいぶん大盤振る舞いだ。大丈夫なんだろうかと思ってしまう。と思いきや、東電が福島第1原発事故直後に緊急融資を受けた約2兆円の返済期限の先送りを主力取引銀行に要請したというニュースも。整備新幹線は時代錯誤の巨大プロジェクトなんて言われるけれど、銀行ってポンと2兆円も出せちゃうんだと感心してしまった...。

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2011年12月25日 (日)

「天才絵師と幻の生首」

★★★☆☆。
 半次捕物控シリーズ7作目?かな。今までおもしろく読んでいたけれど、これはちょっといただけない。さすがの佐藤雅美もあれこれ書きすぎて息切れしたのだろうか。おなじみの登場人物のやりとりはいつも通りおもしろおかしく楽しめるんだけど、肝心のストーリーがなあ。いずれも無理っぽい。まあねえ、似たようなシリーズをいろいろ書き分けていればネタも尽きるだろうさ。だけど幸い半次ものには小三郎という得難いキャラがいる。出てきて半次に声をかけるだけですでに笑える。だから、惚れっぽいだけではなくもうちょっと彼を活躍させたらいいんじゃないかなあ。次作に期待か。

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 今日のランニング。16.3 km/111 min。今月の累計距離 100.8 km。

2011年12月24日 (土)

もーりすカー

 藻岩山のロープウェーが改装されて昨日23日から新規営業が始まった。搬器がスケルトンタイプに一新されたので一度乗りに行かなくちゃな。それはそうと、ロープウェー終点の中腹から山頂までにあったリフトが撤去されて新たにもーりすカーなるミニケーブルカーができたのだそうだ。え、ケーブルカー?ほんとうか。こんな積雪地帯の山にケーブルカーなんて可能なんだろうか。がぜん興味が湧く。もちろん本当にケーブルカーなら鋼索鉄道なので鉄道乗りつぶしの立派な対象になるので何をおいても乗りに行かねばならないし。
 ということで情報収集すると、「ロープウェーの方式を使った世界初のケーブルカー」と書いてあるページも。これが意味不明。確かに写真を見ると索道の搬器みたいなのがフレームにぶら下がっているけれど、どうみても架空線はない。ロープウェー方式といっても地上を走っているので支持索は不要だから曳索があるということか。なら普通のケーブルカーと同じじゃん。2台ペアになった搬器が行ったり来たりするだけのようだから、カウンターウェイト方式なのかな。そんなロープウェーはないから斜行エレベータみたいなもののような気がする。ならば鉄道ではないよなあ。まあ参考記録として乗りには行くけれど。
 そんなこんな不思議がっているうちにYoutubeにビデオ映像が上がっているのを発見。よく見ると軌道敷内には曳索はないけれど搬器の両側にリフトの支曳索見たいなのが見える。つまりロープウェーではなく搬器が曳索に固定されたリフト方式なのだな。搬器は循環しないからそのつど曳索を止めたり逆転させたりしているのだろうか。でもそれならカウンターウェイト方式にした方が自然な気がするけれど、それらしいものは見えなかった。そのあたりが世界初という珍奇なシステムなんだろうか。いずれにしてもこれは何としても実物を見に行かねばならないな。

 

   今日のランニング。18.0 km/123 min。今月の累計距離 84.5 km。

2011年12月23日 (金)

天皇誕生日

 ぼくは古い昭和の人間なのでこの時期に天皇誕生日というのにはいまだに違和感がある。もとの4月29日は今は何の日になったんだっけ。昭和の日だったかみどりの日だったか。
 今日の日に寄せた天皇陛下のお言葉が心に沁みる。あらためて今年が災害に明けくれた一年であったことに思い至る。つい今日もニュージーランドのクライストチャーチで地震があったというニュースを聞いた。そういえば2月22日に大きな地震があって富山外国語学校などの日本人留学生ら28人を含め181人の犠牲者が出たのも今年だったんだ。連日報道されていた大きなニュースだったのに、すぐ後にあった東日本大震災の影に隠れてその後はほとんど忘れていた。
 天皇陛下がお言葉の最後に「来る年が少しでも良い年となるよう願っています。」と結んでいるのは本心だろう。個人的にはぼくもさんざんな年だったので、特に良い年でなくてもいいから、ごくごくふつうの年になってほしいと祈らざるをえない。

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2011年12月22日 (木)

大掃除

 冬至。これからが冬本番のはずなのに、わが家の周辺では近年にない大雪ですでに真冬だ。ただこれから少しずつ太陽の光が回復していくことだけは間違いないので、それだけを楽しみに少しずつ春を待ちわびるとしよう。
 バタバタとして12月ももうあと9日になった。明日からの3連休の後3日働いてまた3日休んだらもう新年だ。あっという間だな。1年が速い。今日はそういう日取りなのか、うちを含め周りの研究室がみんな大掃除。ぼくは事情があって9月9日以来3ヶ月半ほどまったくベンチワークをしてないので実験室の掃除は免除してもらい、オフィスの机周りの片づけだけ。といっても結構これが大変だ。学会誌などの雑誌類や会議資料などの印刷物を重ねては束ねる作業に午前中いっぱいかかる。同室のK先生があきれて「これ1年分ですか?」ときく。「うん、まあ昔のものもあるけど...(去年と同じこときくなよ)」。そうだよな昨年も同じくらい大変な思いをしたはずだ。昨年何年分も捨てたはずなのに何でまた今年何年分も処分してるんだろうか。どこから湧いてきたのだ?ひょっとしてぼくの1年分は他人の5年分くらいあるのだろうか。逆“ルー=ガルー2”かよまったく(笑)。

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2011年12月21日 (水)

「頼子のために」

★★☆☆☆。
 この作者、新本格で名前はよく出てくるけれど実はよく知らない。たぶんこれが2冊目。で、なんだかなあ。タイトルはキャッチーでいいと思う。それでぼくもだまされて買った。内容は...。
 高校生の娘が公園で縊死体で発見される。続発していた一連の通り魔事件関連かと思いきや、その子が妊娠四ヶ月だったことから一転して、名門高校の教師との関係とその事件への関与の疑惑が。なんともはやありがちで反吐が出そうな設定だ。それでまた見当違いの捜査をしている警察と事件もみ消し工作をはかる学校に業を煮やした父親が単身復讐に立ち向かうという構図。そこまでが導入部。
 その後、厭味ったらしい著者と同名の探偵が捜査に乗りだして、お定まりの驚愕の真相というやつが明らかになる。ひっくり返すにはこれくらいのことをやらなきゃならないんだろうかね。最低の筋書きだと思うけど。人間描写がなってない。現実味がないというか登場人物の心理が全然理解できない。最後の幕引きの偽善者っぽさもいやみだし。名探偵だけが悦に入っていて誰も救われない暗澹たる結末。

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2011年12月20日 (火)

「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」

★★★★☆。
 うん、まあ島田センセイにしては他愛ない手すさびではあろうけれど、これはこれでおもしろく仕上がっている。どんなものを書かせてもそれなりに読ませてしまう手腕はまったくすごい。
 イギリスはロンドンのベーカー街221Bという住所はミステリファンなら誰でも覚えている。世界一有名な住所のひとつではなかろうか。ぼくがシャーロック・ホームズを初めて読んだのは小学生のときで、少年少女向けに訳出されたたしか20巻本を全部もっていた。その後、何度かいろいろな版で読み直し、パロディやら評論やらもずいぶん読んだ。今も30年以上も前に出たパシフィカ版全集が手元にある。
 そのホームズをイギリス留学中の夏目漱石が訪れて事件に巻き込まれるというまた奇想天外な設定だ。謹厳実直そうな漱石が意外やユーモラスなところがまずはおかしい。その漱石の視点とワトソンの視点で交互に物語が綴られてゆくのだが、奇人ホームズの立ち居振る舞いが両者の視点を通すと全然別のものに見えてしまうところもおもしろい。
 事件はある青年が一夜にしてミイラに変じてしまうという不可解なもので、最後はホームズがトリックをあばくという、いつものホームズ譚のような結末になっている。トリック自体はまあまあだし、他のホームズ物と比べても遜色ないと思う。だけどやはり読みどころは古き良き時代を彷彿させる漱石、ホームズ、ワトソンの掛け合いだろうな。ユーモア小説としても十分楽しめる。
 ただ、年少読者にも読みやすい「総ルビ版」というのが煩瑣で最後まで読みにくかった。電子ブックならルビを出したり消したり自由?にできていいなとちょっと思った。

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2011年12月19日 (月)

中13日間

 金正日総書記死去。え、69歳?そんなに若かったのか。ぼくならあと○年じゃん。というようなニュースはあちこちを駆け巡っているだろうから、ここでは書かない。
 昨日行われた防府読売マラソン。2週間前の福岡で日本人1位になったばかりの公務員ランナー川内優輝がまた走って2時間12分33秒で日本人トップの2位にはいったというニュース。これには驚いた。福岡の結果ではロンドン五輪代表選考には不十分だし何より本人が不満だったので、2月の東京マラソンを目指すという話はきいていた。それだってトップランナーとしてはかなりのハードスケジュールだろうに、ここでまた走っていたなんて。記録は平凡だし本人としては練習みたいな位置づけなんだろうか。それにしてもすごい。
 上記ニュースの川内の言葉、「福岡から2週間。常識外れだとか、頭がおかしいとか言われた中で、サードベストの記録が出た。みんな自分の中に限界をつくってやっている。僕は、やってみないと分からないじゃないか、と思っていますから。今回は東京に向けて自信になりました。」とのこと。
 あっぱれだ。「できない」のではなく「やらない」のだよな。ぼくも、頑張ろう、頑張らなくちゃ、と勇気づけられる。がぜん応援したくなっちゃうよ(笑)。

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2011年12月18日 (日)

道程

 僕の前に道はない、僕の後ろに道は出来る、って高村光太郎かよ(笑)。雪原に見えるここはちゃんとした道路なんだけど、休日はほとんど車も通らないので地吹雪に埋もれてこのとおり。ぼくが雪を漕いで走っってきた足跡だけ。この頼りなげな足跡も帰りに通るときには風で埋もれてしまっている。
 しかし今年は雪が多い。12月17日時点の最深積雪は63 cmに達している。昨年も一昨年も14 cmだったからいかに多いかがわかる。過去10年間でも最大だ。しかも寒い。今日も日中走っている時間帯の気温は-5℃。天気は晴時々吹雪。こういうときに走るとたった12キロでも夏場に20キロくらい走るより達成感あるよな。
 暖かい家で寝っ転がって本でも読んでいれば冬も極楽なのに、何を好き好んで吹雪の中へ走りに行くんだろう。北国の冬は長いから三ヶ月も何もしないでいると、ただでさえ老化で低下してゆく持久力、筋力が元に戻ってしまう。また春先に一からやり直しでは悲しい。少しでも昨年の自分より先を走っていたい。暖かい地方で冬でも疲労骨折するほど走れるなんてほんとにうらやましいよ。

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 今日のランニング。12.2 km/84 min。今月の累計距離 66.5 km。

2011年12月17日 (土)

川嶋あい

 あいちゃん、ってば。走るんだったら相談してよね。疲労骨折で全治1ヶ月なんてことになる前に。よろこんで相談にのるよ、ぼくでよければ。
 川嶋あいというと、ぼくにとってはI WiSHの「明日への扉」、そして「サマーブリーズにのって」。アップテンポの元気の出る曲で、昔100キロマラソンのスタート前に聴いて気合いを入れたものだ。そのボーカルが川嶋あいで、実父は行方不明、実母は産後ほどなく死亡したため、両親に会うことなく養護施設で育ち、川嶋家に養女として迎えられたという不幸な生い立ちに育ったこと、歌手としてデビューしてからは私費を投じてブルキナファソやカンボジアに小学校を建てたこと、それについて、「売名だと思われてもいい」「偽善だと思われてもいい」「何と思われようが、そこでひとりでもはげみに思ってくれる人がいればいい。」と語っていること、を知って、あんなにかわいらしい顔をして、根性あるなあ、えらい!すばらしい!と、ほんとうに心から感動した。
 そのあいちゃんが、体力つくりに始めたランニングにハマってしまって月に200キロも走るようになって疲労骨折とのこと。来年はトレイルランに参加しようと秘かに目標としていたのだとか。うんわかるわかるよ。走り出したら止まらなくなるんだよね。でも、急な走り過ぎは禁物。少しずつ距離を延ばしていけばいい。まだ若いんだから来年が再来年になったって全然大丈夫じゃん。それにしても24時間テレビなど芸能人ランナーがこれほど多い時代なのに、周りにそういうアドバイスしてくれるスタッフがいないんだろうか。
 一歩ずつ走り出せばいいんだよ。おぢさんが応援してるからね(笑)。

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 今日のランニング。12.1 km/82 min。今月の累計距離 54.3 km。

2011年12月16日 (金)

「日本海」廃止

 また鉄ネタにもどってしまった。今日は来年3月のダイヤ改正の概要が発表になったので触れないわけにはいかない。
 新幹線では100系と300系がすべて引退。100系はともかく300系って最初の「のぞみ」車両だよね。「のぞみ」って走り出してもうそんなにたつのか。ついこの間愛称募集していたようなってのは大ボケとしても、トシとるわけだよ。
 まあ新幹線は大して興味ないからいいけど、おおと思ったのはついに「日本海」の廃止。これはずいぶん取り沙汰されていたから意外というのはあたらないけれど、やはりさびしい。東海道・山陽や東北筋と違って新幹線の影響は直接受けないので需要はそこそこあるようにも思うけどな。寝台列車そのものの意義がなくなってきちゃったんだろうな。若い学生にきいてみても寝台車に乗ったことある人なんてほとんどいないし。
 「日本海」は、数えたことないけどずいぶん乗っているはず。函館直通が廃止されてからは、もう乗ることもないだろうな、でもなくなるまでにもう一度くらい乗っておきたいな、と思っていた。が、3月17日改正ということは3月末の京都の学会では間にあわないんだ。残念。これでいわゆるブルートレインといわれる固定編成客車寝台特急列車は定期運用は「北斗星」と「あけぼの」だけになってしまった。となると、早いうちに「あけぼの」にもう一回くらい乗っておかなくちゃという気になるよね(笑)。

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2011年12月15日 (木)

「鳥人計画」

★★★☆☆。
 東野圭吾の初期作品。今の尺度で計るのは酷かもしれないけれど、これだけのビッグネームにしてはやはり物足りない、と思ってしまう。ミステリとしての意外性はさておくとしても、タイトルそのままのストーリーの主眼であるスキーのジャンプ競技にまつわる選手改造計画。ここがなんか当たり前すぎておもしろくない。たとえば島田荘司ならもっとあっと驚く仕掛けを考えるのでは、と思ってしまう。できるかできないかはさておき、ありそうな話だと思ってしまったらとたんに退屈になってしまう。V字ジャンプ以前の古き良き時代のジャンプ競技へのノスタルジー以上でも以下でもないし、宮の森シャンツェや円山などが舞台になっていて何となくぼくとしてはローカルな親近感はわくものの、それが評価に響くというものでもない。
 殺人事件の犯人が早くに割れてしまって、違った意味の謎解きをするというひねった目新しさはあるし、最後にどんでん返しがあるので、ミステリ的にはまあまあではあるけれど、最後の真相はあまりに身勝手で後味が悪いのも残念なところ。

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2011年12月14日 (水)

同日開催

 毎日鉄ネタばかりでは申し訳ないので、といってもぼくの持ちネタは非常に狭いのでマラソンの話。いずれも今年第一回を開催した大都市市民マラソンである大阪マラソンと神戸マラソンの来年第二回の日程が発表になって、11月25日の同日開催となったというニュース。日程をずらそうとしたが利用施設の都合などで同じ日になったという話だ。
 いいんじゃないの、どちらも人気大会で今年は申込みが殺到して抽選したうえで大阪は29000人、神戸も23000人が参加したそうだから、同日開催なら抽選ではずれて涙を飲む人が減るだろう。みんながいろんな大会に分散すればいいのに大都市の有名レースに集中するからな。来春の東京マラソンなんかはフルマラソン32000人に倍率9.2倍だそうだから異常としか思えない。マラソンブームでもっと全国にはおもしろい大会がたくさんあるのに。
 どっちにしろぼくには関係ないけれど。といいながらもう12月。そろそろ来年の出場大会を決めてそのためのトレーニング計画を立てねばならない。とりあえず柱は6月のしまなみ100キロなんだけど、来年は6月2日開催と決まった。一時中断して今年復活開催されたので来年も無事に開催されることになったのは大歓迎なんだけど、大学祭の一週前なんだよな。となると金曜日を休んで出かけなければならないのがちょっと困った。そしてレースまでもう半年を切ってるんだよね。そろそろ気合い入れないと。こうしちゃいられない。

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2011年12月13日 (火)

電化案

 へえ。北海道新幹線延伸にともなう函館~新函館間の経営分離対策として、JR北はこの区間17.8キロを40億円かけて電化するという提案をしたというニュース。いまひとつよくわからないなあ。電化のメリットはそれはあるだろうけれど。すでに電化されている木古内~函館間も鉄道を残すという案が道から出てきたりしているので、一体運用するのであればそれは電化しないと不便ということなのか。しかし40億円もかかるのか。現在電化工事中の学園都市線が確か桑園~北海道医療大間で46億円だった。函館~新函館はそれよりずっと短いし、しかも函館~五稜郭はすでに電化されているのだから、実質電化距離は14キロくらいでは。車両費も込みなのかな、それはずいぶん大盤振る舞い。
 いずれにしても、ここへきて北海道新幹線がらみの話題がにわかに増えてきた感がある。経営分離に反対している余市町へ副知事が昨日説明に行ったというニュースも出ていたし。新函館以北の着工へ向けて内々の裏情報があって急遽根回しの必要に迫られているのか、なんて勘ぐってしまうけど(笑)。

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2011年12月12日 (月)

線路売ります

 前にどこかに書いたような気がするが、ぼくは実は京急ファンだ。大都市圏の私鉄とはほとんど縁のない地方に住んでいるので、大手私鉄の間に好きも嫌いもほとんどないはずなのだけど、なぜか京急が好きで羽田空港からの行き帰りはよほどのことがない限り京急を利用する。
 その京急が東京都港区の複合施設「シナガワグース」に展示コーナー「京急レッドトレインガーデン」を16日に開業するのだそうだ。京急資料展示や京急グッズ、鉄道模型の販売のほか京急沿線をモデルにした鉄道模型ジオラマがあるというので、ファンとしては一度行かずばなるまい。
 それはともかく、オープン記念イベントとして長さ1メートルに切った重さ約50キロのレール2本と、長さ2.4メートル重さ約160キロの枕木2本、専用かごに入った砕石約15キロなどのセットを限定1セット、オークションで売り出すというニュース。実際に昨年まで大師線で使われていたものだそうだ。つまり1メートル分の路盤付き線路丸ごと売りに出すという前代未聞の試みだ。総重量は約500キロで送料や設置費は別だそう。
 5000円からスタートするらしいけれど、誰がいくらで買うのだろうか。まあ世に物好きは多いからたぶん売れるんだろうな。犬釘とレールをスライスした文鎮?なら持っているけれど、庭に実物の線路があるなんてのも悪くないなとぼくだって思うものな(笑)。

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2011年12月11日 (日)

「終末のフール」

★★★★★。
 伊坂幸太郎らしい伊坂幸太郎。こういうのを書かせると天下一品だな、と久々に感心。洒落ている。構成も中身も。
 3年後に小惑星が地球に衝突して人類が滅亡するという、SFにありそうな設定。仙台郊外のマンションに住む人々のそれに対応する生き方を8編の短編に仕立て上げている。それぞれの人々は独立しているのだけれど、相互に関係していて別のストーリーに顔を出す。いちいち作中に名前が出てこないので、あ、これはあそこの彼だとか犬だとかいうふうに謎解きしながら読む楽しさがある。このからくりの大型版が「ラッシュライフ」なんだけど、伊坂作品は全作を通じて登場人物がからみあっているからこれはもう伊坂ワールドというしかない。だから熱狂的に全部読もうというぼくみたいな愛読者が多いのだろう。
 どれか一つあげようかと思ったけど、すべての作品が甲乙つけがたい。魔物をやっつけようとした和也も好きだし、「恋人を見つける」と壁にはった美智も好きだし、もちろん櫓建てちゃった渡部さんのお父さんも大好きだ。世間の常識とか良識とかからほんの少しズレている人々。そうかぼく自身がズレているからよけい親近感がわくのだな(笑)。

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 今日のランニング。13.6 km/93 min。今月の累計距離 42.2 km。

2011年12月10日 (土)

悲報

 グランプリファイナルを欠場してカナダから遠路駆けつけたにもかかわらず、最愛の母の最期には間に合わなかった。浅田真央悲運。かわいそうに。お母さんは享年48歳、肝硬変だそうだ。
 親の死に目に会うために人生を賭けた仕事を放り出して帰ってくるかどうか、難しいところだ。ぼくが死にゆく親だったら、たぶん娘が帰ってきたら怒鳴りつけると思う。そんな元気があればの話だけど。親はいつか死ぬものであり、先に死んで当然だ。そんなことのために責任ある大切な仕事や家庭を放り出してほしくない。まだ生きているのだから遺言ではないけれど、娘たちにはそう言い置いておきたいと思っていた。しかし子供の立場だったら。父はいないので母が死にそうになったら自分はどうするだろう。たぶんよほどのことがない限り駆けつけるだろう。来るなといわれたってきっと行く。だとすればそういう子の気持ちを汲みもせず自分の思惑だけで怒鳴りつけるなんていうのは、人の道にはずれているような気もする。う~ん、難しいものだ。葬式は死んだ者のためにするのではなく生き残った者のためにやるのだそうだから、死にゆくものが何かを主張するなんてのはそもそも間違っているのかもしれない。
 たかがグランプリファイナル、たかがスケート。いつも自分を守り育ててくれ、二人三脚でスケート人生を支えてくれた母を看取ること以上に大切なことがあるだろうか。それも人生なのだと思う。真央ちゃんまだ若いし、きっとこの悲しみから立ち直ってまたすばらしいスケーティングを見せてくれるように祈ろう。合掌。
 今日のランニング。14.1 km/97 min。今月の累計距離 28.6 km。

2011年12月 9日 (金)

命の洗濯

 またキタラがイルミネーションに飾られる時期がやってきた。札響定期のベートーベンチクルスも今週が最終回。あとは来週末の番外の第九を残すだけだ。ぼくは第九のチケットを買い損なったので今日でお終い。10月の分を1回聴き逃したので6曲聴いたことになる。
 今日は最後にしては地味な2番6番というプログラム。偶数番は弱いとかいわれるベートーベンの交響曲だけど、ぼくは牧歌的なこの2曲は大好き。特に「田園」は全曲ゆったりと心なごまされる名曲だと思うな。交響曲全9曲に順位をつけるのは難しいけれど、全37楽章を好きな順に並べたら、「田園」の第5楽章はたぶん第2位だ。第4楽章の嵐が静まった後に切れ目なく奏でられる第1主題。この世のものとは思えないほどの美しい旋律にまさに鳥肌が立つ。そしてさらにこの楽章の聴きどころは真ん中へんで高~中~低弦と順に受け渡される変奏部分。一年の締めくくりにこんな豊饒な調べに身を任せることができるなんて、なんという幸せか。今年もいろいろあった辛かったこと、苦しかったこと、すべてが洗い流されてゆく。
 というわけで今年はもう店じまいします(笑)。

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2011年12月 8日 (木)

「ルー=ガルー2」

★★★★★。
 「お待たせえという場違いな声が聞こえた。」
 やった。待ってました都筑美緒登場!思わず「待ってたぜぃっ!」と声をかけたくなる。いいなあ、この超絶破壊力満載非常識天才バカ娘。「わっははは。高周波も出る優れマシンだ」。これ絶対榎木津礼二郎の係累、いや妹だろう。無茶苦茶な行動パタンや思考回路がそっくり。なので、近未来物と過去物というシチュエーションの絶対的違いがあるのに、京極堂物と類型的に見えて仕方がない。しかも橡という元刑事の言動がまた木場修太郎に似ているし。まあ同じ著者の登場人物だから似てしまうのかな。いずれにしても痛快この上ない。文句なしの快作。
 およそ10年前に出版された「ルー=ガルー忌避すべき狼」の続編。中学生くらいの女の子のグループが活劇を繰り広げる近未来SF小説なんていっても読んでない人には伝わらないだろう。前作はほとんど忘れてしまったけれど、少女たちがビルに立てこもって派手な破壊工作をするのだったような。まだ手元にあるのでもう一度読みなおそうかな。
 今作のキーワードは薬。どういう薬かはネタバレになるので書けないけれど、10倍人間という発想には驚いた。そういう考え方もあるのか。まあありえないだろうけれど。少女たちのうち、来生、都筑(前作では都築)、麗猫は生き生きとしているが、作倉、神埜、牧野は今回はちょっと影が薄いかなあ。でも毒の正体は何かというミステリ的ストーリーもさることながら、何といってもサスペンスというかアクションというか都筑美緒の圧倒的破壊力と橡兜次のアナクロ(すなわち現代風)挙動が読みどころだろう。
 京極夏彦も最近は脱力系ばかり読まされてきたので、こういう本道を行くミステリは大歓迎。何度も書くけれど「鵺の碑」はいつ出るんだ~。

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2011年12月 7日 (水)

気仙沼線再建案

 なるほどね。それは確かに現実的な解決策だと思う。大震災で不通となっているJR気仙沼線を鉄道として復旧するのではなく、路盤を利用したバス専用道路にする案がJR東と国交省によって提案されたというニュース。鉄道を再建するより費用は半額以下で復旧も早いとか。
 そもそもが鉄道としてとうてい採算に乗っていなかった路線なのだから、廃止、バス転換されたと思えばいいのだし、バス専用道にすれば渋滞や事故の危険性もなく、利便性もほとんど損なわれない。ただ、ぼくが乗ったことのある福島県の白棚線(廃線後のバス専用道)や奈良県の阪本線(未成線のバス専用道)に比べて気仙沼線の問題区間(柳津~気仙沼)は55 kmと距離が長いので、長距離乗車客の快適性は鉄道に劣るかもしれないけれど。
 そうなると八戸線、山田線、大船渡線、石巻線、三陸鉄道などの区間も同様の計画がでてくるのかな。さすがに常磐線クラスになるとバス転換というわけにはいかないだろうから、大幅に路線変更して鉄道再建ということになるんだろう。それにしても津波被害はそのうち復旧できるだろうが、放射能汚染地帯は次元が違うので迂回線をつくるにしても大変そう。福島県浜通りを「スーパーひたち」が駆け抜ける日ははたしてくるのだろうか。

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2011年12月 6日 (火)

北海道新幹線

 一週間も前のことなのでヒマネタではあるけれど、国土交通省が整備新幹線の未着工3区間について年度内にも建設を認可する考えを示したとかいうニュースがあった。それについては財源問題とともに並行在来線分離問題が常につきまとって問題になっている。それが最近になってまず函館―新函館の経営分離と三セク化が函館市と北海道の方針で実現しそうになってきた。ここはもちろん2015年度目標に先行開業が決まっている新青森-新函館とからむので待ったなしということなのだろうけれど、その後の札幌延伸を考えると影響は結構大きいと思う。残りの区間では余市町など強硬に反対しているところもあるが、一時は暗礁に乗り上げた感のあることを考えれば、実現に向けて少しずつ前進している感じがする。
 さて、もちろん実現してもぼくの天命が尽きた後では話にならないので問題の工期なのだが、当初は10年といっていたのが、単年度負担軽減のため20年くらいに延びるおそれがあるということらしい。20年というと今すぐ着工してもぼくは○歳だよなあ。その着工がまた延びたら...。リニア新幹線大阪開業の2045年は無理としても、北海道新幹線には目の黒いうちに乗りたいんですけど、そこんとこよろしくお願いします(笑)。

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2011年12月 5日 (月)

「空飛ぶタイヤ」

★★★★☆。
 「下町ロケット」がおもしろかったので、必然の流れとして別の作品も読んでみようと手に取ったのがこれ。あまりにワンパターンな類型的でびっくり。この作者、こんなに間口が狭かったのか、あるいは偶然似たのを読んでしまったのか。時系列的にはこちらが先で、解説によれば2006年の直木賞候補作だったらしい。そのときは受賞を逸して、5年後の今年ということだったのか。
 中身はどうということはない。中小企業が大企業に挑むという構図は同じ。ロケット部品が車に代わっただけだ。ただ、佃製作所を彷彿とさせる赤松運送の話だけではなく、大企業ホープ自動車内部の権力争いの構図がなかなかおもしろい。ついこの間似たことを書いたばかりだけれど、敵なしに見えたいけ好かない野郎が最後はボコボコにやられて、地道にがんばった者が溜飲を下げるという結末はやはり胸がすく。ふだん何となく陽のあたっていないと自覚させられているような読み手には(あ、ぼく?(笑))、一時憂き世を忘れさせる効用は十分に果たされている。エンターテインメントはこうじゃなくちゃねとまた書いておく。まあでもご用とお急ぎでない人以外は、「下町ロケット」を読んだ人にはデジャヴュのような本作は読まなくてもいいと思う。

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2011年12月 4日 (日)

休日

 今日は休日。文字通りの休日で一歩も外へ出なかった。朝から雨が降ったりやんだり、風もあって荒れ模様。昨夜来積もった雪が融けて路面はぐちゃぐちゃ。真冬の寒いのや凍結路面は根性でなんとかなるが、これはとうてい走れる状況ではない。
 代わりに福岡国際マラソンをのんびり観戦。あの終始苦しげな表情とゴール後の倒れ込みで今や一躍有名になった公務員ランナー川内優輝が日本人最高の3位でゴールイン。最後までデッドヒートを繰り広げた元祖山の神今井正人は最後に突き放されて悔しい4位。2人の競り合いは見ごたえあったけれどタイム的には川内が自己ベストにも及ばないギリギリ2時間9分台ということで、ロンドン五輪へ向けて陸連は頭が痛いところだろう。優勝は一般参加のケニヤ人ダビリで2時間7分36秒。が、彼に言わせるとこれでも五輪代表は厳しいのだそうだ。なんだかなあ。
 外を走れないので、春以来久々に室内でエアロバイクを漕ぐ。漕いでも漕いでも前へ進まない。本読みながら運動できるのはいいけれど、久しぶりで強度設定が甘かったせいか1時間でたった328カロリーしか消費できなかった。それでいて汗かいたので1本余分にビール飲んだりして...。いいよね休日なんだから(笑)。

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2011年12月 3日 (土)

J1昇格

 コンサドーレおめでとう! いやあしかしこの日がまた来るとはなー。ここ数年J2でも低迷していただけに、サポーターの喜びは格別だろう。なんたって昨年はJ2の19チーム中の13位だったんだから。それが今季の勝負強さといったら。最終戦も首位を独走したFC東京をきっちり下して勝ち点3をあげ、ライバルの徳島に勝ち点で差をつけての3位だから立派だ
 J1になるとやっぱり全然違うよね。来年はファイターズも栗山新監督を迎えて勝負の年だろうし、北海道を熱く燃えさせてほしいものだ。

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 今日のランニング。14.5 km/102 min。今月の累計距離 14.5 km。
 長い冬シーズンのスタート。12月にはいって完全冬装備。ウェアの下に長袖Tシャツとタイツ、脚はタウンシューズ。もちろんフリースの耳かけ付き帽子と手袋。これから3ヶ月は12.5 km×週末8回で月100キロが目標。

2011年12月 2日 (金)

青春18きっぷ2011冬

 このところ毎シーズン去就が取りざたされている青春18きっぷ。なんとかこの冬も無事に発売されたようで慶賀の至り。さて今回の写真はとみると、遠景に見える独立峰は...、あっとあれは見覚えのあるシルエット、そうだ岩木山では。となるとおのずから答は出て五能線。正解だった。
 東北キャンペーンの一環というわけかな。写真は秋景色みたいに見えて、冬の津軽はこんなもんじゃないだろうよといいたくなるけれど、この時期のポスターとしてはやむをえないか。五能線はいいよなあ。魅力あるローカル線番付けみたいな企画ではたいてい押しも押されもしない東の横綱か大関格だろう。ぼくも大好きなローカル線のひとつ。前回乗ったのは7年前の5月。「リゾートしらかみ」が蜃気楼ダイヤをやっていた時代だ。東能代からはいって十二湖で下車して湖めぐりをした後、同じ列車に乗ってウェスパ椿山で下車。コテージに1泊して次の日に川部へ抜けた。懐かしい。次は冬の日本海の荒れる時期に一度乗ってみたいな。不通になって閉じ込められるのも一興という気になる(笑)。
 この夏は久々に青春18きっぷを買ったけれど、結局5日分なんて使いきれずに学生に譲ってしまった。冬は通用期間が一ヶ月と短いうえに忙しい年末の時期なのでとうていのんびり旅はおぼつかない。次にこのきっぷを手にするのはいつのことだろう。

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2011年12月 1日 (木)

「犯人に告ぐ」

★★★★★。
 Twitter情報で読んでみた本。自分の目配りには限度があるのでこういう情報は貴重だ。そして裏切られなかった。一気読み。
 主人公の警視巻島がいい。誘拐事件で身代金受け渡し時の犯人捕捉に失敗し子供を死なせてしまうという失態を原罪として背負い込み、雌伏の後に新たに与えられた連続幼児殺人事件解決という難題に立ち向かう。あまりの手がかりのなさに、現職捜査担当者がテレビ出演して犯人に語りかけるという現代風な賭けを仕掛け、最後の最後にほんのささいな手がかりから犯人を追いつめるというストーリーだ。じりじりするようななかなか進展しない捜査の様子が大半でやきもきしながら読み進むことになる。そのうえ内部に無責任に足を引っ張る輩がいたり。そこを救ってくれるのが本田、津田など数少ない信頼できる味方だ。
 とりわけ津田長さんがいい味出してる。「痛そうじゃないから痛くないんだろうと思ったら大間違いだ……それは単にその人が我慢してるだけですからな」。いやー、ほんとに痺れるセリフ。その津田長を最後に自分を刺した男につけてやる巻島の優しさ。カッコよすぎる。バッドマンを名乗る連続殺人犯の逮捕というメインストーリーというよりも、その過程の警察内部やテレビ局の虚々実々の人間関係が読みどころなのかもしれない。そして、いけ好かない奴はそれなりに沈まされ、地道にがんばった者に最後は陽が当たる結末。エンターテインメントはこうじゃなくちゃね。

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