« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

2012年3月

2012年3月31日 (土)

名残り雪

 一昨日、昨日と暖かい日が続いていたが、一転して今日は10度以上も気温が下がり、日中の最高気温が2℃くらいで雪の舞う寒い日になった。こういう日に外を走るのはなかなか大変だ。気温が高いので雪といってもぐしょぐしょに濡れるし、道路はビシャビシャ。これなら真冬の雪の日の方がよほど始末にいいように思える。まあ、でも手袋はめても耳まである帽子かぶっても千切れるほどに寒風吹きすさぶ吹雪の日を思えばまだマシなんだよな。過ぎてしまったことは忘れるものだ。
 ともあれ3月も今日で終わり。恒例の3月末積雪比べを。今年は札幌市内は少雪でここいらとはかなり感覚が異なるので、近傍の石狩観測点での比較。ここの積雪深はここ2日で10 cm以上減ったもののまだ86 cmもある。ここ10年では豪雪だった2005年に次いで多い。昨年2011年も結構の積雪量だったがそれに匹敵するくらい。グラフで比べてみるとこの3年が図抜けて多いのがわかる。その雪も2005年には4/18、2011年には4/17にゼロになっている。今年もあと20日足らずで消えてゆくだろう。もう少しの辛抱だ。

120331_3
 今日のランニング。10.6 km/64 min。今月の累計距離 130.6 km。

2012年3月30日 (金)

千客万来

 3月最後の金曜日。学会から帰ったこの一週間は春休みで学生も少なくわりあい静かだったのが、昨日からにわかに騒がしくなった。日本薬学会年会が北大を舞台に開幕。なんせ8000人規模だというので構内は参加者であふれている。キャンパス南北を貫通するメインストリートを大型シャトルバスが行きかうのにはびっくり。こんなのはじめて見た。ぼくは似たような仕事はしているけれど薬学会員ではないので直接は関係ないんだけれど、これを機に来札した卒業生や友人知人が続々と訪問。研究室も何かとにぎやかだった。
 おまけに今日は今年度最後のワーキングデイなので、今日を限りに札幌を出る卒業生や、退職される教職員の方々が次々に挨拶に訪れる。学校というところは、大晦日は大騒ぎしてカウントダウンするほどの変化はなく、この年度変わりの方がずっと重みがあり、感慨深い。
 さて、4月を待たずに今日から開幕したプロ野球、開幕戦に登板したわれらがファイターズの斎藤佑樹投手が、西武相手に見事に4安打1失点の完投勝利。むー、やるではないか。この勢いをもらってこちらも4月攻勢へとなだれ込みたいものだよ(笑)。

Img_3415

2012年3月29日 (木)

「千世と与一郎の関ヶ原」

★★★☆☆。
 う~む、さてさて。佐藤雅美の市井捕物シリーズはまあまあなんだけど、こういう歴史物は今ひとつなんだよな。悪いというのではない、読み手がそれについていけないということなんだろうけど。
 千世と与一郎というのは、細川忠興の嫡男忠隆と内儀千世。この話は同じ著者が「戦国女人抄おんなのみち」の中の“新婚夫婦を翻弄した家康の苛酷な命”という章に書いている。それをふくらませて関ヶ原の戦い前後の史実を交えて長篇化したのが本作。
 まあ忠隆と千世の世過ぎの仕方には何も言うまい。戦国の世にはあるまじき未練なという見方もあるだろうけれど、生き方は人それぞれ、他人がとやかくいうことはない。細川ガラシャこと玉の生きざまは立派だけど、それが当たり前といえるほど人間は強くないし、現代からみて逃げた千世、逃がした忠隆をどうこう言うのはどうかと思う。
 それはともかく、関ヶ原前後の緊迫するやりとりが本作の主題ではある。そこを綿密に読み込めばおもしろいのだろうとは思う。だけど、誰それの軍勢がどこそこに何万、かなたの誰かの手勢があそこに何千ありそれがどう動いて、というのをきちんと把握して読み進むというのがぼくにはできない。本作全体の人間ドラマにそれは瑣末事のように思えて読み飛ばしてしまうからだ。著者はそういうところこそ力を入れて従来の諸説を勘案しながら独自の解釈を加えて書きこんでいるのだから、それを飛ばしては申し訳ないというか読む意味が減じるのだろうけれど、そこまでメモしたり記憶したりしながら緻密に読む気にはなれないんだよな。
 というわけでこんな低い評価になってしまった著者には申し訳ない。だけどこれを司馬遼太郎が書いたら、いかにも人間くさいドラマで一気に読ませる作品になって★5個がつくのも事実。作品の巧拙ではなく、軸足をどこに置くかという違いなんだろうか。

Img_3263

2012年3月28日 (水)

似て非なるもの

 学会出張落ち穂拾い。ファミマ、ファミマと騒ぐものだからぼくの周りの一部では有名になったチョコ好きのためのチョコクロワッサン。同じファミマでも札幌の店舗には置いてないので、帰省先でわざわざ買ってきてくれる学生がいるほど。
 今回の出張でも当然のことながら大津のファミマでゲット。ところがその前日にほど近いローソンにはいったら、似たようなチョコクロワッサンが売っているではないか。しかも同じ神戸屋謹製。こうして比べてみると、ファミマのよりも一回り大きく値段も高い。う~む、チョコクロワッサン人気を当て込んでまねっこしたのだな。
 食べ比べてみると、やはりというか似て非なるものだった。ローソンのは他で売っている類似のチョコクロワッサンと同じで、ファミマのあの比類ないチョコの厚みと硬さには及ぶべくもない。同じ神戸屋なのだから似たものを売れば手に入れやすくなってぼくはうれしいのだけどな~。いずれにしても札幌では手に入らないのは同じだけど。

Img_3382

2012年3月27日 (火)

「玻璃の天」

★★★★☆。
 「街の灯」に続くベッキーさんもの、昭和初期の上流階級のお嬢さんとお抱え運転手が謎解きをする、というシリーズの第二作。やはりぼくにはこの著者は合わないような気がしてきた。前作のときもうすうす感じていたんだけど、なんていうんだろう、上流階級のあれこれが庶民感覚で違和感を感じるとかそういう具体的なことではなく、言葉ではいいえない皮膚感覚みたいなものかもしれない。同じ作者でも「スキップ」にはじまる時と人の三部作は大好きで読んでさんざん泣いたものだが、世評高い円紫ものになるとまるでだめで円紫も私も肌合いが合わない。もちろん作品の責任ではないから、相性の問題なのだろう。
 本編はつながっている短篇が3つ。暗号解題や最後には殺人事件に足跡問題とかが出てきてミステリ風味にはなってはいるが、謎解きそのものは大したことはなく、時代背景とか主人公の花村英子とベッキーさんをめぐるいろいろなやりとりを楽しむべきものだろう。
 これに続くベッキーさんもの最終章が直木賞受賞作ということになる。まあここまでくれば当然それも読むことになるんだろうな。

Img_3211

2012年3月26日 (月)

鵯越

 学会が終わって今日は帰る日。午後のフライトまで時間があるので何をしようか。たいした考えもなしにまずは神戸空港最寄り駅の三ノ宮駅に荷物を預けてさてと考えて、久々に神戸電鉄に乗ってみようかなと思い立つ。京阪京津線ほどではないけれどこちらも相当な勾配路線で、例の源義経が攻め下った鵯越えの急坂を上ってゆく。
 新開地で乗り換えて4両編成の普通電車に乗る。たった4両なのに2両目が女性専用車、4両目が携帯電源オフ車というのにびっくり。一両まるまる携帯電源オフ車両というのは阪急にもあったから、関西では普通なんだろうか。なんかやりすぎだと思うな。もちろん中では携帯画面とにらめっこしてる人が何人もいたし、機能しているとは思えない。
 谷上まで勾配をぐんぐん上っていくと、なんと雪が降り出した。ここ数日寒い日が続いているけれど、ここへきてまで雪とは。帰りに鵯越駅に降りてみる。細い道が通じ、傾斜にへばりつくように家並みがある。まあ来てみればどうということもないところだった。

Img_3406

2012年3月25日 (日)

大谷駅

 最終日もまだすっきりしない天気で寒いうえに時折雨がぱらぱら。今回の京都ははずれだったな。午前中のセッションで一般講演は終わり。その後会社の人との研究打ち合わせなどをすませ、早々と会場を去る。
 京阪電鉄京津線といえば知る人ぞ知る急勾配急カーブの楽しい路線で、ぼくが毎回琵琶湖岸に宿をとるのはこの電車に乗るためというのが半分くらいを占めている。京都側の路面区間が廃止されて地下鉄東西線に乗り入れるようになって、昔あった碓氷峠並みの66.7‰最急勾配はなくなったものの、大津側にまだ61‰が残るほかかなりの区間が40‰という急勾配で、大谷駅の先の逢坂山トンネル出口の半径40 mというほぼ直角に曲がる名物カーブも健在だ。
 その大谷駅というのがほとんど乗降客もない山間の峠の駅でなかなか気になる存在だった。山間とはいっても逢坂山は京都滋賀県境ですぐ横の国道1号線を車がビュンビュン走っているので、山奥というわけではないんだけど、両県都から10分あまりという近さなのに幽邃な感のあるところだ。
 降りてみると、駅の外は集落になっていてなぜか古めかしいうなぎ屋が多い。ホームも40‰の急勾配上にあり、ホーム上のベンチは座面が水平になるように左右の脚の長さが違っているのにはびっくり。まるっきり「斜め屋敷」の世界だ(笑)。

Img_3364

2012年3月24日 (土)

ヘルニア

 学会二日目。朝方は明るかったけれどそのうちまた降ったりやんだりの天気。おまけに風が強く寒い。昼は久々になじみの食堂へ。夜は今度は卒業35年目の同期会、といっても集まれたのは4人だけだったけど。遠近両用めがねでパソコンのディスプレイを見るとどうしても上目づかいになって首に負担がかかり、頸椎ヘルニアになるんだという話に盛り上がる。いわれてみると思い当たるので恐ろしくなった。等しく歳をとるというのはおもしろいものだ(笑)。

Img_3346

2012年3月23日 (金)

ささやかな幸運

 せっかくの京都の学会が初日から雨。学会は建物の中だから雨でも関係ないわけだけど...。会場の京都女子大は建物があちこちに分かれていてわかりにくく、何度も来ているのに最初はまた迷う。たまたま朝会った研究室の学生たちを引き連れて行きつ戻りつのはめに。
 そして女子大特有の問題というのがトイレ。女性用のを応急に男性用に転用してあるのだが、当然のことながら居並ぶ左右すべてが個室。いつもの見なれた光景と違うので猛烈な違和感と居心地の悪さ。落ち着かないことおびただしい。
 昼休みの会議後に展示会場の片隅でやっていた抽選会へ。どうせ残念賞のつもりでガラポンを回したらポトリと落ちたのが赤い玉。ぎょえ当たった。というわけで京都女子大瓦せんべい一箱をゲット。う~む、今年は春からいいことあるかも。そういえば今日はグリーンジャンボの当選番号発表ではなかったろうか。あ、そっちの運をこっちに使ってしまったのか(笑)。
 夜は関西在住の卒業生とささかやな飲み会。話しがはずんであやうく終電が間近だった。

Img_3341

2012年3月22日 (木)

琵琶湖入り

 春の農化大会で京都へ。といっても今日は千歳から神戸へ飛んで、神戸空港からポートライナーで三ノ宮へ出、新快速で延々と県境を三つ越えて琵琶湖岸の定宿へ落ち着いただけ。
 いつも学会シーズンは出張行程で知ってる人に出くわすものだが、今日はちょうどいい時間帯のフライトだったせいかI、N、O、Mの諸先生と一緒だった。もっといたかもしれない。機内ではずっと文庫本を読んでいて、感動して半泣きだったのを隣の隣の席のO先生に見つからないように必死で涙をこらえていたり、京都まで同行したI先生が微鉄(本人いわく)で、新快速の運転席後ろで一緒にかぶりついていたり、まあ学会前からいろいろあった(笑)。

Img_3338

2012年3月21日 (水)

「ジーヴズの事件簿-大胆不敵の巻-」

★★★★☆。
 「ジーヴズの事件簿-才智縦横の巻-」に続く英国ユーモア小説従僕ジーヴズものの2作目。まあ2冊目となると底が割れているというか相変わらずのドタバタの繰り返しなので点が辛くなるといいたいところだけれど、馬鹿馬鹿しいとは思いつつ読んでしまう。
 まあ、でもおもしろいのは確か。これは訳者の力も大いにあずかっているのだろうけれど、ジーヴズの主人たるバーティと悪友ビンゴを中心とした連中の巻き起こす事件がとにかくおかしい。まさにユーモア小説。何がどうということもないんだけど、笑える。そして今回は(も?)、ジーヴズのバーティへの仕打ちがなかなか辛辣なのがまたおかしい。結局それで丸く収まるのだから文句も言えないというところが。
 そうか他人の悲劇だからおもしろいのか。こういうのをのんびり楽しんで読むのはいいよなあ(笑)。

Img_3194

2012年3月20日 (火)

予備日

 3月も半ばを過ぎたというのに、ここへきて寒い日が続く。昨日午後から今日にかけては強い風と雪で時ならぬ吹雪模様。今日は場合によっては仕事にでかけならないかもしれない予備日だったのが、昨日ケリがついたおかげで春分の日の休日となった。
 北大では今年度から総合入試制度を導入し、昔やっていたように学部学科を決めないで理系・文系という大くくりで入試を受け、入学後の翌春に希望学科への移行を決めるというシステムが選べるようになった。文系はともかく理系の主要学部は定員の大半をこの総合入試に振り分けたので、1000人を越える学生がこの3月に学科移行手続きをすることになる。基本的には移行点という名の成績順に希望学科へ振り分けられるのだが、ぼくらが学生の頃の文類・理類といった単純なシステムではなく、移行先決定作業も第1次、第2次と2段階に分かれていたりして、なかなか複雑だ。
 もちろん学生の希望と各学科の定員がうまくあうとは限らないので、行きたいところに行けない学生がいる一方で希望者がなくて定員割れする学科というのが生じる。そのあたりをうまく調節してできるだけ過不足なく移行手続きを円満に収めるというのが、わがアカデミック・サポートセンターをはじめ関係教員職員の苦心のあるところだ。第1次で決まらなった学生が第2次にまわり、それでも決まらなかったときは補充振り分けというのにまわる。その後半がわれわれの出番で、昨日の午後と今日をそのために空けておいて、学生個人個人と面談して移行先を決めていくという作業を行うことになっていた。
 今年が総合入試制度の初年度なので、補充振り分け時にどれだけの学生が行き先未定で面談に残っているかが読めない。何十人もいたらどうしようかと戦々恐々としていたが、実際には数人というところで、昨日の夕方には面談を終えほぼ移行作業が終了した。なので今日の予備日出勤はなし。
 一方で3月のトレーニングスケジュールをみると、今週末の土日は出張で走れないので、来週末の31日を含めても土日は7日しかない。この祝日はその意味でとても貴重だ。吹雪だろうが寒かろうが、使わなくてすんだ予備日、ありがたく走らせてもらった。

120320
 今日のランニング。17.5 km/114 min。今月の累計距離 120.0 km。

2012年3月19日 (月)

「玄い女神」

★★★☆☆。
 建築探偵桜井京介の事件簿第2作。本格物の雰囲気濃厚だった前作の空気をまだまだ漂わせているものの、インパクトとしては弱いかな。京介、蒼、深春の掛け合いが魅力でもあったのが、今回は深春が出てこないし京介もやや変調。その分蒼が活躍するという形になっている。
 10年前のインドで起きた変死事件の関係者が孤立した山荘に集められたところで起こる新たな密室殺人、というと舞台装置としては十分すぎるのだが、謎解きという点ではいまひとつ。この作者、雰囲気作りはうまいし探偵トリオの造型も魅力的に書かれているのだけれど、肝心のプロットが弱いのが欠点か。だから最初はおっと思っても続けて読むと物足りなく感じてくるのかも。多作で探偵役の魅力と話術だけで読ませる内容のない名ばかりミステリシリーズ物というのがよくあるが、そういう読み捨てリーといっては失礼にしても、さらに次作を読むかなという気になるかどうかが微妙。
 ひとつだけ、10年経ってすっかり面変わりした主人公狩野都と養子のナンディの謎だけが、前述のような十把一絡げの駄本に堕するのをかろうじて支えている。意外性は確かにあるけれど、もう少しこのあたりをメイントリックに据えて構成し直したらもっとよくなるんじゃないかなあ。

Img_3193

2012年3月18日 (日)

雪山

 寒い。寒の戻りというか、そもそもまだ春は来ていなかったというか。雪がどんどん解けて路面は乾いているし、もう重い冬用のシューズは脱ぎ捨てて、軽いランニングシューズでさっそうと走りに出た、のはいいものの冷たい風がびゅうびゅう吹きつけて寒いのなんの。真冬と同じフリースの手袋をはめているのに手がかじかんで、真っ赤になった。これでは真冬並みだ。
 3月半ばとはいえ、北海道をなめてはいかんよな。50年以上も住んでいるのに、ちょっと気温が上がるとついだまされる。それでも、いくら寒くても春が来るのはもう時間の問題なのも確か。あと2週間で4月。そう思えばここちょっとの辛抱なのだ。
 写真は冬中走ったランニングコース横にある上篠路の横新道南側の雪捨て場。こんな山が隣にもうひとつ。3月にはいって庭や屋根の雪はみるみる減っているけれど、ここの山はほとんど減っているように見えない。これでも手前の篠路新川沿いの雪はずいぶん減ったんだけど、全体の景色はまるっきり冬だな。

Img_3328
 今日のランニング。17.5 km/110 min。今月の累計距離 102.5 km。

2012年3月17日 (土)

グリーンジャンボ

 バレンタインデーから売り出してホワイトデーに〆切った今年のグリーンジャンボ宝くじの発売額が当初予定額の660億円をはるかに上回って1100億円にも達したというニュース。一等が前後賞あわせて5億円へと賞金がアップしたこともあり、販売不振が続く宝くじとしては異例の売り上げだったということなのだけど、3億円が5億円に上がったからといってじゃあ買おうかと普通の人は考えないだろうよ。まず当たらないという点では賞金がいくらだって同じことなのだから。おそらく今回売り上げが増えたのは、大震災から1年という節目でいろいろな報道がなされていて関心が高まっているところでの、東日本大震災復興支援と銘打っての発売だからだろう。どうせ当たりっこない、けどはずれても復興支援の寄付だと思えば腹も立たないからだ。少なくともぼくはそう思って買った(買ったのかよ)。
 記事によると売上高1102億円のうち150億円が復興支援に充てられるのだそうだ。当選金額合計を計算してみると660億円当たり約303億円なので、1102億円だと506億円ほどになる。残りの400億円以上はどこへ行ってしまうのだろう。ぼくが買ったのは10枚3000円なので、そのうち復興支援へ回る分はたったの470円か。全然いばれないじゃん。えらそうな大義名分でお金を集めといて、結局のところ最終的に笑っているのは誰なんだろうか。
 それはともかく、当選番号発表は3月23日。当たったら必ずここで報告しますね(笑)。

Dsc_0053
 今日のランニング。17.3 km/112 min。今月の累計距離 85.0 km。

2012年3月16日 (金)

「ジェネラル・ルージュの凱旋」

★★★★★。
 シリーズ3作目。これはおもしろかった。ぼくとしては3作のうちの最上に推したい。最初の「チーム・バチスタの栄光」はほぼミステリ仕立ての謎解きの様相が濃かったのが、2作目の「ナイチンゲールの沈黙」へきて殺人事件は起こるもののミステリ小説性は薄くなり、本作になるとほとんどもうミステリではなくなってしまった。それで最上評価なのだから、ミステリ性とか謎解きとかばかりがエンターテインメントの要素ではないことがわかる。
 舞台は東城大学付属病院、主役として活躍するのはおなじみ田口講師、とくればもうそれだけで★4個は約束されたようなものだ。日常生活だけで十分楽しめる。とはいっても何事も事件が起こらなくては小説にはならないので、今回は救命救急センター速水部長の収賄事件が主題だ。といっても事件としては地味すぎるし、事実関係が明らかなので不思議要素はまるでない。
 読みどころは、倫理問題審査委員会とリスクマネジメント委員会のやりとりだろう。知らない人にはなんなんだそれは?だろうが、こればかりは読んでもらうしかない。丁々発止のやりとりがほんとにおもしろい。そして、なんといっても最後の大規模事故患者受け入れでのジェネラル・ルージュの再現シーン。ああ本書のタイトルはこれなのかと納得。速水部長がかっこよすぎる。
 本書の内容と「ナイチンゲールの沈黙」の内容は時系列的には病院内で同時進行しているので、両者に同じシーンが現われる。なので、あれこれは前に読んだようなというところが随所にある。2作を突き合わせてみてなるほどなるほどと読むおもしろさはあるものの、2作に分ける必然性があったのかという気がしないでもない。そういう関係なので、書評などで併読をすすめる意見もあるけれど、ぼくはそれほどは思わない。両者独立して読んでも十分だ。そして内容からは本作が数段上だと思う。
 ひとつ不満があるとすれば、花房師長の存在感が希薄なことだろうか。こんなに重要なキャラなのに。もうすこしエピソードを加えて肉付けしてほしかったな。如月はもちろん藤原看護師や猫田師長にすら存在感では負けているのがかわいそう。まあ結末がこれだからいいとするか(笑)。

Img_3214

2012年3月15日 (木)

家族葬その2

 今回の葬式は曹洞宗だったので、いつもの浄土真宗様式とは様子がずいぶん違った。ただ、やはり家族葬だったので、参列したのは義父の連れ合い(義母)と1男2女、それぞれの連れ合いと孫が7人というこじんまりとしたアットホームな式だった。お経を聞いて、飲んで食べての1日半なのだけれど、終わるとなぜかどっと疲れるのは半年前と同じ。

Img_3310

2012年3月14日 (水)

通夜その2

 無事に終わりました。日中ははずせない会議が3つあり出勤しましたが、昨秋に引き続きみなさんに温かいお言葉をいただきました。ありがとうございました。

Img_3297

2012年3月13日 (火)

岳父

 昨年11月から病気療養中だった義父が他界した。ぼくとは血はつながってはいないものの、家内には実父であり、子供たちには祖父にあたる。ぼくら夫婦は結婚30年を過ぎたので、お義父さんとも35年近い付き合いということになる。
 今思えばいろいろと懐かしいことばかりが思い出される。ぼくがまだ大学院生の頃、「お嬢さんをください」と頭を下げたときには緊張した。生活力もないくせに生意気にもほどがあるが、そんなときにもきちんと話を聞いて下さった。初孫だった上の子たちは言うに及ばず、娘たちがどれだけ可愛がってもらったことか。
 86歳。あと数日で誕生日というところでの急逝だった。合掌。

120313

今宵の木星と金星

2012年3月12日 (月)

無難な選択

 陸連の理事会でロンドン五輪のマラソン代表が決定。男子は、藤原新、山本、中本、女子は、木崎、重友、尾崎。決まってみれば順当というか面白みがないというかの顔ぶれとなった。
 男子の3人目は安定度から中本になったみたいだけど、意外性のない低空飛行隊になっちゃったな。川内の一発勝負火事場の馬鹿力を期待したいとこだったけどね。だいたいが陸連にしてからがメダルではなく入賞が目標なんて意識の低いことをいってるくらいだからしょうがないか。それなら一回パスしても伸び盛りの若手を選んで経験を積ませるとかの選択肢はなかったんだろうか。それなら青学の出岐君一押しだけどな。
 女子はさらに順当というか。小粒だけど今の日本の力ではこんなもんだろうな。若い重友に期待しよう。それはともかく、昨日の名古屋はとてもおもしろいレースだった。最後の選考レースということで有力者がひしめいてと言われていたけれど、どうみても野口や渋井はもうピークを過ぎて下り坂なので、尾崎、赤羽が軸だろうなと思っていた。赤羽は地力は十分だけど故障していたのが残念だったね。名古屋に出たのがよかったのかどうかは微妙だけど、出なかったとしてもたぶん尾崎が選ばれたろうな。なら出て散った方が納得いったかもね。1人落ち2人落ちのサバイバルレースになって、最後は尾崎、伊藤、中里の3人に。伊藤もよく頑張ったけど力尽き、あとは尾崎と中里の一騎打ち。若い中里が惜しいとこまで追ったんだけど、最後は尾崎に貫禄負けしたな。しかしあの細い脚でよくあれだけ走れるものだ、とおじさんはひそかに声援を送っていたのだけどね~(笑)。

120312

2012年3月11日 (日)

3.11

 3.11。今日はこのニュースばかり。1年はあっという間でもあり、遠い昔のことのようでもあり。まったくといっていいほど被害を受けていないぼくなどが感想などというのもおこがましい。被災者のみなさんの心中やいかばかりだろうか。
 昨年のこの日は金曜日で、午後2時46分はセミナー室で研究討論をしていた。重厚壮大で揺れに強い農学部の建物がゆっくりゆらゆらと揺れたのを覚えている。地震だなあとは思ったもののあんな大震災になるとは思いもよらなかった。ニュースを見てびっくり。そういえば阪神淡路大震災のときもそうだった。後から後から届けられる被災地の映像に言葉もない。津波のおそろしい映像。そしてまたその上にあの福島原発の被災のニュース。いやあ、あれから1年経つのか。
 鉄道の被害も甚大で、そういえば時宜を得たというか商魂たくましいというかこんなムックが発売されているのを知らなかった。今でもJR常磐線広野~原ノ町、相馬~亘理、仙石線高城町~陸前小野、石巻線渡波~女川、気仙沼線柳津~気仙沼、大船渡線気仙沼~盛、山田線釜石~宮古、三陸鉄道盛~釜石、小本~陸中野田が不通のまま(八戸線種市~久慈は3月17日再開予定)。三陸沿岸のJR線は鉄道ではなくバスでの早期復旧が模索されているようだ。沿線の利用度等を考えればそれが現実的だと思う。地元の人に鉄道への思いはあるだろうけれど、似たような集落でバスに頼っているところは全国たくさんあるだろう。悲しくても過去をそのまま取り戻すことはできないのだから。それにしても常磐線の福島原発付近はどうなるのだろう。いつの日かPC、DC時代のはつかりやゆうづるのような直通列車が走る日が来るのだろうか。

120311
 今日のランニング。17.0 km/110 min。今月の累計距離 67.7 km。

2012年3月10日 (土)

悲しい色やね

 今日は朝から快晴。春の日差しが降りそそぐ明るい1日で、最高気温も3.5℃。あんなにうず高く積っていた雪がどんどん融けて行く。この時期の1週間の違いは大きく、外を走るとこんな郊外の住宅地でも路面の雪がほとんどなくなっているのに驚く。今日はもう冬じゅう着ていた厚いウェアではなく、春用のジャージで走っても寒くない。今年はことのほか厳しい冬だったので、やっとこんな日が来たかと素直に感動する。
 ここのところ追いコンやら何やらで頭の中がぐるぐるしていて、先週は「惜別の歌」を口ずさみながら走った。先々週は「ヘッドライト・テールライト」だった。その前の週は「学生時代」だった。今日はあまりの身の軽さと明るさにうきうきして歌を歌うのも忘れていた。雪が融けて歩道を走れるようになれば満を持して買ってあるコードレスウォークマンの出番だ。楽しみ。
 CDを買ったり借りたりすると今ならすぐにiTunesに取り込んでプレイリストに入れて聞く。でも昔好きでよく聞いた曲は手元にあってもLPだったりEPだったりしてデジタル化するのが面倒だ。そんな曲も聞きながら走りたいことだってあるのに。そういうときにYoutubeで探すとたいていはアップされていて、そこからフリーソフトでmp3化できるのがとても便利。いい時代だよまったく。
 今日のタイトルはそんな曲の一つ。なつかしい。カラオケでよく歌ったな。学科の新年会だったか送別会をガトーキングダムホテル(当時はテルメインターナショナル?)でやったときに引っ張り出されて歌ったのを覚えている。能勢さんがいたから95年ごろだろう。能勢さん元気かな、めちゃ懐かしい。この時期はついつい昔のことを思い出してしまう。すみません内輪ネタで(笑)。

Img_3280
 今日のランニング。16.4 km/112 min。今月の累計距離 50.7 km。

2012年3月 9日 (金)

「図書館内乱」

★★★★☆。
 「図書館戦争」に次ぐ2作目。前作で図書館を巡る攻防戦というとんでもない近未来設定は理解できたので、あとはその中でどんな事件が勃発してどう展開していくかという話なのだが、そう割り切ってしまうと内容としては軽い劇画を見ているみたいというかラノベ的というか、日常のいろいろな事件をクリアーしながらドタバタと登場人物が動いているだけ、といったら酷だろうか。
 ぼくは笠原郁や堂上篤をはじめ周りの人々も好きだし、お互いのやりとりも読んでいて楽しい。それに今回は郁の両親が訪ねてくる事件とか、郁が査問にかけられるとか、小牧と毬江のロマンスとか、それぞれのエピソードもなかなか読ませるし、楽しいのだけれど、まあいってみればそれだけ。まだこの先連作が続いて行くけれど、こんな感じで進んでいくんだろうなと底が見えてしまう。水戸黄門みたいというと何だが、毎回何かしら事件が起きてわいわいがやがやと解決して次の回へ、というような。まあ佐藤雅美の時代ものシリーズを次から次へと読んでいながら、そういうのを批評するのもおかしなものだけれど、そういう感じで気楽に電車の中で読み捨てるというていどのものなのかもね。
 だけどぼくは郁は好きだけどね。このあまりの直線的なわかりやすさ。でも、前作の付録で王子様の正体が割れてしまって、本作では本人もなんとなく気づいてしまうと、なんかね~、この先どうなるの。前作ではあんなに鬼だった堂上が、本書では郁の頭をなでるシーンが9ヶ所もある。変わりすぎ。これって絶対愛情表現でしょ。これで気づかないようではよほどの鈍感としかいえないよ。あ、郁ならありえるか。まあどうでも好きにしてよ(笑)。

Img_3210

2012年3月 8日 (木)

サクラサク

 今日は北大の前期日程合格者発表日。2074人の合格者番号が高等教育推進機構正面玄関前に貼り出された。
 おめでとう。今の気持ちを忘れないで4年間しっかり学んでくださいね。4月からの大学生活、進路選択や勉強で困ったことがあったら、ぜひアカデミック・サポートセンターに足を運んでくださいね。待ってますよ。

Dsc_0051

2012年3月 7日 (水)

「死の扉」

★★★★☆。
 これもまた往年の名作。こういうのが復刻刊行されるのはうれしいことだ。「英国が誇る名探偵、キャロラス・ディーン」などといっても知らなかったのだけど。
 イギリスの片田舎の深夜、強欲で因業な老婆が殺される。たまたま巡回中だった警官が不審に思って家に入り発見したとたんに現場にいた犯人に不意を襲われて死亡、という事件。小さな町ということもあり、嫌われ者だった老婆に対する動機をもつ者ばかり。しかもみながみなそれを隠そうともしない。誰が犯人でもおかしくないとう状況で、そのキャロラス・ディーンなる教師が素人探偵として捜査を開始する。
 最後に明かされる真相は、意外や意外というオーソドックスな本格探偵小説の王道を行くもので、確かにその着想には感心させられた。まあ、行き詰ったらひっくり返して考えるというのは基本ではあるけれどね。直接証拠がないので詭計によって犯人を誘い出すという間一髪のスリルもあり、最後は関係者全員を集めての謎解きという絵に描いたような結末、と多少は古くさいのはしょうがないとしてもまくまとまっていると思う。
 よく読むとちゃんと伏線も張ってあるし、随所にヒントが散りばめられているし、帯にある「フェアプレイで謎解きを」はあながち誇大ではないことがわかる。最近のいいかげんな名ばかりミステリよりはよほどまともだ。ひとつ、かなてこというのが凶器で出てくるのだけれど、これは若い読者にはわかるだろうか。同じものでもバールといえばいかにもの凶器なんだけど。

Img_3213

2012年3月 6日 (火)

カヤの外

 北海道ランニング大会ガイド2012が発売になったときいて、帰りに久しぶりにリアル書店に寄った。小さい店だったので目的のガイドは入手できなかったけれど、代わりに時刻表3月号を発見。ややそうかダイヤ改正号ではないか。ぼくとしたことがすっかり忘れていた。この改正で「日本海」や「きたぐに」が廃止になるのだ。すかさず購入。
 表紙に「JRグループダイヤ改正」の文字が躍る。ダイヤ改正号を買って読むのは故宮脇俊三氏ならずともわくわくするものだ。といいたいところだけれど、今回は地味だな。目玉ってなんなんだろう。黄色ページの内容紹介には新幹線がらみでいろいろ書いてあるけれど、しょせんはE5系増備とか300系引退とか「のぞみ」、「みずほ」などの増発とか程度。ちょっと興味を引いたのは「こだま」の車内販売がなくなることか。在来線はというと、常磐線の「スーパーひたち」にE657系投入、紀勢線の「スーパーくろしお」に287系投入、そんなところかな。その他のJR各社も細かい改善がなされているけれど、ひとりJR北海道だけカヤの外で1行も記載がない。JR北はJRグループじゃないのか。
 なので、ダイヤ改正号の定番である早回りクイズも今回はなく、プロ野球の新監督、栗山、高木、和田、中畑と同名の駅の問題。栗山はよく知っているけど中畑なんて駅あったかな。でもこういうのはネットで調べれば一発なのでつまらない。それより12月号の解答発表が中央本線・川岸駅っていったいどんな問題だい(笑)。

Img_3272

2012年3月 5日 (月)

「わらの女」

★★★★★。
 これはもう古典的名著。だけど恥ずかしながら映画も観てないし読むのもはじめて。さすがに読んでみて感心した。ひどく単純なストーリーで登場人物も限られるし、何か事件が起こるとしたらそれしかないということが実際に起こる。そういう意味では何の奇もてらいもない。あまりに直線的だ。だけど、ぐいぐい引き込まれる。うまいなあと心底思う。
 後半のマエナーとケインのやりとり。供述することすべてが、しゃべればしゃべるほど深い穴に落ちていく。すべてが計算しつくされ、完璧に仕組まれていたら、もう逃れるすべはない。蜘蛛の糸にからめとられた羽虫のように。おそろしい物語だ。解説にあるような法律的な問題点は確かにありそうだけど、これだけ圧倒的な筆力で描き切られればそんなことは瑣末事に思えてしまう。
 こういう浅はかといってしまえばそれまでだけど、女性心理描写のうまさ。そしてこの冷酷無比な陥穽の構築。なるほど著者は女性なんだ。う~む。

Img_3154

2012年3月 4日 (日)

最後の選考レース

 大津市のびわ湖近辺はぼくが京都の学会のときにいつも泊まる定宿があるので馴染み深い。再来週の農化大会のときもそこに行く。その見なれた道路をランナーの集団が走り抜ける。今年のびわ湖毎日マラソンは、ノーマークだった一般参加の山本亮(佐川急便)が2時間8分44秒の4位で日本人トップに。タイム的には多少物足りない気もするけれど、後半追い上げたレース運びと最後のトラック勝負で前を行く安川電機の中本健太郎を抜き去った切れ味はなかなかのもの。おそらく先週の藤原新に続いてロンドンオリンピック候補2番手に名乗りを挙げたというところだろう。
 期待された旭化成の堀端は途中までトップ集団にいたものの大柄な体が重そうで、ずるずるとペースが落ち、中本に抜かれてからはどんどん後退して結局2時間10分も切れずに11位(日本人7位)に終わった。ゴールして巨体がドタリと倒れ込んだようすをみると、マラソンは体格じゃないよなと思わされる。負け方が悪すぎ。一方、その堀端の上をいったのが今年の箱根駅伝花の2区で堂々の区間賞をとった青学大3年の出岐雄大君。2時間10分2秒と惜しくもサブテンはならなかったけど、初マラソンで堂々の9位。いやあよく頑張ったよ、大したもんだ。将来が楽しみ。
 さてさて3枠の五輪代表のうち2人はまあほぼ決定した。3人目がどうなるかが微妙なところだなあ。どうなるんだろうか。

120304
 今日のランニング。18.2 km/123 min。今月の累計距離 34.3 km。

2012年3月 3日 (土)

桃の節句

 ひな祭り。といってもわが家の主役は3人ともとっくに家を出てしまっているので、うちに残っているのはひな人形が2組だけ。それでも毎年欠かさずこうやって飾り、行き遅れては困るとばかりにきちんと片づけている。そうか、嫁に行くときは持たせてやるんだろうな。こうやって飾られるのもいつまでのことか。
 今夜にかぎったことではないけれど、残された老夫婦は白酒ならぬ赤ワインで乾杯。もう2人暮らしにも慣れてしまった。

Img_3259_2

 今日のランニング。16.1 km/114 min。今月の累計距離 16.1 km。

2012年3月 2日 (金)

プレトーク

 3月の札響定期。こんなに早いのは意外。いつもは卒業式前後で、シートに腰をおろしてふ~~っと感慨に浸るという記憶しかない。まあ今年も追いコン直後ということで似たような心境ではある。
 毎度おなじみプレトーク。今夜はいつもより一つ早い地下鉄に乗ったので余裕で間にあってしまった。語りは今日の指揮者下野竜也。出てきて開口一番、「演奏会前は静かにしていたいという方もあるかと思いますが~」、おおわかってんじゃんよ。ここでぼくとしてはかなりポイントアップ。その後のしゃべりもなかなか達者で楽しめた。うまいな、このつかみ。十年一日進歩しないヘボ教師にはとても参考になった。ほんとこういう話術を身に着けたいものだよ。
 今日のプログラムはまずブラームスのピアノ協奏曲第3番という名のバイオリン協奏曲のピアノ編曲版。その編曲をしたデヤン・ラツィックというピアニストのソロ。原曲のバイオリン協奏曲は大好きでよく聴く。それをピアノにという興味ででかけたものの、できは今ひとつだった。だいたいピアノって楽器があまり好きでないこともあり、これならバイオリンで聴いた方が数段いいと思った。耳に慣れ過ぎているせいもあるかな。後半はブルックナーのアダージョとヒンデミット「画家マティス」。
 というわけで今年度の札響定期は今日で終わり。年10公演が結局8勝2敗だった。先月精神的にめげて行けなかったのを別にすれば10月の出張と重なった欠席のみ。結構がんばった。その10月のベートーベンシリーズを1回聴き逃したのはいまだに残念だけど。エロイカ聴きたかった。来年度は何回行けるかな。

Dsc_0048

2012年3月 1日 (木)

青春18きっぷ2012春

 冬から春への間隔が短いので、もう春の青春18きっぷのシーズンになった。発売はすでに始まっていて今日から通用開始。今回の写真は、見るからに瀬戸内。雲間から日が差す中をJR西のローカル車両が走る。まあ呉線というところかね。いつ撮った写真なのか知らないけれど、まだ白一色の世界の住人からみると別世界の景色に見える。暖かいところに旅したいな、と思わせる狙いなのか。
 呉線はもう記憶に残らないくらい長い間乗ってない。昔は重量級の蒸気機関車が走った幹線だったけれど今はそのおもかげもないローカル線で、特に東側は鄙びていた気がする。昨年しまなみ海道に行ったときに尾道まで、その前に広島で学会があったときには三原までは行ったけれど呉線には足を踏み入れていない。その広島の学会とて8年も前の話だ。そっか、その8年前に広島からフェリーで松山に渡り、佐田岬往復した後で今治へ出て、初めてバスでしまなみ海道を通って尾道へもどったのだ。そのしまなみ海道を2回目の昨年は100キロマラソンで逆に尾道から今治へ走りぬけたと。全然呉線と関係ないな(笑)。
 ぼくは実は瀬戸内海の景色が大好き。特に鷲羽山とか瀬戸大橋とか来島海峡大橋とか高い位置からの夕暮れ。ボーっと眺めているとなぜかしみじみして胸がキュンとなる。岡山なら大阪からすぐだよな。春の学会のときに夕景を眺めに行くなんてのもいいかも。

120301

« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

無料ブログはココログ