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2012年5月 3日 (木)

「自転車はここを走る!」

★★★★☆。
 自転車ツーキニスト教開祖ヒキタさんの本。内容はタイトルそのまんま。自転車は軽車両であり、道交法上は車道の左側を走ることが義務づけられている。いくら大多数の自転車が歩道を当たり前のように走っていようが制度上はそうであり、自転車事故の増加とともに、2011年から警察庁もその徹底に乗り出した。だがしかし問題山積。本気でやる気あるの?...、という内容。
 ぼくはヒキタさんのメルマガ購読者だし、そこに紹介されているwebリンクもマメに読んでいるので、このへんの実情はよくわかっている。それより何より、最近は乗ってないけれど数年前まではぼくも家から大学まで約40分の道のりを自転車ツーキニストしていたので、ここにあがっている問題点はいちいちうなずけることばかり。たとえばp52の六本木二丁目交差点。ぼくのルート上の北45東1交差点がまさにこれ。創成川通り南行線から旧道の東1丁目線が左方Y字状に分岐していて、左車線からは道なりにそちらへ流れる車が多い。のに、ぼくは創成川通りのまま右直進方向に行きたい。青信号でもここを通過するのはほんとに恐い。書いてあることがよっくわかる。それ以外にも、読めば読むほどいかに車道が走りにくいかがよくわかる。う~む本の趣旨からは逆効果では、とさえ思える。まあそれが実態なのが事実なのだけど。
 というように、ぼくが今さら読んでも目新しいことはないのであって、この本を読んでほしいのは歩道を走るのが当たり前だと思っている大多数の人と、自転車通行の実態もよく知らないで交通行政に携わっている役人たちだ。だけど、そういう連中はこんな本を手にとって読むことはまずないんだよね。かくして実態はいつまでも改善されない。そのことは著者もよくわかっているようで、最後のページ(p123)の結論はあれれと思うような絶望感漂うしめくくり、というか投げやりに終わっている。なんだかなあ。カラ元気でもいいから正論をぶち上げて華々しくまとめてほしかったけど。ヒキタさんがそんな弱腰でどうすんだよ!(笑)

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 今日のランニング。13.1 km/94 min。今月の累計距離 33.2 km。

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