« 3592番 | トップページ | 江差線といっても »

2012年5月23日 (水)

「楊令伝一」

 満を持してというのも大げさだけど、やっと読み始めた「楊令伝」。全15巻もあるのでまだまだ途中、ということで★評価はなし。というかこういう長篇の場合はどうやって評価したらいいのかわからない。全編でというのも大きすぎるし、かといって各巻ごとでは細かすぎる。
 前の「水滸伝」は文句なしにおもしろかった。単行本を19冊大人買いして読んだのは2006年だからもう6年も前だ。その続編である「楊令伝」は様子見しているうちに文庫化されだしたので文庫本で読んでいる。まだ3冊目にはいったところだけど、一言でいうと懐かしい。最後の戦いで梁山泊は無くなり舞台も状況も変わっているのだけれど、意外と当時の生き残りが多く見おぼえのある名前が次々に登場する。話の合い間には戦いで死んだ仲間たちの思い出もたくさん出てくるし。大作だけあってとにかく登場人物が多い。登場人物表は第一巻で83名、第二巻で100名を越える。みんな漢字名で似たようなのも多いのだけど、不思議とあまり混乱しない。特に梁山泊時代からの人はそれぞれ特徴があり、それが6年経った今でもちゃんと思い出すことができる。なんというかこれはもう梁山泊ファミリーとでもいうしかないな。並みの小説なら100人も登場人物がいたらおぼえきれなくて投げ出してしまうこと必定だろうに。
 さて、梁山湖に身を投げて行方をくらました楊令が登場するところで初巻は終わる。いつ果てるとも知れない宋軍と梁山泊軍の戦いに、北方の女真(金)、遼、はたまた南方の方臘宗教集団がからんで様相は複雑化している。とはいっても似たような戦いの繰り返しなのでさすがに水滸伝19巻のあとに楊令伝15巻は長く、中だるみあるいはマンネリ化しないか心配な気も。さてこの先どうなることか。

Img_2549

« 3592番 | トップページ | 江差線といっても »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

無料ブログはココログ