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2012年5月12日 (土)

阪急電車

 ずいぶん間が開いてしまった土曜映画会だけど、少しずつ再開。先週の「おくりびと」に続いて今週は「阪急電車」。予想とは全然違ったけれど、これはこれでおもしろかった。売れっ子作家有川浩は「図書館戦争」シリーズを2冊と今読んでいる「三匹のおっさん」しか読んだことがない。まあそれなりではあるけれど、基本的に軽いというか書き散らかし過ぎではという印象。なのでこの映画の原作も読んでいない。もっとまとまったストーリーなのかと思っていたら、連作短編集なのね。乗り合わせる人々の人間ドラマが微妙な接点で交錯するところを電車の進行にしたがって描いている。片道15分のドラマとはそういう意味だったのか。阪急電車というから本線の話なのかと思ってたら今津線というのも意外だった。たしかに15分だからそうなのか。昔、関西学院でやった学会に行ったことがあるので今津線沿線はよくおぼえている。懐かしいというほどではないにしても、門戸厄神だの甲東園だのの駅名にも親しみがある。
 女性作家だからというわけではないだろうけれど、女性主役のドラマだよね。男の影が薄い。中谷美紀も戸田恵梨香も素敵。しかしなんといっても軸になるのは宮本信子のおばあちゃんと芦田愛菜の孫娘でしょ。芦田愛菜が可愛いのは折り紙つきではあるけれど、あれが宮本信子とはわからなかった。貫禄あるなあ、ああいうトシなんだよねもう。あとはなんといっても権ちゃんと圭一君。いやあ笑える。微笑ましいねえ、おかしすぎ(笑)。
 ぼくも毎日電車(正確にはまだ気動車)に乗っているけれど、乗り合わせた人との接点なんてまるでない。あんなおばあちゃんはいないよ。それが普通だよな。だからこそこういうおとぎ話が人の心をとらえるんだろうな。

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 今日のランニング。20.5 km/138 min。今月の累計距離 114.9 km。

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