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2012年6月22日 (金)

ボレロ

 タンタタタ・タンタタタ・タンタン・タンタタタ・タンタタタ・タタタタタタ・...のリズムに乗った繰り返しのメロディが耳を離れない。何度聴いてもすごい曲だと思う。こんな単純なモチーフとリズムをただただ反復するだけなのに、目の前の世界が色彩豊かに徐々に徐々に変わって行き、壮大な盛り上がりとともにめくるめく高揚の瞬間に幕切れとなる。音楽にはリズムもメロディも重要だ。だけどそれを生かすも殺すもまさにオーケストレーションにかかっているというのがよくわかる。魔術師ラベルとはよくもいったものだ。まさに天才の業というしかない。
 今夜はこの10分余りの小曲を聴くためだけにキタラまで出かけていったといっていい。そしてその価値は十二分にあった。すごい。つくづくすごい。いろいろな管楽器のソロが聴けるのも楽しい。ソプラノサックスなんて久々に聴いたな。昔クラリネット習っていたときの先生が時々吹いていた。N先生元気だろうか。そして何より最初から最後まで単調なリズムを刻み続けた小太鼓の奏者さん。演奏後は指揮者に指揮台まで引っ張りあげられていたけど、すばらしい技術と精神力だよな。ちょっとでもリズム狂わせたらすぐにわかっちゃう。しかも日本人の苦手な三拍子の三連符の連続ときてるし。お疲れさまでしたとしか言えない。

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