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2012年7月

2012年7月31日 (火)

ほろにが

 今日は学科3年生の研究室分属が決定。37人の学生が希望によって10研究室に配属されるのだが、当然のことながら人気のある研究室、それなりの研究室というふうに希望が偏る。片や10人、他方は0人というわけにもいかないので、学科内の申し合わせで1研究室あたり最低何人、最高何人という枠を決めてあり、それに従ってもらうことになっている。で、希望者数がそれに合わない場合にどうやって調整するか。これが毎年大きな問題だ。学科長の調整手腕の見せ所という部分もある。
 といってもね~。ぼくはこういうのが大の苦手。人数制限なんてとっぱらってみんな行きたいところへ行かせてやればいいのに、と内心思っているものだからよけい気乗りしない。8年前の学科長のときは大もめにもめて大幅に決定時期がずれこんだ苦い思い出がある。幸い今年はそこまでは行かないでなんとか今日決着がついたものの、希望通り行けなかった人もいたのは事実で、ホッとしたとはいってもとうてい諸手を挙げて喜ぶ気にはなれない。今夜のビールはひときわほろ苦い…。

120731_2 画像はここからお借りしました→ http://canbeer.ti-da.net/e2242772.html

2012年7月30日 (月)

物言い

 東京横浜をうろついている間にオリンピックはどんどん進んで、柔道女子の48 kg級の福見、52 kg級の中村がともに敗退という番狂わせ。この階級で金どころか1個もメダルが取れないとは、まったく勝負はやってみなければわからない。それはともかく、宿のテレビでVTRを見たけれど、今大会のジャッジはなんかおかしい。取り消しや修正の多いこと。なんでもビデオ判定を取り入れて場外の審判団から主審のイヤホンに情報が届くようになっているのだそうだ。判定が正確になるのは好ましいことだけど、そのたびに点数が変わったり試合が中断したりして、選手が集中できないのではと思ってしまう。
 で、極めつけが例の旗判定。男子66 kg級の海老沼-チョ(韓国)戦で、延長の末旗判定にもつれ込み、最初は青3本でチョの優勢勝ちが決まったのに、場外審判からクレームがついて異例の判定やり直し。こんどは白3本が上がって海老沼の勝ち。この醜態はVTRで何度も何度も流れたが、何度見ても笑える。審判の旗判定なんてセレモニーに過ぎないのだ。畳の上で見ている主審・副審の存在価値ってなんなんだろう。これなら場外審判団からリモコン操作でロボット審判に旗を上げさせたらいいのでは。変なシステムだなと考えていて思いついた。これ、相撲の行司と土俵下の検査役の関係に似てるね。行司は1人で見切れない場合があるので、軍配に疑義があると土俵下から物言いがついて協議し、結果的に差し違えで逆転することがある。あれだ。なるほどそう思えば納得できなくもないのか(笑)。

120730http://sankei.jp.msn.com/london2012/news/120730/jdo12073008140011-n1.htm

 今日のランニング。12.2 km/82 min。今月の累計距離 264.1 km。

2012年7月29日 (日)

全国国公立・有名私大相談会

 横浜みなとみらいのパシフィコ横浜展示ホールでの「全国国公立・有名私大相談会2012 in 横浜」に参加してきた。もちろん相談にいったわけではなく、受ける側。広いホールに106大学がブースを出して、受験生や親御さんの質問等を受け付ける。うちの大学は理系・文系各1名の教員と総合入試その他に3名の教職員の総勢5名で対応。ぼくは理系代表として理系8学部に関する質問を一手に引き受けてきた。11時から16時までの相談時間に会場を訪れた人は計5274名だったそう。ぼくも行列して順番待ちしている相談者に5時間ほぼしゃべりづめ、それでも直接相手したのは30人くらいだろうか。
 今年は学科長をやっている関係でこういう大学や学部・学科を代表しての説明要員に駆り出される機会が多い。来週末はオープンキャンパスがあるし、10月末には大学主催の進学説明会で名古屋・大阪に出向く。ふだんは大学の中やせいぜい学会に出かける程度で大学教員とか大学生ばかり相手しているので、こういう高校生やその保護者の生の声を聞く機会は考えてみると貴重だ。昼飯食べる時間もないほど大わらわでえらく疲れたけれど、いろいろと考えさせられることも多く、今さらながら一大学人としてはとても勉強になった気がする。

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2012年7月28日 (土)

旧小名木川駅

 北砂あたりからのスカイツリー。しかしやはり暑い。しかも人が多い。夕方、定宿近くの駅から大島へ向かうのに都営浅草線に乗ろうとしたら、乗れないくらいの大混雑。いったい何なんだと思ったら、今夜は隅田川花火大会なのだそうだ。そういえば浴衣姿がいっぱい。なるほど土曜日だしな、いいねえ。
 こっちは明日は横浜で一仕事。オリンピック観てないで早く寝ないと(笑)。

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2012年7月27日 (金)

節電警報

 本州方面の猛暑地域には及びもつかないが、当地も今日は朝から暑く、気象庁の速報値では11時から17時まで30 ℃を越えるという酷暑になった(日最高気温は12:22の32.5 ℃)。こう暑いと例の電力需給逼迫警報が発報されるのではと心配にもなるが、そこまでではなかったようだ。
 うちの職場では昨日に続いて節電警報が出されて、停止可能な電気機器の電源オフ、部屋の照明の間引き、長時間使用しないパソコンの電源オフ、および居室については夕方頃までエアコンの使用を控えるように、との要請がされた。エレベータは停止、今日はその上に廊下の照明が消灯されてすれ違う人の顔がわからないほど。研究・教育に支障がでるようでは困るので不要不急の部分は協力を惜しまないけれど、なんだか部屋も廊下も暗くなると気分まで暗くなってしまう。そうか、うす暗くて暑い居室でデスクワークなんかせずに涼しい実験室で実験すればいいのか(笑)。

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2012年7月26日 (木)

フライング

 いよいよロンドン五輪開幕。いやまだだってば。開会式は日本時間28日5時だそうだから、明後日朝だ。なのにもうすでに今日の日本国内はお祭り騒ぎ。いうまでもなく正式の会期前に始まったサッカーの予選リーグで、今朝未明なでしこジャパンがカナダを下して幸先よいスタートを切ったからだ。開会式前に試合が始まるというのも異なものだが、これは五輪憲章でオリンピックの会期は開会式を除いて16日以内と決められており、その会期内で競技を行うとサッカーは中1日のハードスケジュールになってしまうために、特別に2000年のシドニー大会からこのフライングスタートが始まったのだそうだ。なるほど知らなかった。何はともあれ、日本チーム全体の初戦ということでずいぶんプレッシャーがかかったろうに、見事に勝利。おめでとう。フライング2日目となる今夜は男子の試合がもうすぐある。こちらも勢いに乗って続いてほしいものだ。
 勝手に写真を引用するとたぶんおこられるんだろうけれど、北海道新聞サイトからお借りしました。ニュースサイトにいろんな画像がアップされているなかで個人的にこれが一押しだったのですみません(笑)。

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 今日のランニング。6.1 km/39 min。今月の累計距離 251.9 km。

2012年7月25日 (水)

「新解さんの謎」

★★★☆☆。
 「舟を編む」を読んだ後でそうだ辞書といえば、と手に取ったのがこれ。もうずいぶん昔の本で話題になったものなので断片的には読んでいたけれど、まとめて読んだことがない。とにかくおもしろい辞書といえば大渡海ではなく新明解、まさにそれが爆発。あまりに有名な恋愛の項目はおくとしても、用例の独創的突っ走り感はまさに独擅場。出典に忠実にすると個人名などをそのまま出さずにはすまないのだろう。それにしても実社会とか凡人の項目が出色すぎて身につまされる。
 独特の語釈といえば、オート麦の項目に、イングランドでは馬が食うがスコットランドでは人が食う、と注記して物議をかもしたという画期的なサミュエル・ジョンソンの英語辞典という大先達があるが、すべてがNHKのような中立で当たり障りない語釈しか載せないようでは各社からたくさん辞書を出す意味がない。電車の中で読むに足る辞書というのは学校指定図書には絶対選ばれないだろうけれど、異端児として屹立している。
 というわけで、もっともっと新解さんの話を満載してくれたらよかったのに、後半半分は辞書とは無縁の単なる紙にまつわるエッセイだったので一冊の本としては残念ながら減点。

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 今日のランニング。10.1 km/65 min。今月の累計距離 245.8 km。

2012年7月24日 (火)

「イノセント・ゲリラの祝祭」

★★★★☆。
 海堂尊は5冊目かな。おなじみの昼行灯こと東城大不定愁訴外来担当田口公平講師が、なんと厚労省の委員会の委員となって霞が関で活躍するというお話。舞台が東城大病院ではないというところから、これまでの3作(チーム・バチスタナイチンゲールジェネラル・ルージュ)とは違っている。東城大関係者で登場するのは高階院長と放射線科の島津だけだ。あとは厚労省の委員会の出席者とそのやりとりばかり。厚労省といえばもう1人の主役たる白鳥圭輔なんたら室長のお膝元であるからして、必然的にこの二人を主軸として話がまわってゆく、んだけれどちょっと違うんだなそれが。
 本筋からそれるけど、厚労省の官僚と御用学者との提灯委員会。何か重要な施策を審議するのではなく、単なる帳尻合わせと自己保身のためだけのアリバイつくりの会議。これがまさに真に迫っていて笑えない。厚労省は知らないが、文科省から次から次へと出てくる現場を知らない愚にもつかない施策の数々と無駄な予算投入。大学がどれだけ振り回されていることか。こういう委員会ですべてなあなあでやってるんだろうなと思うとやりきれない。
 著者は医師でこの連作の主題であるAI推進論者だから、作品にもその思い入れがこもっているのだろう。後半の彦根新吾のワンマンショーがまさにそれだ。最後は白鳥がなんとか収めるんだけど、まあ彦根の活躍はまさに真打登場の圧巻といっていいだろう。ただし、それで唐突に物語が終わってしまうのが尻すぼみ。小説としては破綻しているといわざるをえない。投げやりで完結してない。言いたいこと言ったしもういいや感まる出し(笑)。もうちょっと丁寧に書いてよね、素材はいいんだから。

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2012年7月23日 (月)

夏本番

 今年の大通りビヤガーデンは7月21日から8月15日まで。今日は開催して初の平日ということで勤め帰りのサラリーマンその他で大賑わい。例によって開催を待ちかまえていたぼくももちろんその一員として参加してきた。
 日中は25℃ほどと北国の夏らしい陽気だったけど、日が落ちるとスッと涼しくなって上着がほしくなる。それでも暮れゆく青空の下で傾ける1Lのサッポロクラシックのジョッキは最高。今年もこういう季節になったのだな。

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2012年7月22日 (日)

電力需給逼迫警報

 なんと大胆な。JR北海道は政府から電力需給逼迫警報が発令されたら、全線区の40%にあたる10区間995 kmを終日運休すると発表。すべて非電化区間なので直接の電力需要とは関係ないのだけれど、計画停電区域に一部がかかると信号や踏切関係の安定稼働ができなくなる恐れがあるとの判断だ。
 電力需給逼迫警報による間引き運転とか編成短縮とかの予定はいろいろ耳にするけれど、ここまでの大幅かつ極端な反応というのは他地域では聞いたことがない。びっくり。いくらなんでもやりすぎじゃないの。ほとんどがローカル区間とはいえ終日運休すればそれなりに地域への影響があるだろう。しかも代替輸送手段は確保しないのだと。ローカル線切り捨て、あわよくば廃止したいというJR北海道の思惑が見えかくれ、というのはうがった見方だろうか。
 そもそも電力需給逼迫警報というのがよくわからない。経産省のwebページにPDFファイルがあるけれど、東京電力・東北電力は云々という書きだして、これがなんで全国向けの警報につながるのかがわからない。警報が全国向けなのか地方ごとなのかも不明。上記のJR北海道の蛮行も北海道地域に警報が発令された場合ということなので、警報は地方ごとなのだろうか。ならなんで全国の電力会社の中で東電と東北電の需給状況だけが問題になるんだろう??

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 今日のランニング。20.0 km/135 min。今月の累計距離 235.7 km。

2012年7月21日 (土)

帽子

 帽子はランニングギアとして結構大事なものだ。厳寒期は無帽は考えられないので耳あてつきのフリース帽子をしっかりかぶって走る。吹雪の日は顔が痛いので目出し帽をかぶりたくなるけれど、さすがにそれは不審者ぽいのでがまん。春や秋は普通のつば付きキャップ。これは国東半島100キロマラソンでもらったやつを愛用している。問題は夏だ。夏もまた帽子なしはありえない。今まではメッシュの白いキャップをかぶっていたのだけれど、つばが曲がっていてかぶると家人が笑う。自分では見えないから気にならないのだが、それではあまりだと今日ゼビオで新しいのを買ってもらった。誕生日プレゼントなのだそうだ。まだずいぶん早いんだけど(笑)。
 新しいのは後頭部に着脱式の日除け布がついている。そういえばこういうのを夏のマラソン大会でかぶっている人がいる。夏はとにかく直射日光から頭頸部を守るのが帽子の役割だから、これはいい。しかもこの後部にぶらぶらついているのは単なる布ではなくBELL OASISという保水素材で、あらかじめ濡らしておくことによって後頭部の冷却ができるようになっている。なるほどねえ。これで真夏の長距離ラン対策は万全だ。問題は今年はこれまで全然暑くないこと。ここまで真夏日はたったの2日。猛暑の地の住人には申し訳ないけれど今日だって最高気温は25.9 ℃だった。こんなんでこれからこのクールギアが威力を発揮する場はあるのだろうか。

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 今日のランニング。22.0 km/145 min。今月の累計距離 215.7 km。

2012年7月20日 (金)

「百鬼夜行 陽」

★★★★☆。
 百鬼夜行シリーズといっていいのかな2冊目でしかないけれど。今回のは「陽」、前回の「陰」は13年前なのだそうだ。読んだはずだけど、そりゃ覚えてないよな。
 よくある長篇あるいは続き物に対するサイドストーリーというやつ。準主役、脇役級登場人物の出自とかエピソードとかが書かれている。グイン・サーガの外伝とかああいうのも一緒だな。本編に含めちゃうと錯綜するのを切り離したり、あるいは存在感のある脇役を本編だけで消し去るのはもったいなかったり、そういうときに手慰みあるいは埋め草といっちゃ悪いけど、読み切りで書かれるまさにサイドストーリー。
 京極物も息が長く、最近は本筋物の出番が少ないので本書の登場人物なんかもうすっかり忘れられている人ばかり。だから本来の意味での興味はないに等しいのだが、まあそれを離れてもなんとなくおどろおどろした短篇としてはちゃんと作品になっている。このあたりは作者の上手さだろう。だけど10編のほとんどがどれも似たり寄ったり。バラエティには乏しいし、京極ファンであってすら、なんでこんなものを延々と読まされるのだろうとチラと思ってしまう。読みながら、本編の次回作と言われ続けて久しい「鵺の碑」っていつ出るのかなあ、とか。さすがに最終編の榎木津礼二郎くらいの大物になると、おおと思うけどね。これだけは書き下ろしだから、さすがに気が引けた著者のサービスといったところだろうか。半端物ばかりじゃなくてちゃんとしたのを早く書いてよね、京極さんてば(笑)。

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2012年7月19日 (木)

「銀漢の賦」

★★★★★。
 直木賞受賞!と大きく帯に書いてあるのでついだまされたけど、これは受賞作ではなかった。紛らわしい。でもこういう宣伝の仕方はよくあるので、つまり受賞作はそれだけが優れているのではなく、それを書いた作家が受賞の栄誉を担ったということだからまあいいのかもね。というか、この本は当たりだった。読んでよかった
 久々の格調高い時代小説。こういうの少ないんだよなありそうでいて実は。藤沢周平とか山本周五郎の初期とか司馬遼太郎とか、似てはいるけれど、これらの文豪に共通する洒脱さが、本書には欠けている。その分生硬というかややぎこちないというか、いっそ初々しいというか。格調高いという表現を使ったのは中島敦の中国物に共通する匂いを感じたからだ。銀漢無聲轉玉盤。銀漢などという漢語や漢詩がいくつか出てくるところもそういう印象に与っているかな。
 源五、小弥太、十蔵、身分も運命も大きく異なる3人の男たちの友情と係わりあいの物語。そこに藩の運営と派閥争い、政治がからんでくる。いってみればありがちな筋立てだ。似たような小説はたくさんありそう。でも、この読後感の爽やかさ。凛とした瑞々しい筆致で手垢のついた古さを感じさせない。玲瓏にして清冽なる、という惹句は過大ではない。いいなあ。本当の2011年下期直木賞受賞作は「蜩ノ記」。これもぜひ読んでみようという気になる。

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2012年7月18日 (水)

LED推進キャンペーン

 札幌市のLED推進キャンペーン事業に応募したSAPICA引換券が到着。といっても何のことかわからないだろう。札幌市では省エネのLED電球への切り替え促進のためのキャンペーンを6月からやっている。新たに照明用LED電球を購入した世帯につき、購入金額4000-8000円で2000円分、8000円以上で4000円分のSAPICA(市営地下鉄のICカード)が交付されるというもの。つまり金額に応じて半額近くまで市が補助するというシステムだ。もちろん限度があって、6月1日から11月30日までの期間で先着順予算枠4000万円まで。うちも徐々にLED切り替え中なので渡りに船とばかりに6月初めに応募していたもの。
 なんで応募から1ヶ月半もかかるのかと思わないでもないけど、なんせ応募手続きが面倒。購入したLED電球と外箱の写真を添付しなければならない。そのうえ北電の「電気ご使用量のお知らせ」の写しも送らなければならない。郵送されたこういうアナログ資料をいちいち手作業で確認するのだからそりゃ大変な作業量だろう。省エネキャンペーンにどれだけ人件費かけてるんだか。
 それとは別に今日届いたSAPICA引換券に同封されていた節電キャンペーンのパンフレット。2ヶ月連続で1日15%の節電に成功したら結果報告して賞品があたるというもの。これももちろん「電気ご使用量のお知らせ」添付で実際の削減量を証明しなければならない。まあ賞品で釣るものいいけれど、A賞からH賞までの賞品は選べない。米やランチ券はともかく、紳士服の山下のドレスシャツ&ベルトセットとか欲しい人どれだけいるんだろうか。まったくお役所のやることは...。

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 今日のランニング。8.3 km/53 min。今月の累計距離 193.7 km。

2012年7月17日 (火)

薔薇満開

 関東甲信、東海、近畿、中四国の各地方で梅雨明けとなった今日、列島各地で猛暑日となり、館林市では最高気温が39.2 ℃を記録した。全国で680人が熱中症で搬送されたそうだ。これからが夏本番。どうか体調管理にはくれぐれもお気をつけください。札幌も今日は好天で汗ばむ陽気だったけど、最高気温は25.2 ℃。これで暑いといってはばちが当たりそう。列島各地で~とはよく使われる言い回しだけど、たぶん北海道は日本列島ではないのだろう。
 とはいっても列島外の北国にも夏は訪れ、わが家の庭の7株のバラもここ1ヶ月ほどの間に次々に満開を迎えている。右がローブリッターで左は品種不明強健種(名前わかる人いたら教えてください(笑))。

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2012年7月16日 (月)

「まほろ駅前多田便利軒」

★★☆☆☆。
 第135回直木賞受賞作。えっこれが?何かの冗談では。同じ作者でも「風が強く吹いている」とかもっと他にあるだろうに、よりによってこれを選ぶとは選者はどこに目をつけてるんだか。
 ちっともおもしろくない。多田と行天のキャラもいまいち。全然乗って行けない。まあ普通人ぽい多田はともかく行天の不自然さ。リアリティゼロでしょ。便利屋に持ち込まれるさまざまな珍問題はそこそこだけど、自称コロンビア人娼婦とか中学生のヤク運びバイトとか、いったいまほろ市って何なのよ。八王子線は横浜線で箱根急行は小田急でそれが交わる東京西郊の都市ということで町田がモデルというのはすぐわかるけど、こんなでは地元の人怒らないだろうか。
 互いに連関するエピソードを連作短編でつないでいきながら、多田と行天のそれぞれが抱えている過去の謎が少しずつほぐされてゆく、という長篇小説ライクなつくりになっているけれど、底が浅くちっとも感動できない。家族、親子、血縁、何がいいたいのか結局不明。
 といいだけ悪態をついた上で最後に極めつけ。多田と行天はヘビースモーカーでタバコを吸うシーンの連続。つくりものとはいえ、いまどきこういう反社会的習慣を無節操に垂れ流す小説ってなんなんだろう。作品に必須な小道具とはとても思えないし、作者の神経を疑ってしまう。ぼくは大のタバコ嫌いなのでこれだけで★2個は減点だ。

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 今日のランニング。15.1 km/103 min。今月の累計距離 185.4 km。

2012年7月15日 (日)

早期再分極

 先週の人間ドックの結果が届いた。まずは封筒の厚みを確かめてペラペラなのに胸をなでおろす。やれやれまたなんとか生き延びられそうだ。ただし、中身を見ると年齢相応に異常判定項目が徐々に増えている。今年は20項目中A判定(異常所見なし)が13、B1判定(軽度異常)が6、B2判定(再検査)が1項目だった。もしC判定(要精検・治療)がつくと部厚い医師宛報告書が同封されて即刻専門医の扉を叩くべしとなる。8年前に一度経験したときはマジでビビった。なのでまず厚みを確認するわけだ。
 B2がついたのは血液学検査で、経過観察のために約3ヶ月後に再検査をお勧めします、とコメントがついていた。血液検査はぼくの持病?みたいなもので、いつもB1とB2を行ったり来たりしている。異常値なのは白血球数2970(正常範囲3500-9700)と赤血球数417(同438-577)でいつも低い。夏場に貧血気味なのは走っているせいだと思うけど、鉄剤飲んでタンパク質ちゃんと摂っていも変わらないし、白血球や正常範囲ではあるけれど血小板も低いから、根本的に造血機能が弱いんだと思う。骨髄強化ってどうやったらいいんだろうか。再検査といっても恒例の献血車はちょうど人間ドックの日と重なって献血しそこなったので、マラソンシーズンが一段落した秋にでも献血してこようっと。
 その他のB1項目もほぼ例年通りだけど、ひとつだけ初めて心電図にB1がついた。早期再分極とコメントがついている。何ぞや?と調べてみると、「若年から中年男性に多く、虚血性心疾患や心筋など他の所見がない場合は正常範囲で心配するにあたらない」。また「失神病歴や原因不明の急死家族歴がない人の場合は、健康な人と全く同様と考えて差し支えありません。ただ、念のため1年に1度は心電図検査を受けて経過を観察し、また失神などの症状が出現した際には出来るだけ早く循環器(ことに不整脈)専門医を受診して下さい」ともある。失神したことはないし、家族はみんな長命だからその心配はなさそうだけど、心臓だけは自信あったのになあ。

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 今日のランニング。30.1 km/205 min。今月の累計距離 170.3 km。

2012年7月14日 (土)

メロン発送

 一昨年昨年と恒例になった感のある、栗山町は日原和夫メロン園(北海道夕張郡栗山町字円山303、N42.961118,E141.893424)を今年も訪問。申し訳ないことにこれまでは自家消費分だけだったので、今年はお中元を全部ここから発送することに。相変わらず出荷最盛期でエアカーゴのトラックが出入りする産直事務所へ出向いて発送手続きをしてきた。個人客などほとんど行く場所ではなく、かえって邪魔だろうに毎年きちんと対応していただいて、おまけに過分のおみやげまでいっぱいもらってきてかえって恐縮してしまう。
 今年の一番の品種は20日過ぎから出荷とのことで、今日発送依頼したぶんもそれからの発送になります。しばしお待ちを。

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 今日のランニング。16.2 km/105 min。今月の累計距離 140.2 km。

2012年7月13日 (金)

大野池

 今日は13日の金曜日おまけに仏滅。とはいっても、昨日の大雨がうそのような暖かいおだやかな一日。
 朝一番の講義を終えて、キャンパス北方の高等教育推進機構の建物へ会議に出向く。昨日も同じころに別の会議で出向いたけれど、あの大雨だったので傘をさしてトボトボと歩いて行った。今日は天気が回復したのでパンク修理なったBD-1で軽やかに疾駆。ちょっと時間があったので大野池に寄り道。
 北大生なら知らぬ者のない大野池。その昔工学部教授だった大野和男氏が泥沼と化していた地に池を造成したもの。今では遊歩道やベンチがしつらえられ、ハスの花が咲きカモが泳ぐ憩いの場となっている。天気もいいし、眺めもいいし、ついひととき緑に溶け込んでボーっとしてしまいそう...、あぶないあぶない、肝心の会議に遅刻するところだった(笑)。

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2012年7月12日 (木)

小野智華子さん

 おおー、智華子ちゃんだ。なんという感動。元気で頑張ってたんだね~。高校3年になったんだ。立派になって。もうおじさんは新聞記事を目にしただけでうるうるしてしまったよ。しかしこの通り一遍の記事。記者は智華子ちゃんのすごさを知らないのだろうか。一面特集記事にしてもいいくらいなのに。
 STVの50周年記念番組「まっすぐに智華子」。ぼくが観たのは2008年暮れの再放送。今でもはっきり覚えている。今はなくなった篠路のJOYFITというスポーツ施設で年末の夕方ランニングマシンで走りながらテレビで観た。走りながら涙がポロポロこぼれて仕方なかった。タオルが汗と涙でぐしょぐしょになった。これを涙なしに見られる人はいないだろう。内容の紹介として「iza『芦田の毎日』のブログ」もぜひ読んでください。中学2年の智華子ちゃんの作文の立派なこと。また泣ける。
 未熟児網膜症で全盲となった小野智華子さんの中学生までの物語だ。頑張った智華子ちゃんはもちろんえらい。だけど何といっても親がえらい。小さい頃から1人で何でもやらせる。小学生でトライアスロン大会出場。水泳はまだしも、全盲の子を自転車に乗せて走らせるんだよ。「こわいよ~」って、そりゃどんなに怖いだろう。あなた目隠しして自転車乗れますか? 絶対無理。盲学校に通う時も親は一切手助けしない。危険がいっぱいの通学路を遠くから見守るだけ。自立するためにはなんでもひとりでやらなければならない。いつまでも親が手助けしてやるわけにはいかないから。理屈ではわかっていてもそれを実践できる親がどれだけいるだろう。ましてや五体満足な子供すら過保護でダメにしてしまう馬鹿親が蔓延するこの時代だ。助けてやるのは簡単だ、そこをぐっとこらえて突き放す。智華子ちゃんのおかあさんどれだけ辛かったろう、と心中を推し量るとまた泣けてくる。
 この番組では、最後に水泳で代表入り目前までいった北京パラリンピックで種目変更か廃止か忘れたけど結局出られなかったというところで終わりだった。あれから4年か。くじけずに頑張って今度は高校3年生でロンドン大会に出られることになった。よかった。ほんとによかった。テレビ中継ぜひやってほしい。STVさんやってくれるよね。おじさんは真夜中だろうが平日だろうが絶対テレビにかじりついて応援するからね。

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2012年7月11日 (水)

青春18きっぷ2012夏

 気がつけばもう青春18きっぷのシーズンで、探し回らなくてもパンフスタンドにチラシが並んでいた。ん、また土讃線?いやいやよく見ると電車が走ってるぞ、というわけで飯田線ね。こっちも定番だ。2009年春以来だから3年9シーズンぶりの登場か。
 飯田線もしばらく乗ってないな。豊橋からはいって飯田まで乗ったのが最初で、このときは飯田に泊まった後はバスで恵那山トンネルを抜けて名古屋へ出た。その次は逆に辰野からはいって伊那市で1泊したあとで翌日豊橋へ抜けた。あれ、この2回しか乗ってないっけ? 山あり川ありであれほど乗って楽しい路線も珍しいけれど、いかんせん不便すぎる。しかも近傍へ所用があるという場所じゃないし。
 長大ローカル線なので優等列車が少なく6時間以上かけて全線を走破する普通列車が3往復もある。ふつうに乗車券買って乗ると片道3570円だから、まさに青春18きっぷにはうってつけの路線だ。おススメですけど、どうですかそこのあなた(笑)。

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 今日のランニング。25.4 km/185 min。今月の累計距離 124.0 km。

2012年7月10日 (火)

パンク修理

 職場に置きっぱで乗っているBD-1の前輪が先週金曜日にパンク。朝駅から大学まで乗ったときには普通だったのが、1限の講義のあとキャンパス北部の高機構での会議に乗って行こうとしたら、ズズズと進まずあれれ。おかげで遅刻したし。最近ほとんどパンクなんてしないのにな~と思いながらその日は時間がなく放置。今日の昼前にイオン桑園店に修理に持っていった。
 パンクくらい自分で直せるけれど、家まで持って帰るのが面倒くさい。こんな時こそ折りたたみの威力発揮なんだけど、袋に詰めてラッシュのJRに乗るのも気乗りせず、さりとてこれだけのために車をころがして取りに来るのもめんどい。というわけで極めて安易にプロショップに頼ることにした。昔、乗っていたママチャリのチェーントラブルのときは正門近くの古くさい自転車屋を利用したんだけど、Googleで調べてみると出てこない。なくなったのかなあ。となると距離的に一番近いのがここのサイクルショップ。パンク修理しますと貼り紙してあるのを毎朝毎夕確認している。
 タイヤがほぼ丸坊主になってたので、タイヤとチューブも交換しましょうということに。ただ、チューブはフレンチバルブなので18インチの在庫はさすがになく、取り寄せだと2週間という。そういや今はいってるチューブは昔大阪のLOLOで買ってきたものだ。え~そんなに待てない~、ということでリム穴広げて英式バルブのチューブを入れることに合意。どっちみち微妙な空気圧管理なんかしてないし前輪だからまあいいか。
 40分かかるというので1時間後に出直すと、チューブは交換しないで元のが使えましたとのこと。タイヤだけ交換して3098円なり。明細見ると、タイヤが998円、パンク修理840円、タイヤ交換前1260円。パンク修理にはどっちみちタイヤはずすんだからタイヤ交換手間賃別に取るのは納得いかんと思ったけど、そこは大人なのでがまん(笑)。何もせずに済んだのだから楽ちんだったしいいや。

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 今日のランニング。8.3 km/56 min。今月の累計距離 98.6 km。

2012年7月 9日 (月)

「戸村飯店青春100連発」

★★★★☆。
 瀬尾まいこは、時々ここにも登場する読書好き院生のオススメ読書リストにありながら、今まで未読だったもの。しかしこんなに大阪コテコテだとは知らなかった。
 ド大阪の庶民的中華飯屋戸村飯店の一歳違いの兄弟が主人公。対照的な性格の兄弟それぞれの視点での物語が交互に綴られる。舞台が大阪の下町なので、飯屋の常連客や近所の人をはじめ周りの登場人物がまあ絵に描いたように漫才チックでそれだけでおかしい。兄のヘイスケは高校を出て東京の専門学校へ進学し、そこで出会った友人や先生、バイト先のオーナーたちとの新たな日常がはじまり、残されたコウスケは相も変わらず地元の高校生活を謳歌すると。こういう筋書きを書いてもしょうがないんだなこの作品は。クールな二枚目っぽいヘイスケはヘイスケなりに、三枚目丸出しのコウスケはコウスケなりに、見かけとは違っていろいろと考えて生きており、やはり似たもの兄弟なんだよな、兄弟っていいよな、と思わせるあたりが瀬尾まいこ家族小説ワールドの魅力なのだろうか。ただそれだけという気もするけど、まいいか(笑)。

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2012年7月 8日 (日)

お中元

 いつのまにかお中元の季節。先週は鳥取から蟹おこわ、今日は京都から銘酒が届いた。ぼくのような世間の狭い人間にでもこうして毎年毎年忘れずに贈って下さるというのはありがたいことだ。こちらから返礼するときにいつも思うけれど、何を贈るかを考えるだけでもなかなか大変だ。そうそう毎年変わった物もないし、ありきたりのものになってしまう。贈る側の立場になると、そういう考えを巡らせてもらえるというだけでも感謝感謝というしかない。
 もらってばかりというわけにはいかないので、今週末はお中元送付旅行に出る予定。お楽しみに(笑)。

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 今日のランニング。20.2 km/136 min。今月の累計距離 90.3 km。

2012年7月 7日 (土)

思君楼

 七夕。といってもこのあたりは旧暦で行うので実際には一ヶ月先だ。七夕に蕎麦を食べると健康にいい、なんてことは聞いたことないけど、たまたま所用で出かけたついでに知る人ぞ知る(らしい)思君楼で昼食。君を思う楼とはどういう由来があるのか知らぬが、また鄙の蕎麦屋には過分な粋な屋号だ。
 昼時とあって飾らないいなかの飲食店という風情の店内は20人ほどの客でほぼ満員。しばし待たされて出てきたのは太い褐色の手打ち蕎麦。この太麺蕎麦というのがぼくは実は苦手だ。口の中でくちゃくちゃ噛まないと飲み込めない。そのうちに出汁の塩気がどっかへいってしまって、しまいにはもそもそとなった蕎麦の塊を飲み込むハメになる。結構名高い蕎麦屋にこういうのを出すところがあるけれどなんで世評が高いのかいまいち理解できない。江戸っ子は噛まないでツルツルっと喉越しで食べるなんていうけれど、こういう蕎麦もそうやって食べられるのだろうかと思ってしまう。結構お年寄りが来店していたけれど、みんな歯が丈夫なんだなあと感心(笑)。

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 今日のランニング。25.3 km/170 min。今月の累計距離 70.1 km。

2012年7月 6日 (金)

鉄道ジャーナル

 いやあ懐かしい。鉄道ジャーナルなんて何年ぶりに買ったろう。昔は毎月欠かさず買って一時はきちんとバインダーに綴じて保存していたものだ。創刊してそれほど経ってない頃だと思う。40年以上前だ。このネット情報氾濫で雑誌が次々に廃刊されている時代によくも生き残っているものだ。そういえば鉄道ファンも健在だよな、鉄道ピクトリアルはどうだったっけ。世が移っても鉄ちゃんの需要は根強いとみえる。
 今月号の特集が「学園都市線の電化と札幌の通勤電車」。これはいくらぼくでも買うでしょ。うっかりしていたら近所の本屋にはなくて、アリオの丸善にも売り切れていたので、わざわざAmazonに注文して買ったという。さすが地元人気。おかげで電車投入や運用の話がよくわかった。なかでは10月の完全電車化後は711系が学園都市線にも入線するという話はびっくり。改造後の車齢が比較的若いPDCを室蘭線にもっていって、向うの711系を札幌口へもどすのだそうだ。なんでまたわざわざと思うけど、室蘭線の閑散区間に3両固定の電車は過剰なので、PDCワンマン化するということなんだろうか。143形PDCもワンマン仕様改装したしね。
 しかし、つい最近の朝721系転換クロスで通勤して感無量とか思ってたのが、今度は711系ボックスシートかあ。それこそ感涙にむせびそう。ラッシュ時にはさすがにはいらないんだろうか。こうしてみると電車ってバリエーションあって楽しいじゃん。電化も悪くなかったな(笑)。

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2012年7月 5日 (木)

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

★★★★☆。
 東野圭吾はわりと好きな作家なので、できるだけ古い作品から年代順に追っかけて読んでいるのだけれど、何しろ数が多い。頑張って読んでいるつもりでももちろん他の本だって読むからなかなかはかどらず、その間にどんどん新刊が発売される。まさか読むよりも書く方が速いなんてことはないよな、と以前冗談に書いたことが冗談ではなくなっている。とにかくこういう分の悪いいたちごっこを続けているといつまでたっても話題の新刊を読めないので、ちょっとズルをして間を飛ばして読んだのが今回のこれ。読んでみればズルするほどのものでもなかったかなと思うけど。バチが当たったか(笑)。 
 東野圭吾っぽくない、と大して読んでいないぼくがいうのも何だけど、こういうのは宮部みゆきじゃないかなあやっぱり。ストーリーはよくできているし、3人組の泥棒が偶然廃屋に入り込んで超常現象に出くわすところから始まる初編から、一見独立した5つの物語がお互いに連関している構成もなかなかうまいと思う。キャッチコピーにある「心ふるわす物語」ほどのものかどうかはともかく及第点といっていいだろう。ただ、宮部みゆきならもっとうまく書くだろう、彼女に書いてほしかった、という感がぬぐえない。何が違うのか。一言でいうと文章力だ。宮部の文章のうまさはこのブログになる前のWebmaster日記時代から何度も何度も書いている。本当に感心するくらいうまい。それに比べられては東野圭吾といってもかすんでしまうのは仕方ないところだが、前にも書いたように彼の文章は時折練れていないというか書きっぱなしの雑なところがある。読んでいてほんの少しなんだけどざらつく感じが引っかかる。この人推敲が足りないんじゃないだろうか。売れっ子の多作家だから仕方ないのか。そんなことないよな。文章は作家の命だろうに。惜しいと思うな。

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 今日のランニング。8.3 km/54 min。今月の累計距離 44.8 km。

2012年7月 4日 (水)

リニューアル

 毎年この時期恒例の人間ドック。7年前の異常発見大騒動の後は要経過観察のために定期的に同じ検査機関で受診している。1年ぶりに訪れてびっくり。建物外見は変わらないものの中が様変わり。なんでも併設施設移転に伴って全面改装して5月にリニューアルオープンしたのだそうだ。知らなかった。1階部分が大幅に広がって総合受付と待合室、それと一部の検査室、面談室になり、2階がX線、心電図、エコーなどの主要検査器械室というフロア配置になった。以前は受付から検査まですべて2階でやっていたのが、全体が広くなったので各検査の待ち時間も短縮されスムースに流れるようになった。検査が2フロアに分かれたのでいまひとつ動線が効率的でない部分もあるものの、受付から全部の検査を済ませて食事まで2時間半ほどで終わった。検査自体が変わったわけではないので、流れに乗ってしまえば例年と変化ない。腹部エコーだけは念入りに検査してもらって、さて結果が来るのはは来週末だな。

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2012年7月 3日 (火)

セレモニーの場所

 整備新幹線3区間(北海道・新函館~札幌、北陸・金沢~敦賀、九州・諫早~長崎)の着工が6月29日に正式認可された。混乱を避けるため消費増税法案成立の見通しが立つところを見計らっての発表だったとか。相変わらず政治家ってのは姑息なことを考えるものだ。それをうけて、記念セレモニーが札幌駅前通地下歩行空間で昨日行われたそうだ。仲の良くなさそうな高橋はるみ道知事と上田文雄札幌市長がこの日ばかりはそろってニコニコとくす玉を割る様子が報道されていた。まあ時間の問題だったとはいえとりあえずはめでたい。あとは24年後の開業を待つばかりだ。いったいぼくはいくつになるんだろうね。
 それはそうと、セレモニーの会場になった札幌駅前通地下歩行空間の愛称が公募によって「チ・カ・ホ」に決まったというのも最近のニュースだ。え~、という感じだけどな。すでに一般に「ちかほ」と呼ばれているのですんなり決まったのだそうだ。そうなのか、ちかほなんて初めて聞いたけど、というか開通して1年以上たつのにぼくはまだ3回しか歩いたことないからな。知らないだけなんだろう。それと同時に、2つの地下交差点広場の愛称も決まったらしい。ん~、さらに微妙。この感覚にはおっさんはついていけないぞ(笑)。

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 今日のランニング。8.3 km/55 min。今月の累計距離 36.5 km。

2012年7月 2日 (月)

「カラスの親指」

★★★★★。
 文句なし。最高。おもしろい、そしてちょっとかなしい。芸域広いねこの人。こういうドタバタ劇も十分守備範囲なんだ。とにかくおもしろい。こういうのもっともっと書いてほしい。借金地獄からはい上がった2人組の詐欺師、武沢とテツ。この2人の掛け合いがまずおかしい。ん~、どこかで読んだようなと考えるまでもなく、これは「陽気なギャングが地球を回す」の響野と久遠に似ている。しかもこの2人が新たにそれぞれユニークなキャラのまひろ、やひろ、貫太郎を加えて5人で闇金ヤクザ相手にイチかバチかの報復大勝負を挑むというところも陽気なギャングの4人を思わせないでもない。ただしこちらは単なるギャングではなく、もっとずっと手の込んだ頭脳プレイだ。
 そして、最後の最後にアッという大仕掛けが。そうだよな。道尾秀介をいささかなりとも読んでいれば、すんなり終わるはずがないと予想はつく。最後の40ページ。まさに孫悟空とお釈迦様という種明かしなんだけど、この結末にはホロリとさせられる。誰のとはここには書けないけれど、じ~んとやさしさが伝わってくる。こんなにすべてうまく運ぶものかという疑問は野暮というものだろう。これはすべての弱い者への、すべての肩寄せ合って生きる親と子への、とびきりのメルヘンなのだから。

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 今日のランニング。8.2 km/54 min。今月の累計距離 28.2 km。

2012年7月 1日 (日)

いわさきちひろ

 いわさきちひろの描く子供たちのなんと愛らしいこと。どうやったらこんな無心な表情を的確に写し取ることができるのだろうか。ぼくもカミさんもちひろのファンで、数年前上井草のちひろ美術館に一緒に行った。その時買ってきたポストカードを額装して階段横の壁に並べてある。
 今日、それに加わったのは10号ほどの大判の絵。先週、Arioの丸善にオーダーしてあった額装ができ上がったというので引き取りに行ってきたもの。さっそく踊り場に飾った。子供の愛らしさだけでなく、その筆致に子を思う親の気持ちがこもっているからこそ感動するのだ、と今さらながら気づいた。

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 今日のランニング。20.0 km/129 min。今月の累計距離 20.0 km。

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