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2012年8月 7日 (火)

リーグ戦

 なでしこジャパンが準決勝でフランスを破り、五輪初のメダル確定。残すはあと2日あまり後の決勝アメリカ戦を残すのみとなった。まあ、それは明後日の楽しみとして、少し気になったのが例のグループリーグ最終の南アフリカ戦。あのリーグ2位を目指して最後は引分け狙いにいった試合だ。あのときは準々決勝で遠地グラスゴーでのフランス戦を回避して、という理由づけだった。で、外野席ではフェアプレーの精神に反するのではとか、作戦のうちでしょ、とかまあ諸説あった。似たような時期にバドミントンの予選リーグで露骨な意図的負け狙い試合が続出して、そっちは失格扱いになったというのもあったし。
 その是非はおくとして、思うのはリーグ戦とトーナメント戦が混在するこのシステムだ。女子サッカーは12チーム出場して4チームずつ3グループに分かれ、リーグ戦を戦って計8チームが決勝トーナメントに出場する。なんのことはない、予選リーグで18試合もやって脱落するのはたった4チーム。女子バレーも似たようなシステムで、こちらは12チームが6チームずつ2グループに分かれてリーグ戦を戦い、なんと計30試合もやってやはり落ちるのは4チーム。効率悪すぎでは。一試合一試合の緊張感も薄れるだろうし、勝ち負けの駆け引きの生じる余地さえある。どうせならもっと出場チームを増やしてリーグ戦での一次スクリーニングを厳しくすればと思う。
 それに比べて、たとえば柔道。複数日にわたって行われる団体競技と1日で全試合をこなす個人競技との違いはあるだろうけれど、こちらはすべてトーナメントなので実力もさることながら組み合わせの運不運がつきまとう。メダル候補最右翼だった女子52キロ級の中村美里は初戦で金メダルをとった北朝鮮の選手と当たって敗退。敗者復活戦にすらまわれなかった。柔道に予選リーグがあればよもやこんなことはなかったろうに。場外の駆け引きもスポーツのうち、といえばその通りだけど、今ひとつ釈然としない。
 なでしこの話にもどれば、選手はそんな思惑には関係ないので佐々木監督が狸オヤジぶりを遺憾なく発揮したということだろう。ここまでなりふり構わず進撃してきたのだから、こうなったら決勝でアメリカを撃破して実力世界一を証明するしかない。個人的には大儀見優季が華麗に3試合連続ゴールを決めてぜひ金メダルをとってほしいと思う。

120807

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