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2012年9月 8日 (土)

ハンディキャップ

 ゴールボール金メダルおめでとう!しかし女子の団体競技ってどうしてこうも強いんだろう。オリンピックのサッカー、バレーボール、卓球ときてパラリンピックのゴールボール。しかも最後の最後に金メダルだからなあ。体格や体力ではない。技術力、集中力、そしてチームワーク。すばらしい、ほんとにおめでとう。
 ゴールボールは視覚障害者の競技だ。視覚障害といっても、光がわずかに感知できたり、視野が極端に狭かったりと、障害の程度に差があるので、それをなくすために全員アイパッチとアイシェードをつけて競技する。それで完全に公平な条件になる。パラリンピックは障害者の競技なのでどうしても障害の程度による不公平が生じてしまう。細かくクラス分けすればよいのだがそうすると人数が少なくなってしまって競技として成り立たなくなる。それで大まかな区分けになり、障害の程度の違う人が競うことになって不公平が生じる。なかなか難しいものだ。
 ということで今日の陸上車いす800m。例の明るい関西のおっちゃん伊藤智也選手が世界記録をもってパラリンピック2連覇を目指している種目だ。伊藤さんいいよねえあの明るいキャラ。障害なんてなに?と思ってしまう。五体満足でももっと暗い人はたくさんいるのに。要は気の持ちようだよね。その伊藤選手は惜しくも銀メダルだったのだが、何といっても注目したのは3位の銅メダルになったメキシコのペレス選手。この人、左手がつかえないんだよね。決勝に出場した選手の中でこの人だけが右手一本で車いすを懸命に漕いでいた。それで銅メダル。すごい。すごくない?他の選手は両手で一生懸命漕いであの成績なのに、片手でそれに伍している。クラス分けしたら圧倒的に金メダルだろう。
 本人はどう考えているかわからないけど、ハンディキャップって何なんだろうと思ってしまう。ひょっとしてそれは人の心が作り出したもので、人の心の中だけにあるものなのかもしれない。片手では両手の人に敵いっこないと思ってしまったら、もうその時点でおしまいだ。そんなものはハンディキャップではない違いはないんだ、と強く思って頑張ったからこその銅メダルだろう。あの義足の快速ランナー南アフリカのオスカー・ピストリウス選手のお母さんの言葉を思い出す。「オスカー、敗者とは最後にゴールする人じゃない。はなから出場を諦めちゃう人を言うんだよ」。
 毎晩、20時からのEテレダイジェストにかじりついている。パラリンピックからどれだけ勇気と感動をもらったろう。

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 今日のランニング。19.1 km/129 min。今月の累計距離 62.4 km。

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