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2012年9月 4日 (火)

美幸線

 みゆき線ではなくてびこう線と読む。美深から仁宇布、志美宇丹、歌登を経て北見枝幸を結ぶ路線なのでこの名前になった。ほとんど路盤やトンネル、橋梁は完成していてレールも運び込まれていたのだが、国鉄の財政難により建設途中で凍結、惜しいかな日の目を見なかった。美深~仁宇布間のみ部分開業したもののこれも廃止。先日北オホーツク100キロマラソンを走りに行ったとき、枝幸からの帰りに通った歌登経由の道道はこの美幸線未成線に沿っている。そもそも歌登~美深間にある天の川トンネル自体が鉄道用に掘削したのを道路に転用したものだし。
 有名な大赤字線だった美幸線以外にもあのあたりは廃線跡の宝庫で、浜頓別は今でこそ鉄道とは無縁だが、以前は南稚内~音威子府を東回りでつなぐ天北線の主要駅だった。100キロマラソンのスタート地点の浜頓別町多目的アリーナの道路をはさんだ向かい側の空き地が天北線と興浜北線(浜頓別~北見枝幸)が分岐していた浜頓別駅跡で、走ったコースも一部サイクリングロード化されている天北線路線跡と交差したりしているし、後半向かい風にへろへろになりながら横切った、海沿いに一列に並んだ風力発電の風車群は興浜北線の線路跡そのまま。
 急行「天北」に乗って中学生時代に一度だけ浜頓別を通ったことがある。そのときの時刻表(68年6月号)を引っ張り出して、今の(12年6月号)と比べてみるとまさに今昔の感がある。当時は途中の小頓別から歌登を経て志美宇丹まで歌登町営軌道という軽便鉄道もあった。この軌道の一部が前記の美幸線建設ルートに転用されている。しかし、今思えばせっかくあのあたりを車でうろうろしたのだから、ついでにもっと廃線跡を見学してくるんだったよ。それはいいのだけど、この歌登町営軌道の運転時刻。歌登~志美宇丹間が12.8キロで約5時間かかるって...?、謎だ。

120904

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