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2012年10月

2012年10月31日 (水)

「老人力」

★★★★☆。
 これも一頃話題になった本。当時はまあ自分には関係ないやと思ってスルーしていたけれど、もう今となってはそんなことは言ってられない(笑)、と読んでみた。全然違ってたし。まあこの著者のことだから。老人力とはぼくも後半に出てくる誤解例の方だとばかり思っていた。なるほどねえ。
 この本は、「老人力」と続編の「老人力②」を一冊にまとめて文庫化したもの。こういう場合の通例として、前半は面白いけれど、後半はかなり落ちる。柳の下に泥鰌は二匹いないというか、売れたからといって安易に二冊目を出したなというのが見え見え。洗脳とかおもしろい部分もあるけれど、大半はだらだら長いだけだ。でも脱力全開の前半は目からうろこという感じの逆説ですこぶるおもしろい。本駒込とか5万円払って老人になるとか、わはは。
 しかしこの人文章がうまいな。おかしみがある。ねらって書いているとしたらすごい文章力だし、自然に書いてるとしたら天才だろう。惜しむらくは長くは持たない。ネタが続かなくて息切れしてしまう。だから続編なんか書かしちゃだめなのに。「トマソン」とか「新解さん」とか、ほとぼりが冷めた頃に違う切り口でポンと出すのがいいと思う。そういえば「老人力」の次は何なんだろう。

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2012年10月30日 (火)

不発弾

  またこれはすごいニュースだな。仙台空港で東日本大震災の浸水にともなう復旧工事中に米軍の不発弾が発見され、その処理のために今日のすべての国内線定期便92便が運休となった。空港の滑走路間近の地中に60年以上前の太平洋戦争時の不発弾がまだ埋まっていたというのも驚きだけど、それが震災復旧工事で排水路を掘削中に偶然見つかったというのもなあ。震災がなければ知らずに埋まっていたわけだから。取りあえず鉄板とコンクリートで覆う応急処理をしたうえで明日の航空便は平常通り飛ぶことになったようだ。といってもきちんとした処理はこれからで、近日中に近隣住民を避難させたうえで信管を外す作業をするのだとか。不発弾というのは投下されても爆発しなかった不良品だから不発弾なわけで、ならちょっとやそっとの衝撃には安全なような気もするけれど、まあ万が一ということなのだろう。たとえば羽田だって東京大空襲があったのだし大丈夫なのだろうか。もし偶然変なものが見つかって全便運休なんてことになったらえらいことだ。触らぬ神にたたりなし。むやみにあちこち掘り返すのも考え物だな(笑)。

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2012年10月29日 (月)

無著菩薩立像

 今回の出張で、大阪での仕事の日の午前中に空き時間があったので速攻で奈良へ行ってきた。あいにくの雨模様ではあったけれど、秋の特別開扉をやっている興福寺北円堂と、これも特別開扉中の仮金堂、それと定番の国宝館を一回りしてきた。年がら年中拝観できる仏像はともかく、ある時期しか見られないものはその時に巡りあわさないと見られない。なので地元民ではないエトランゼにとってはたまたま日程が合うというのは僥倖だ。
 今回は2週間しかない秋の興福寺北円堂開扉の時期に合っていたのはラッキーだった。ここは狭いけれど素晴らしい仏像がたくさん。なかでも無著菩薩立像がぼくの大のお気に入り。あのすべての悩みや苦しみを溶き流してくれるようなやさしげな表情。何もかもわかってるよ、いいんだよ、だいじょうぶだよ...、と大きく包み込んでくれる。うん、ありがとう、がんばるよ、そういう勇気がわいてくる。わざわざ雨の中をたどりついた甲斐は十分ある。
 その後、特別展示中の仮金堂の諸仏像を拝観して、国宝館で新たにLED照明で見やすくなった阿修羅像に見惚れて、短い時間だったけど充実してたよな、と大阪の仕事に向かったのだけれど...。ひとつ忘れていたよ。一言願えば叶えてくれるという南円堂の一言観音。南円堂自体は年に一回しか開扉されないので、いつもその横を通り過ぎるだけで今回もそうだったんだけど、「ポトスライムの舟」に出てきて初めて知ったこの一言観音は、ぜひ次回は行って願をかけてこようと思っていただけに、まったく思い出さなかったというのが惜しまれる。しまったなあ、これはという願いごとあったのになあ(笑)。

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 今日のランニング。11.7 km/83  min。今月の累計距離 162.0 km。

2012年10月28日 (日)

トレインビュー

 昨夜大阪へ移動して泊まった宿は、トレインビュープランがある東海道線沿線のホテル。鉄向けに最近こういうのが増えているので、試してみた。まあ線路際の立地だから黙っていてもトレインビューなのだが、線路側の部屋で高層階指定ということらしい。
 実際のところは窓から見える景色は駅だけで、京阪間の電車区間なので同じようなのが頻繁に発着するだけ。JRは列車自体のバラエティーが貧弱になってるからしょうがないんだけど、やはり物足りない。でも駅から近いし大浴場はあるし、便利なので京都大阪に来るときはまた利用しよう。

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2012年10月27日 (土)

進学相談会

 7月の横浜に続いて、今回は大学主催の進学相談会で名古屋へ来た。前回の横浜と違って北大だけのイベントで、学部ごとに教員が来ているので自分の学部の説明だけすればよいので楽だ。横浜はしゃべりっぱなしでえらい目にあったけど、名古屋という土地柄なのか思ったよりお客さんが少ないようで待ち時間があったり。まあ、でも聞きに来た高校生はみんな目がキラキラして意欲にあふれ、すばらしいなと思った。なにより若い(笑)。明日は昼から大阪で同じ相談会。まだ間に合うのでぜひたくさん来てくださいね。

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2012年10月26日 (金)

「ブレイズメス1990」

★★★★☆。
 前作「ブラックペアン1988」は★5個をつけたけど、続くこれは残念ながらちょっとマイナス。前作は、バチスタ以降のメインシリーズにつながる主人公たちの若き日のという興味があったし、それよりもさらに体内に放置されたブラックペアンにまつわるストーリーに深みがあった。小説としても完成度が高い。それに比べると本作は明らかに劣る。
 世良、高階、垣谷、佐伯といった東城大の面々は健在、というか続編なのだから当然だが、そこへ今回の主人公である天才手術師天城が華々しく登場する。現実離れして極端にデフォルメされた人物造型は小説なのだからいいとしても、ストーリーがあまりにお粗末。単に読み手の度肝を抜くスタンドプレーに終始していて、山はあれども谷がないのでまるで深みがなく、結末もあれこれで終わりなの...という感じ。前作であれだけ跳ね返っていた高階がここでは常識派の代表格のような扱いなのも違和感ありまくり。まあいずれはバチスタ冒頭の狸病院長になるのだからというわけなのか。
 それにしてもこのままではバチスタ以降にはつながらないしまさかこれで終わらないよなと思ったら、つい最近続編(スリジエセンター1991)が刊行されたようだ。いずれ読むことになるのかな、読むんだろうな、ジェネラルルージュに至る花房看護師の変心も興味あるし(笑)。

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2012年10月25日 (木)

ドラフト

 今日はプロ野球のドラフト会議。昨年、何て名前だか忘れたけど巨人の監督の親戚で巨人以外は行かないと言っていた選手を指名して、くじ引きにも勝ったのに交渉不成立に終わった日本ハムは、今年はまたすでにメジャーリーグ行きを宣言している花巻東高の大谷投手を単独指名。理想が高いのかはたまた現実を見る目がないのか。今年の交渉もまたどうなるんだろうと心配になる。ドラフト制度の趣旨を考えたら最高と思った選手を指名するのは当然のことで、そのことに異存は全くない。なんたって投手力の補強は焦眉の急だからな。プライドばかり高い金満球団しか見えてない見識の狭い昨年の誰かさんはともかく、大谷君の場合はチャレンジしたいという気持ちはわかるけど、ここはまず育成力のあるファイターズに育ててもらって、それからアメリカに行ったって遅くないと思うけどな。ダルビッシュというお手本があるんだし。なんてことはテレビニュースの街の声でも言ってたけど、遠くのギャラリーがいくら吠えても屁の突っ張りにもならんな(笑)。
 写真はドラフトとは何の関係もありません。単なる今朝の通勤路の風景。

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2012年10月24日 (水)

仕事させろよ

 またかよ。まったく呆れてしまう。在任23日で退任に追い込まれた田中前法相兼拉致問題担当相。23日というのは戦後10位の短さだそうだ。新聞のリストをみると4日なんて人もいたんだ。何をかいわんや。といってもぼくが嘆いているのはこの新聞が叩いている意味とはちょっと違う。4日はもちろんのこと、たかだか23日の在任期間では仕事しようったってできないだろうに。大臣てのは単なるお飾りではなく国政の重要なポストで、今の時代先頭に立ってバリバリ仕事してもらわなきゃ困る。何でこういう足の引っ張り合いばかりしてるかね。尻馬に乗るマスコミの責任も大きい。誤解されると困るけど、別に田中氏の肩を持ってるわけじゃないよ。だけど誰であっても叩いてホコリの出ない人なんてどれだけいるだろう。そんなことより多少のことは目をつぶってもしっかり仕事してくれたらその方がどれだけいいか。大臣はもとより代議士だってもちろんどんな職業だって、プロであればその仕事内容で評価されるべきであって、何の仕事もしないでただただ無事に任期を務めあげる政治家の方がいいとはとうてい思えないけど。

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 今日のランニング。7.8 km/53  min。今月の累計距離 150.3 km。

2012年10月23日 (火)

快速エアポート217号

 時刻表11月号を入手。JR北海道のダイヤ改正は10/27だけど、10月号には指定席連結列車情報が黄色のページに収載されているだけだったのでパス。11月号には本文にすべての新しい時刻が載っている。
 といっても、メインの改正点である学園都市線石狩当別以南のオール電車化とそれに伴う改正については、すべての列車時刻と編成両数がすでにJR北海道のwebページのプレスリリースで発表されているので、格別目新しい情報というわけではない。まあ改めて見なれた時刻表誌面でD表記がなくなったのを確認したというだけだ。それよりも室蘭線の苫小牧~東室蘭間ですべての列車が気動車化されたのがなかなかインパクトがあった。ここを走る電車列車は特急「すずらん」5往復だけになってしまった。室蘭電化は1980年だからもう30年以上も前のことだったのだけど、今となってみると費用をかけて電化したメリットってあったのだろうかと思ってしまう。
 それはともかく、千歳線のページ(p. 660)に待望久しい石狩当別直通エアポートの時刻が掲載された。新千歳空港発2150というのは実は微妙な時刻で、東京出張の帰途によく利用するスカイマーク最終便の千歳着が2140なので、間に合ったり間に合わなかったりする。実は今回のダイヤ改正翌日の28日にぼくは関西空港からANAの最終便に乗るのだが、それが5分早い2135着。定刻に着けば楽勝だけど、さてどうなるか(笑)。

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2012年10月22日 (月)

流れ

 3連勝3連敗か。これだから短期決戦は恐ろしい。ちょっとしたことで流れががらりと変わる。3連勝したファイターズだって、どこでどう変わって同じことになっていたかわからない。力の差なんてほとんどないのだし。中日もなあ、相も変わらず高木と権藤の不協和音。信じられないけどな。最終責任は監督だろうよ。そんなでは選手が信頼してプレーできないのでは。
 うちは2人して熱烈なアンチ巨人なのでこの結果には脱力だけど、まあどっちみちファイターズが粉砕するのだから一緒だ。実は27日の日本シリーズ緒戦の日にうちの大学は名古屋で進学相談会を開催することになっていて、ぼくも出席するので当日の中部国際行きのチケットをもっている。中日が勝ってたらせっかくの日に相談に来るお客さんが減るかもな~とまじめに心配していたので、それはよかった(笑)。

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 今日のランニング。16.4 km/117  min。今月の累計距離 142.5 km。

2012年10月21日 (日)

単行回送

 今日は寒い。といってももう10月下旬なのだからこういう日だってあるだろうさ。でもやはり寒い、日中の気温が8 ℃くらい。さすがに外を走るのも長袖長裾。それでも最初は吹きつける寒風にくじけそうになる。真冬を思えばこれだって天国のようなものだけど、同じ条件でも早春なら耐えられても晩秋には辛い。まだ10月だってのに...。
 久々にキハ40400代車をみて、うまいことカメラにも収められたのが収穫だ。JR北海道標準色よりも白っぽい塗色に緑色のドアが異色を放っている400代車は北海道医療大以北用の単行ワンマン車。6月の電化開業以前は札幌1500発浦臼行きの先頭車として送り込まれていたのが、電化開業にともなってその列車が電車化されたので、すぐ雁行する形で単行の回送列車となったもの。すぐ後にはまだ気動車列車があるのだから、わざわざ単行回送として設定しなくても併結送り込みもできただろうけど、いずれ今週末の北海道医療大以南の完全電車化時には回送設定にせざるを得ないのでこうなっているのだろう。
 この10月改正で札幌圏の気動車は特急を別にすれば電車と協調運転する201系以外は全廃されてしまうわけで、宙に浮いて離れ小島となる札沼線北部もいつまで持ちこたえることができるか。気動車ファンで、気動車通勤できるからという理由であいの里に移り住んだぼくとしては複雑な心境(笑)。

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 今日のランニング。16.5 km/117  min。今月の累計距離 126.1 km。

2012年10月20日 (土)

「光圀伝」

★★★★★。
 力作。「天地明察」を凌ぐ傑作時代小説!という帯の惹句はだてではない。こういう大作を間然することなく書ききるというのは本当に著者の力量を感じさせる。いろいろと才能豊かな人らしいけど、もっともっとこういう本格時代小説を書いてほしいと思う。
 主人公は水戸光圀。その若い頃の無頼派ぶりとその根底にある父親に認められないのではという引け目。兄を差し置いて世子にされたことへの葛藤、そして儒教への帰依と詩作への傾倒。呑気な諸国漫遊の黄門さまではなく、時代の中で血を流しながらギリギリの人生を生き抜いていく生身の光圀が語られてゆく。若き日の読耕斎との歯に衣着せぬ交友。生涯の伴侶たるべくめぐりあった泰姫との短い逢瀬。真摯でありながらユーモラスな筆致にぐいぐい引き込まれてゆく。
 しかし泰姫の魅力的なこと。これ史実なのかな。こんな魅力的な女性がほんとにいたのだろうか。光圀ならずともこれでは骨抜きにされてしまいそう(笑)。映画化するなら断然宮崎あおいだよなーと思ってしまう。

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 今日のランニング。16.4 km/113  min。今月の累計距離 109.6 km。

2012年10月19日 (金)

冠雪

 昨夜は寒気が入り込んで手稲山が初冠雪。大雪や利尻、羊蹄山が冠雪してもああそうかと思うだけだけれど、札幌人としては手稲山に特徴ある雪形が出現すると冬なんだなと覚悟することになる。
 今夜は、アカデミックサポートセンターの飲み会があって遅くなったのでそれだけでおしまい。あ、そういえば飲んだくれているうちにファイターズが3連勝で日本シリーズ進出を決めたそうな。それはそれはおめでたい(笑)。

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2012年10月18日 (木)

アクセント

 そういえば今年もJR北海道の利用者アンケートをやっていて、用紙をもらったので書いて出した。例年のように自由記述欄にたくさん要望を書いた。まああまり取り入れられた試しがないので、ガス抜きなのかも(笑)。
 その中で目新しい項目をひとつここにも書いておこう。この6月から学園都市線に電車が走り始めて、車内自動放送を聞く機会が増えた。その駅名アクセントがおかしい。特に気になるのが、桑園と八軒。アクセントをテキスト表記するのは難しいが、アクセント位置を1、他を0とすると、そうえん、はちけん、共に放送では1100となっている。桑園は0000でなくちゃおかしい。これは、札幌(0000)と野幌(1100)の違いというとわかりやすいだろうか。ローカル過ぎるか。しからば、東京(0000)と京都(110)ならわかるかな。八軒はちょっと違って、0010が普通だろう。う~ん、これは他に類例を思いつかないな。
 どうでもいいようでもあるけれど、ヘタに変なアクセントが定着してもいやだなと思う。実はこれには似た前例があって、市営地下鉄東豊線の豊水すすきの駅の豊水の部分がやはり自動放送で1100と発音されて(正しくは0000)、地元利用者から苦情がきて修正されたことがある。札幌市交通局はなかなかえらい。

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2012年10月17日 (水)

ファイナルステージ

 いよいよプロ野球もクライマックスシリーズが開幕。あ、もう始まってたんだったか(笑)。第一ステージを勝ち抜いてきたソフトバンクと日本ハムのファイナルステージ初戦。前半の投手戦から一転して打ち合いになった7回の攻防が明暗を分けて、ファイターズが先勝。よしよしいい流れだ。日刊スポーツのスコアをみると、7回に6安打中5本を集中しての一発逆転劇だったことがわかる。なんせあとの7イニングは1安打1四球の他はすべて打ち取られていたんだから。ファイターズらしいというか。しかも先発の吉川が7回2失点で勝ち投手、その後を無得点に抑えた増井がホールド、武田久がセーブと、まるで絵にかいたような勝ちパターン。
 しかし油断は禁物。ホークスにはレギュラーシーズン大きく負け越しているからな、これで五分と考えた方がいいかも。喜ぶのは明日武田勝で勝ってからにしておこう。

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2012年10月16日 (火)

再改造

 何やらおもしろいニュース(PDF)がはいってきた。学園都市線電化で不要となった141系PDCをJR東日本が購入して改造の上、岩手県の釜石線を中心とした東北エリアでのSL銀河鉄道の客車に転用するのだそうだ。牽引機は岩手県営運動公園に静態保存されているC58239を整備して充当するが、釜石線の勾配区間では単機牽引できないので、141系の動力を生かして協調運転?するという。
 しかしすごい発想だなあ。141系はもとは50系客車を改造したものだから、種車に戻して使うのかと思ったら、動力車のままで使うらしい。足回りはそのままで車体だけは客車らしく化粧直しするわけね。写真ではよく見えないけれど、なんか前頭部はそのままみたいに見えるな。まあイメージ画像だから色だけ変えてくっつけたのかも。2013年度冬以降というからまだ先の話だけどどうなるものか楽しみだ。
 141系といえば、学園都市線では6月に大幅運用削減されて細々と走っているものもあと10日ほどで全廃になる。143形はキサハを抜いた上でワンマン化2両ユニットにして室蘭線に配転、141/142形は一部ミャンマーに輸出して残りは廃車ということだったはず。毎朝見かけるあいの里公園始発1534D用の送り込み編成(回1537D?)が141/142の6連で、このところ車番も毎日同じなので限定運用されているのだろう。初期PDC車である141/142形はもうこれで最後だから貴重だ。乗っておかないと。

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 今日のランニング。6.1 km/42 min。今月の累計距離 93.2 km。

2012年10月15日 (月)

森口騒動

 なんともはやな結末というか。例のお騒がせ男こと森口さんが帰国して釈明会見。まあこういう人はいるもので、ここまで大胆というか極端ではなくても、ボーダーラインすれすれのところを泳いでいる似非専門家はそう珍しくない。なのでこの人に理を説いても仕方がない。すぐに葬り去られるだろうし、笑ってスルーすればいいだけの話なのだ。
 問題があるとすれば、それを真に受けて得々と記事にした読売新聞の方だろう。科学リテラシー最低の日本のマスコミに自前で検証する能力なんぞは求めないけれど、自分で評価する能力がないならないで、しかるべき専門家に聞くなりして裏付けをとればいいのに。これが弱小大学や無名研究所の発表だったらおそらくもっと慎重になったろうに、東大特任研究員だのハーバード大共同研究だのというと、ノーベル賞効果もあいまってイチコロなんだから。こういうのを見るとビッグネームの威力はすごいんだなあと感心してしまう。かくして富める者はますます富む。マルコフニコフの法則か(笑)。

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 今日のランニング。5.1 km/35 min。今月の累計距離 87.1 km。

2012年10月14日 (日)

「海のある奈良に死す」

★★★★☆。
 有栖川有栖の初期長篇。今頃になって読んだのかとわれながら思うけど、はたしてそうなんだろうか...。ぼくは奈良好きで、京都大阪に所用で出かけるときはいつも時間をやりくりして奈良へ足を延ばす。必然的に海のある奈良こと小浜にも興味を示し、実際に行ったのは1回だけだけどレンタサイクルで寺巡りをしたことがある。
 その小浜の海岸で変死体が見つかってと事件は始まる。まさに海のある奈良に死すなんだけど、真相はそう単純ではない。小浜にも伝わる不老長寿の人魚伝説がからんであらぬ方向へと話が転がって行く。容疑者の幅が狭いので結末の意外感はないし、動機も犯行計画も単純ではあるけれど、歴史がらみのトラベルミステリーぽい趣きもあり、まあこれはこれで楽しめると思う。
 それはともかく、赤星という作家の名前や永遠の美少女穴吹奈美子の人間関係、人魚伝説などに既視感がぬぐえない。ひょっとして以前読んだことがあるんじゃなかろうか。最近の記録にはないのでもっとずっと昔、孤島パズルを読んだ時あたりに。とはいってもそんなに古い作品というわけではないからせいぜい10数年前だろうけど。う~む、自分の頭が信じられん(笑)。

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 今日のランニング。18.7 km/129 min。今月の累計距離 82.0 km。

2012年10月13日 (土)

供用開始

 鉄道の日を明日に控えてというのは関係ないだろうけど、かねてより設置工事中だったJR学園都市線あいの里教育大駅の南口が今日から供用開始となった。工事といっても札幌方面の1番線ホーム裏を一部ぶち抜いて簡易改札機や券売機を設置しただけだが、外から見ると大きな駅名表示があってなかなか立派に見える。今日はできたばかりのせいか案内の駅員が手持ちぶさたそうに立っていた。まあそれだけだけど(笑)。

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 今日のランニング。17.1 km/121 min。今月の累計距離 63.3 km。

2012年10月12日 (金)

3個目の石

 なるほどそういえば相響の石がこんなところにもあったよ。先月は半袖で聴きに行ったのに、今日はもう長袖シャツに少し厚手のジャケット。あっという間に季節は秋を通り越して冬が近い。そんな今日のプログラムは、イタリアのハロルドとイタリアよりという南国地中海メニュー。ビオラはわりかし好きでベルリオーズのイタリアのハロルドは確かバシュメットのCDも持っているけれどほとんど聴いたことがない。リヒャルト・シュトラウスのイタリアよりは初めて聴いた。可もなく不可もなし、というか予想通りの感じだった。
 曲が曲なのでというわけではないが指揮者の広上さんを見ていたら、指揮のかたわらの譜めくりがやたら忙しそう。指揮者のは総譜だから総奏部分はしょっちゅうめくらなきゃならない。指揮棒はもってなかったけど、腕を振り、的確に指示を出して、その合い間に左手でどんどんめくってゆく。ほとんど譜面なんか見ているように見えないのによくめくり忘れないものだ。ああいうのこそ電子化して大型ディスプレイで演奏に合わせて自動的に進んでゆくようにしたらいいんじゃないか、などとくだらないことを考えた。

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2012年10月11日 (木)

「片眼の猿」

★★★★☆。
 他の作者なら大称賛だけど、道尾秀介なのでまあ平均作といったところ。もちろんつまらないわけではなく十分おもしろい。 テーマはなんといったらいいかな。逆転だろうか。耳のいい探偵が目のいい社員をスカウトして依頼会社の内偵をするうちに思わぬ殺人事件に巻き込まれ、という話。異能譚かと思わせといてひっくり返す。周囲のいろんなものが最後にひっくり返ってびっくりという仕掛け。これ以上は書けないけど。
 あいも変わらぬ叙述トリックのうまさ。再読するとあちこちにヒントがちりばめられてるのに気づかない。道尾秀介だと用心して読んでもだまされる。ただ、最初に書いたとおりこの人にしてはおとなしい。すべてがわかっていて三梨が冬絵に惹かれる動機がいまひとつわからない。小道具としてのトランプがあまり効いてない。結末もいまいち平凡だしね。

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2012年10月10日 (水)

300億円

 文科省は山中伸弥教授が率いる研究所を中心に今後10年間で約300億円を助成する方針を固めたとのニュース。なんとうらやましいというのはともかくちょっとひっかかるな、これ。なんでこのタイミングなんだろうか。ノーベル賞受賞対象になったiPS細胞研究の価値は理解できるし、今集中的に予算投下して実用化研究を推進することの重要性もよくわかる。だけど、山中さんは今もらっている予算(5年間100億円だそう)が13年度で切れてしまうので危機感を抱いて、寄付を募るために京都マラソンを走り、確か1000万円を集めたということじゃなかったろうか。金額的には焼け石に水という気もするけれど、これがスタンドプレーじゃないとしたら、ここ数年大きな話題となっていた研究に政府は継続的な予算支出する計画がなかったということになる。それがノーベル賞発表からたった2日にしてこの大盤振る舞い。ちゃんと独自に審査検討したのだろうか。原資は国民の税金なのだし、まさかいくら権威ある賞といえ他国の委員会で決められたノーベル賞というだけでポンと決めたわけではないよね。この時期というのは偶然だよね。この国は自前で科学技術の重要性の価値判断もできないと考えるのではあまりに情けないし。
 山中教授の仕事にケチをつける気は毛頭なく、必要なところに集中的に予算計上するのは大賛成だ。だけど、iPS細胞以外にも重要な科学研究はたくさんあり、日夜研究に粉骨砕身している人はたくさんいる。そういう人にも均等に目配りして正当に評価しうる国であってほしいと切に思う。はからずもこの時期は日本中の研究者が科研費申請書類作成に追われている。10年間300億円あったら、年間1000万円の予算をのべ3000人に配分できるんだなあ、と考えてしまうところが貧乏研究者の悲しいところか(笑)。

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 今日のランニング。6.2 km/39 min。今月の累計距離 46.2 km。

2012年10月 9日 (火)

「ここはボツコニアン」

★★☆☆☆。
 買っては積んである本の下の方から引っぱりだす。なんでこんなもの買ったんだ。これも垂直読書の弊害やな。宮部みゆきがゲーマーだというのはつとに知られていて、「ICO-霧の城-」なんていうRPG本もあるくらいだ。あれもいまいちだったけどな。それに輪をかけてこれもまた今ひとつ。
 馬鹿馬鹿しいものは嫌いではないからそれだけで点数下げたりはしない。作者のホンネが出たり入ったりするストーリーは落語を聞いていると思えばそれなりにおかしい。まあストーリーなんていうしろものがあるとすればだけど。しかもこれ唐突に終わってると思ったら続編が出るらしい。もう買わんぞ(笑)。

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 今日のランニング。6.2 km/41 min。今月の累計距離 40.0 km。

2012年10月 8日 (月)

向日葵

 三連休最終日は昨日にもまして秋晴れの好天。風もなくおだやかで最高気温20.4 ℃。絶好の体育の日だ。といって札幌マラソンもあいの里こどもマラソンも昨日終わってしまったし、何かあったかな。あったんだろうな。
 午前中はおとなしく家庭菜園の後片付け。エンドウとトマトはすでに抜いてしまったので今日はインゲンとネギを抜いて整地。あとはピーマンがあるのだけれど、まだ青々として実がついていたのでもう少し様子見。今年は夏暑かったので例年になくどの作物も豊作だった。
 昼からは、この陽気なら勇んでLSDに飛び出したいところだけど、まだ右足に爆弾をかかえているので自重。太美の平原を2時間ばかり一周するにとどめておく。途中のひまわり畑が満開できれい。この時期にこんな花盛りとは。
 というおだやかな休日の最後にニュースが飛び込んできた。京大の山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞受賞。遅かれ早かれと言われていたので意外感はないけど、おめでとうございます。山中さんといえば、今年3月の第1回京都マラソンに出場して見事完走したというので有名だ。そのタイムが4時間3分19秒だそう。む~。ぼくの最近の記録は6月の千歳JALマラソンの4時間3分40秒。研究ではかないっこないのでせめてマラソンくらいは...、だめだよ(笑)。

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 今日のランニング。18.3 km/126 min。今月の累計距離 33.8 km。

2012年10月 7日 (日)

「豆腐小僧双六道中おやすみ」

★★★☆☆。
 またしょうもないもんを読んでしまったよ。買ったのはだいぶ前なのだけど、どうせしょうもないもんだろうな~と後回しにしていたもの。やっぱりしょうもなかった(笑)。気に入った作者の全作品という垂直読書をやると、ときにこういうことがある。
 タイトルからして意味不明だし。一応前作からの続き物なんだけど(続けるほどのキャラかという気がひしひしとするが)、ストーリーはコメントするほどのものではなく、作者の語り口を楽しむべきものだろう。あとは古今の妖怪談義。もちろんそれを語らせたらこの作者の右に出る者は水木しげるくらいなものだ。まあでも長い。豆腐のように四角い変形判で649ページもある。読んでも読んでも進まん。しかも2000円もする。高い豆腐だ。いやしかしほんとに書くことない(笑)。

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 今日のランニング。15.5 km/107 min。今月の累計距離 15.5 km。

2012年10月 6日 (土)

あなたへ

 高倉健を久々に観た。まあねえ、かっこいいよねぇ。あんな年寄りになりたいもんだよ。無理だー(笑)。田中裕子も年とったけど変わらんなぁ。何をかくそう中学高校とぼくの一期下なのだ。ストーリーは若干強引な運びが引っかかったけど、細かいところがどうのこうのという作品でもないんだろうね。もっと大きくて温かいもの。夫婦、人間関係、人生、そんなものの確かさ、危うさというか、信頼というか、うまくいえないけど、人生の年輪を経て行くにつれわかってゆく大切なもの、それがじわーっと伝わってくる。といって、きょうびの若い人にわかってもらうのは無理なんだろうな、きっと。映画館内もいつもと違って年配の人ばかり。
 筋書きはともかく、ぼくには富山から平戸への旅の場面がすこぶる興味深い。鉄道もふんだんに出てくるし。たとえば竹田駅、国名を付さない駅は播但線だよね。天空の城、竹田城だ。いやー行ってみたい。そして平戸。懐かしい。薄香までは行かなかったけど、薄香行きのバス見たなあ。長崎県いいよね~。平戸、外海、五島...、もう一度ゆっくり歩きたい。

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2012年10月 5日 (金)

ラストチャンス

 ん~むむ、口惜しいのはこっちだよ。これが最後のチャンスだったのにね~。5回途中6失点で降板かよ。思えば開幕投手に抜擢されて完投勝利を上げたのがはるか遠い昔のことのように思える。あの時は、さすが持ってる男とか言われたものだけど、今となっては誰もそんなこと言いやしない。実力勝負の世界とはいえ厳しいねえ。ま、実力不足は本人が一番わかってるだろうけど。
 さてさて優勝は決めたもののそれから連敗しているファイターズ。クライマックスシリーズ第2ステージまでは間が空くから、それまでなんとか試合勘を失わないようにうまく調整してくれよな。今年こそ日本一になってほしいんだけど、大丈夫なんかいな。

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2012年10月 4日 (木)

「UFO大通り」

★★★★☆。
 島田荘司の力技炸裂。こういうことをさせたらこの人はうまい。まったく他人にはまねができないだろう。鎌倉の住宅地にUFOが現われてあろうことか市街戦をするという荒唐無稽な設定。ありえない事象にどうやって合理的な解決をこじつけるか、というのが見どころだ。推理するのは御手洗潔だからまあ不可能の文字はない。ああなるほど、そう考えればとりあえずは説明はつくよなと。細かいこと言い出したらキリはないので、この黒を白と言いくるめるような論理展開を単純に楽しめばそれでいいんだよね。馬鹿馬鹿しいと切り捨てる人はもう最初の占星術殺人事件からついていけないだろう。
 もう一作収載されている「傘を折る女」というのも趣向は同じ。これも常識で考えられない行為にいかに論理的な説明を付与するかということなんだけど、両作に共通する主題があるというのがおもしろいところ。

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2012年10月 3日 (水)

札幌ドーム

 草原の向こうの謎の物体。すわUFO...、なわけはなくて、これは今日の見学メニューの北農研からみた札幌ドーム。この広大な農業試験場の敷地のほんの一部を切り売りしてそこにドームが建ち、その収入で研究所に新しい研究施設が建ったのだとか。売るほどある、という表現がまさに当てはまるほどの土地と環境がうらやましい。
 そのドームの中では昨夜は栗山新監督の胴上げの狂喜乱舞が繰り広げられていたわけだ。1日遅れのファイターズ優勝おめでとう。

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2012年10月 2日 (火)

オリエンテーション

 今日は、学科2年生のオリエンテーション。例年大滝セミナーハウスで1泊2日の行程で、研究室紹介や親睦会という名の飲み会や工場見学なんかをやる。各研究室から教員1名参加なので、ふだんは3年に1度当番が回ってくるが、今年は学科長なので必須参加。
 なんといってもメインイベントはこれから延々と続く飲み会で、このトシになるとさすがに堪えそう。お手柔らかに(笑)。

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2012年10月 1日 (月)

「翡翠の城」

★★★☆☆。
 桜井京介の事件簿も3冊目。いやあ相変わらず大時代的な設定というか、古き良き探偵小説を思わせる舞台装置。先代からの因縁のある旧い屋敷と入り組んだ系図の中の血族の争い。ここまでくると、これ今どきのミステリー?と心配になる。これで売れるんだろうか。
 狭い範囲のできごとなので、事件そのものや真相はアッと驚くほどのものではない。あくまでも郷愁さえ感じる雰囲気を楽しむべきものということかもしれないが、それにしてもひねりがなさすぎ。さすがにおどろおどろしい舞台装置だけではミステリとして弱いよな。今回は京介、蒼と深春のレギュラー陣に加えて留守をしていた神代教授が帰国して登場している。この教授のキャラもしかしもうちょっと何とかならんもんかね。早稲田大文学部教授ってこんななのか(笑)。

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