音楽

2012年12月24日 (月)

本日のスープ

 今年のクリスマスプレゼントは加賀谷はつみ。遅ればせながらだけど、ついにCDデビューを果たした。11月21日に「本日のスープ」がリリース。歌って登れるシンガーソングハイカーというキャッチコピーが笑える。なんだよそれ。なんか最近山登りしているみたいで、最標高デビューライブを立山のみくりが池(標高2410m)でやるのだとか、って11月19日だからもう終わったんだな。注意書きに「室堂ターミナルから会場までは雪道の可能性が高く吹雪くことも予想されます。冬山登山の経験や知識がない方は無理をなさらずにご来場はお控えください」、ってそりゃすごい。さすがに全都道府県ストリートライブツアーをやった気力体力はダテではない。
 これまではiTunes Storeか着メロサイトでしか買えなかったので、CD発売は朗報だ。ただ欲をいえば昨年の北海道マラソンテーマソング、大好きな「君がいる」を同梱してほしかったけどね。あの名曲をiPod以外で聴けないのは不便で仕方ない。まあそのうちアルバムが出れば解消されるだろう。だけどこのCDのイラストはもう少しどうにかならなかったのかね(笑)。

Img_3905
 今日のランニング。13.2 km/95 min。今月の累計距離 120.7 km。

2012年12月14日 (金)

ブラームスの1番

 間違ってもブラ1などと略さないでほしい。この雄渾壮大な名曲に失礼極まりない。これを年末の慌ただしいひとときに聴けるというのは何という幸福だろうか。日本では年末といえば第九だけど、ブラームスの1番というのもそれにふさわしい気がする。第4楽章のあの有名な主題が弦楽合奏で流れ出したとき、不覚にも涙がこぼれそうになった。ああ今年がやっと終わるのだな。
 ぼくにとっては、この1年もまた昨年ほどではないにせよ厳しい1年だった。来たる年がどんな年になるか神ならぬ身の予想がつかないが、ただただ平安な1年でありますようにと祈るばかり...。

Dsc_0545

2012年11月 9日 (金)

珠玉

 キタラに来たら雨、なんちゃって。冗談抜きでまた雨だ、まったく。今夜は「皇帝」とエルガーの第一交響曲というプロ。「祈り」のエントリに書いたように、壮麗かつ繊細なベートーベンの魅力がギュッと凝縮された「皇帝」はぼくの大好きコンチェルトのナンバーワン。いくら雨だとてこれを聞き逃すわけにはいかない。
 ソロを弾いたジョン・リルがとにかくすごかった。このところピアノソロというと女性か優男ばかりだったので、堂々たる体躯のおっさんが出てきたときにはあれれと思ったけど、なんて言ったらいいんだろう。見かけと全然違って(失礼)、音の一つ一つのころころ転がる宝石のように透明で美しいこと。誰しもが息を詰めて聴く第二楽章から終楽章へつながる部分が白眉。第二楽章の最後の音がため息とともにこぼれ落ちる珠玉のよう。こんなに美しい「皇帝」は聴いたことがない。いや多言無用。

Dsc_0477

2012年10月12日 (金)

3個目の石

 なるほどそういえば相響の石がこんなところにもあったよ。先月は半袖で聴きに行ったのに、今日はもう長袖シャツに少し厚手のジャケット。あっという間に季節は秋を通り越して冬が近い。そんな今日のプログラムは、イタリアのハロルドとイタリアよりという南国地中海メニュー。ビオラはわりかし好きでベルリオーズのイタリアのハロルドは確かバシュメットのCDも持っているけれどほとんど聴いたことがない。リヒャルト・シュトラウスのイタリアよりは初めて聴いた。可もなく不可もなし、というか予想通りの感じだった。
 曲が曲なのでというわけではないが指揮者の広上さんを見ていたら、指揮のかたわらの譜めくりがやたら忙しそう。指揮者のは総譜だから総奏部分はしょっちゅうめくらなきゃならない。指揮棒はもってなかったけど、腕を振り、的確に指示を出して、その合い間に左手でどんどんめくってゆく。ほとんど譜面なんか見ているように見えないのによくめくり忘れないものだ。ああいうのこそ電子化して大型ディスプレイで演奏に合わせて自動的に進んでゆくようにしたらいいんじゃないか、などとくだらないことを考えた。

Dsc_0434

2012年9月14日 (金)

相響

 残暑はまだまだ厳しいけれど日の短さがさすがに秋の訪れを告げている。3ヶ月ぶりにキタラに駆けつけたらもう薄暗い。
 ライトアップされていたのでついパチリ。いつも気になっていたこの大きな石。なんと安田侃の作品で「相響」という名前までついているのだそうだ。相響というからには響き合う相手があるはずで、それはキタラの中のエントランスホールにある(ここにちゃんと写っていた)。そういえばあれが連関していたのか。
 今宵はブラームスのバイオリン協奏曲とチャイコフスキーの5番というこってりプロ。何もいうことはありません(笑)。

Dsc_0406

2012年6月22日 (金)

ボレロ

 タンタタタ・タンタタタ・タンタン・タンタタタ・タンタタタ・タタタタタタ・...のリズムに乗った繰り返しのメロディが耳を離れない。何度聴いてもすごい曲だと思う。こんな単純なモチーフとリズムをただただ反復するだけなのに、目の前の世界が色彩豊かに徐々に徐々に変わって行き、壮大な盛り上がりとともにめくるめく高揚の瞬間に幕切れとなる。音楽にはリズムもメロディも重要だ。だけどそれを生かすも殺すもまさにオーケストレーションにかかっているというのがよくわかる。魔術師ラベルとはよくもいったものだ。まさに天才の業というしかない。
 今夜はこの10分余りの小曲を聴くためだけにキタラまで出かけていったといっていい。そしてその価値は十二分にあった。すごい。つくづくすごい。いろいろな管楽器のソロが聴けるのも楽しい。ソプラノサックスなんて久々に聴いたな。昔クラリネット習っていたときの先生が時々吹いていた。N先生元気だろうか。そして何より最初から最後まで単調なリズムを刻み続けた小太鼓の奏者さん。演奏後は指揮者に指揮台まで引っ張りあげられていたけど、すばらしい技術と精神力だよな。ちょっとでもリズム狂わせたらすぐにわかっちゃう。しかも日本人の苦手な三拍子の三連符の連続ときてるし。お疲れさまでしたとしか言えない。

Dsc_0261

2012年1月21日 (土)

ウォークマン

 先週の話だけど、ソニーのウォークマンシリーズにヘッドホン一体型で水洗い可能なスポーツタイプ(NWD-W263)というのが発売されているのを知って、ついヨドバシ通販でポチってしまった。ヨドバシのすごいところは最寄りの配送センターから送られてくるので何しろ速い。土曜日の夜中にオーダーしたのが翌日曜の夕方には到着。北海道ではいくら早くても通常2日はかかるので考えられない。そういえばAskulも速かったけど。
 ぼくは耳を塞がれるのが嫌いなので外で音楽聴くことはあまりないのだけれど、ランニング中は別。特にLSDのように単調で長い練習のときは気を紛らわせるのに気に入った音楽を聴きながらポタポタ走ることが多い。そんなときにこれまで愛用していたのがクリップ式のiPod shuffleとネックバンドイヤホン。とにかくイヤホンのコードがぶらぶらするのが嫌なのでiPodを帽子にはさんで頭周りだけのシステムを構築。これがなかなかいい。ただ、やはり完全なコードレスではないので帽子の脱着時に多少手間がかかる。でこの一体型にとても興味を惹かれたというわけだ。
 これは完全なコードレス。屋外で使うとどうしても汗やほこりで汚れるので水洗いできるというのもポイント高い。ひとつ問題はiPodではなくライバルのウォークマンだということか。ぼくはアップル信者ではないのでiPodでないのは全然問題ないけれど、不本意ながらこれまでの音楽ライブラリの管理がiTunesなのでソフト的に直結できない分ひと手間がかかる。もちろんソニーのXアプリという対応ソフトはiTunesライブラリを読み込めるようになっているので、大丈夫なのだけど。ただしせっかく作ってあるランニング用のプレイリストがうまく読みこめない。なんかやり方あるんだろうな。
 まあでも何曲か曲を転送して聴いてみるとやはりコードレスは快適だ。冬の間は滑りやすく雪で狭くなった道を走らなければならないので、恐ろしくて耳を塞いでは走れないけれど、この雪が融けて外を縦横に走れるようになったらきっと威力を発揮してくれることだろう。楽しみだ。

Img_3199
 今日のランニング。15.4 km/106 min。今月の累計距離 119.9 km。

2012年1月20日 (金)

ノリノリの幻想

 札響1月定期。今日のプログラムはハチャトゥリアンのバイオリン協奏曲とベルリオーズの幻想交響曲。バイオリンソロは神尾真由子(おお一発変換されたさすが)。まあ貫禄あるねこの人。中学生くらいからそうだったけど。ぼくが最初に聴いたのはもう10年前2002年4月の札響定期で、ブラームスのコンチェルトだった。そのとき神尾は15歳。あの大曲でオケを完全に圧倒していたからな。てことはまだ25歳なのか。いやあ、これからどんなオバサンになるんだろうと思うとそら恐ろしいね。
 メインプロの幻想はまあ超有名だけれど、意外と生で聴いたのは2回目くらいな気がする。これ、ノリのいい曲なんだろうか、後ろの座席の人と同列の席の人とかがゆらゆら動いて落ち着かない。隣の隣の背の高い禿げ親父なんか、今にも踊りだすんじゃなかろうかというくらいノリノリで体ごと揺らしながら聴いていて、こいつ井上道義か?と思ってしまった(笑)。まあ色彩豊かで華々しい曲だしわからないでもないけれど、直隣じゃなくてよかったよ。ロックコンサートじゃないんだから落ち着いて聴かせてほしいよな。

Dsc_0012

2012年1月13日 (金)

アラーム音

 まあどうでもいい話だけど、10日にニューヨークで行われたニューヨークフィルの演奏会でマーラーの9番の最終楽章の弱音部の演奏中に携帯電話の着信音が鳴り響き、指揮をしていたアラン・ギルバートが演奏を中断して、音が鳴り止むまで待った後で再開した、というニュースが。情報を総合するに、着信音ではなくアラームであり、iPhoneのマリンバアレンジ音で数分間続いた、持ち主は最前列に座っていた高齢男性で、音が鳴り止むまで何もしなかった、指揮者は「終わりましたか」と声をかけたが返事がないので指揮棒をおいて待っていた、ということらしい。
 今の時代、ありそうなおそろしい話だ。キタラのように携帯の電波がシャットアウトされているホールでもアラームは止められない。電源をお切りくださいという指示にしたがうしかないのだけど、飛行機の離着陸時だって電源切り忘れる人が結構いるらしいから、根絶することは不可能だろう。間違いは誰にでもあるからすぐ止めればよかったのにね。たぶん凍りついてしまったのだろう。無理もないか。なあんていって、自分が演奏会聴いていてこんな目に(耳に?)合ったら、怒り心頭でブログで吠えまくるのは確実だけど(笑)。
 だけど、このていど?のニュースが数日のうちに世界を駆け巡るというのもすごい。平和なんだね。ついうっかりが世界中で指弾されるようなえらいことになるってのが別の意味で恐ろしいと思う。それはともかく明日のセンター試験受ける人、くれぐれもご注意を。

120113

2011年9月 6日 (火)

加賀谷はつみ「君がいる」

 北海道マラソン2011の番組テーマソングがこれ。元気いい曲で気にはなっていたのだけれど、なんて曲かわからなかったのが、いつも愛読しているOgamanさんのブログエントリで曲名が判明した。
 調べてみたらこの聞いたことのない加賀谷はつみなるシンガーはただ者ではない。Webニュースによれば今年2月から全国47都道府県を巡る路上ライブを沖縄からスタート。自主制作CDを100枚売らないと次の県へ移動できないというノルマを課してギター1本で歌い続け、8月26日に全都道府県を制覇して北海道にゴール。そして8月28日の北海道マラソンを迎える。その根性と歌唱力によって8月31日のメジャーデビューを勝ちとったという。すごい。あっぱれ。
 YouTubeでも聴けることがわかったけれど、ちゃんとした音源でフルコーラス聴きたい。さっそく買いに行きたいところだが、残念なのは今のところiTunesと着うたのネット配信のみでの発売なこと。iTunesStoreは手軽だけど、ぼくの携帯デバイスでは使い勝手の悪いiPod shuffleでしか聴けないのが大マイナス。いつもBlackBerryで音楽を聴いているぼくには意味ないのだ。著作権保護はわかるけど何とかならないもんかなあ。え、そんなマイナーな端末使うほうが悪いってか。よけいなお世話だ(笑)。でも残念だ。聴きたい。で、不便は承知でえいっとダウンロードしてしまった。
 それくらい魅力あるんだこの曲は。路上ライブの話などを知ると、この人が歌うからこそこの曲がいっそう輝くんだとよくわかる。元気出るよ。ぜひ聴いてください。

 ♪どんなに遠くたって
 ♪遅くたって前を向いて
 ♪あの大きな風のようにほら駆けよう
 ♪自分らしいスピードで
(加賀谷はつみ詞)

より以前の記事一覧

無料ブログはココログ